見出し画像

落ち込んでも前に進もう!と元気になる私の3曲

音楽って、いいな。聞くだけで元気になる、優しくなれる、エネルギーがみなぎる。色んな気持ちになれる。

今はSpotifyやYouTubeなどで、好きなアーティストの最新曲を家にいながら見聞きできる。昔の曲も配信されていて、いつでもすぐに懐かしい気持ちに浸ることもできる。それを便利ととるか、寂しいととるかはそれぞれだな〜。

レコード、CD、MD、カセットテープなどカタチは変わってきても、音楽自体は無くならない。言葉が通じなくても楽しむことができるから、音楽は偉大。

私は歌詞にメッセージが込められた曲がスキ。

メッセージってのは、そのアーティストが強く伝えたい気持ちが明確になっているもの。「売れたい」や「人に好かれる歌」を最優先にして作るんじゃなくて、誰かにあてた手紙みたいな曲。

結果的にそれが多くの人の心に届いて、売れたんだろうな。落ち込んでも前に進もう!と元気になる私の3曲はコレ。

Shake it off/Taylor Swift

遊び続ける人は遊び続けるし
人を嫌う人は、誰だって嫌うの
だから私もそういうの振り払っていくわ

意地悪な人は意地悪なままだし
嘘をつく人は嘘を何度でもつくわ
だから、私はそういうの気にしてなんかいられない
気にしてなんかいられない

考えてみてよ 嘘つきや汚い人達、そんな世の中のせいで落ち込むくらいなら この病みつきになるビートに乗っちゃえばよかったんだよ
https://studio-webli.com/article/lyrics/12.html

テイラーのように人気者で、いつも人に見られる生活をしているとアンチもいっぱいいるはず。カントリー歌手からポップ歌手にチェンジした時は戸惑ったファンも多かったんだとか。

トム・ヒドルストン、ハリー・スタイルズやジェイク・ギレンホールなどの有名セレブとの交際が長続きしなかった時には、あること無いこと書かれて批判も浴びたテイラー。

この歌では、そんなもの気にしてられない!全部振り払ってやる、と体全体で表現。

バレエ、ヒップホップ、ロボットダンスなど色んなジャンルのダンサーたちの横で、全く踊れていないテイラーが可愛い。それでも吹っ切れたように踊り狂って楽しそう。リズムも良いし、歌詞の響きも気持ちいい。

有名人でも私たちでも、心無い言葉を言われたら傷つく。気にしなくてもいいのに、その言葉をいつまでも覚えていて不必要に落ち込んだり…。でもこの歌を聴いたら、悪口を言いたかったら言えばいい。そんなの笑って吹き飛ばす!ってテイラーみたいに踊りたくなる。

あら探ししたい人や悪口を言うのが楽しい人を止めることはできない。だったら、こちらが気分を切り替えるしかない。嫌なことや意地悪な人のことを考えて、自分の楽しい時間を減らすのは勿体ない。Shake it off!!!


Sir Duke/Stevie Wonder

音楽はそれ自体が一つの世界なんだ
僕ら誰もが理解できる言葉で
みんな平等に歌ったり 踊ったり 
手拍子する機会がある世界

音楽は分かってるんだ
命がある限りそれはずっと続くものなんだってこと
音楽のパイオニアたちのことは
どんなに時が経っても忘れないだろう
https://aanii.net/sir-duke/

人種も、国籍も、年齢も、性別も関係なく、ビートを感じればひとつになってみんなが笑顔になる。スティーヴィー・ワンダーの平和な思いが込められている気がする。

日本では車のCMで使われた曲としても有名。タイトルの「Sir Duke」は、ジャズピアニストで作曲家のデューク・エリントのこと。スティーヴィー・ワンダーは彼を尊敬していて、敬愛のために作った歌。

『ガーディアンズ・オブ・(ザ)・ギャラクシー』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を観てから、80年代の曲が大好きに。89年に生まれた私は、80年代がどんな時代かは体験していない。それでも歌詞にメッセージ性があって、歌っている人たちの情熱が内から溢れてる。スティーヴィー・ワンダーも、本当に楽しそうに歌ってピアノを弾くのが印象的。彼自身がメロディみたいに思う。

Underdog/Alicia Keys

みんな言ってた 私は絶対うまくやれないって
でも私は型を破ったわ
私が追いかけてきた夢だけは私のものよ

だから私は歌うの バス停で客引きする売春婦たちの為に
お金が入るのを待つシングルマザーたちの為に
若い教師たちや研修医たちの為に
逃げられないことを知りながら最前線で戦う子供たちの為に

これはそんなアンダードッグに捧げる歌
好きなことを諦めないで
いつかもうすぐ分かるから
這い上がれるわ 這い上がるの
https://studio-webli.com/article/lyrics/396.html


Underdogを調べると、ネットでは「敗者」や「負け犬」とある。でもこの曲では、「苦境に立たされた人たち」のこと。パンデミック、黒人差別、政治など世界が大混乱した年に発表された「Underdog」は、希望の光になったと思う。ほんの小さなキッカケで状況が変わることもあるから諦めないで、と励ます曲。

初めてこのMVを見た時、泣きそうになった。アリシアを中心にして、みんなが歌って踊る姿からは「這い上がってやる」という強さを感じる。ポジティブなエネルギーが溢れている。


売春婦、シングルマザー、若い教師や研修医、逃げられない場所で戦う子供たちが出て来るのを見ると、世の中の現状を思い知らされる。

幸せな期間が永遠に続かないのと同じで、辛い期間も永遠じゃない。絶望する時も諦めずに、何度転んでも立ち上がる強さを持とうと思わされる。

アリシアは有名人になったことを見せつけるどころか、それを生かして強いメッセージを送り続けているのが素晴らしいと思う。彼女の歌詞は、何だか物語みたい。純粋に音楽を通して人を元気づけたいのが伝わってくるから、素直に彼女の思いを受け取るができる。

高校生の頃に『No one』を聴いてから、アリシアのファンに。ステージやレッドカーペットでもノーメイク(もしくはナチュラル)で登場するようになってから、さらに彼女の笑顔が輝いている。

Spotifyは自分でプレイリストを作れるのが好き。紹介した曲とその他のお気に入りの曲を「Feel Good」プレイリストに入れている。

音楽、絵、映画、小説などからはいつもインスピレーションをもらう。私も文章を通して誰かを元気付けたい。もっと情熱をカタチにしたい。

サポートありがとうございます。