「僕らはSNSでモノを買う」を読んで
マーケティング用語を知らないとなかなか難しいけど、普段SNSをガンガン使っている私にとって、「わかる〜」とか「なるほど」があって興味深かった。簡単なまとめメモ。
まとめ
UGC=User Generated Contentsの略。ユーザから自然発生する口コミのこと。著者造語。
UGCによるマーケティングで向いているSNSはTwitter
購買決定における影響力1位:家族、友人、知人
ユーザから自然発生する口コミ(UGC)は強い。特にSNSはシェア機能があるためさらに拡散の可能性がある。
UGCが増えると指名検索(商品名・企業名などの固有名詞の検索)が増える
フォロワーを増やすことは手段であって目的ではない。フォロワーの質が大事。
SNSを利用している何千万人もの"パーソナルメディア"にどう取り上げてもらうか、どう拡散してもらうかを考えることがマーケティング
コモディティ商品(安価な日用品など)はUGCが発生しにくい
ULSSAS=SNS時代の購買プロセス。著者造語。
UGC:口コミ→Like:いいね→Search1:SNSで検索→Search2:Googleなどで検索→Action:行動、購買→Spread:拡散
<ポイント>
①UGCが生まれやすい企画を考える
②生まれたUGCを効果的に広げる
コンテンツマーケティングによってSEO対策やリスティング広告ではできない潜在顧客へのアプローチが可能になる
ミッションとユーザの設定
→誰の、どんな悩みを解決するのか
ペルソナ(ユーザ像)は複数設定することが多い
→これからのニーズは「狭く、深く」
質か量か?どっちも大事
<量とは>
①コンテンツの量・頻度
②テキストの量
③キーワードの量
<質とは>
①グーグルが求める質
②プラットフォームが求める質
③ユーザが求める質
カスタマージャーニーを意識する
→ユーザがどんな気持ちでどんな行動をとるのか?ユーザ視点での態度変容を時系列で想定し、どのタイミングでどのサービス・モノを提供すれば良いか想定する
チェックするのであれば...
①トラフィック数(PV数)
②読了率
③拡散数
④遷移数(回遊率)
⑤コンバージョン
感想
私自身、買い物をするときにはサイトのレビューも確認するけど、インスタをチェックすることが増えた。サイトのレビューは捏造のニュースもあったりで、それよりも利害関係のない個人の感想のほうが信頼できるイメージになった。Twitterやブログもよく判断材料になる。
一方マーケティングする側からSEO対策などを考えると、最近は個人はきびしいという声がずっとあがっている気がする。そんな雰囲気や風潮に影響されず行動し続けた人が成功するのかな。
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