他の誰かにならなくていい。必要なのは少しの「勇気」
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他の誰かにならなくていい。必要なのは少しの「勇気」

「他の誰かになろうとしなくていい。無理に何かをできるようにならなくていい。Maiは自分で思っているよりも、色んなことができてるんやよ。必要な時に、ほんの少しの勇気を出してやったらいいねん。」

旦那さんの言葉に、ただでさえ弱い涙腺が崩壊する。

無理にでも、何かをできるようにならないとダメ。旦那さんみたいに、英語ももっと話せないといけない、もっと彼みたいにお話上手にならないと、もっと賢くならないと、彼に見合わないんじゃないか。そんなことがグルグル頭の中を駆け巡っていた。

でも彼は完璧を求めていないし、義務で何かをやろうとすると注意してくれる。自分らしく幸せでいることを望んでくれてるのに、1人で気負いしてるのが恥ずかしくなる。

これまでは、別の自分になれば全てがうまく行く、って根拠のない幻想を抱いてたのね。

 留学したら…
 英語が話せたら…
 こんな人になれたら…
 違うところに引っ越したら…人生も自分も変わる。

違うかった。単に場所や状況を変えても、新鮮な気持ちになるだけで、見える世界は以前と同じやん。自分で頑張って達成できたことでしか、自分と人生を変えられない。よく考えるとそれは、必要な時にほんの少しの「勇気」の積み重ねの成果だったように思う。

私が考えている「変わる」っていうのは、他の誰かになる必要がなくて、人より苦手な部分が多くてもいい、このままの自分が最善を尽くせる方法で何かをやることなんだと分かった。変わらないことで変われたような気がする。

何かに挑戦してできなくても、失敗しても、駆け込める場所があるから安心して頑張ろうって思える。

旦那さんはグイグイ背中を押すんじゃなくて、見守りタイプ。私が勇気を出して、一歩ずつ進むことを知っていて信頼してくれる。勇気を出さずに彼の後ろに引っ込みそうになった時だけ、「ほれほれ。大丈夫やから」と手を引っ張ってくれる。

こういう時、私より3歳上な彼がお父さんみたいに思う。たまにおじいちゃんのように達観している時もある。きっと彼は小さい時に、あの素敵なお父さんとお母さんに、そうされて育ってきたのかなって。

子供だった彼を想像してクスっとするのは内緒にしておこう。

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Mai

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読書、あつまれどうぶつの森、へんてこ夫婦の結婚生活など自分の「好き」を書いています。日常の中でモヤッとしたことも、言葉にしていきたい。カナダ在住。