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ラプンツェルの「自分の力で自由になった」ところが好き

2010年11月24日に『塔の上のラプンツェル』が公開。今年で10周年を迎えた!おめでと〜!

繰り返し映画とアニメシリーズを観て、グッズも集めるほど大好き。この映画を好きになった理由も色々あるな〜。

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・フリンことユージーンの見た目も英語版の声もイケメン
・ランタンシーンは何回観てもウットリする
・表情豊かなラプンツェルが可愛い

でも一番好きな部分は「自分の力で自由になった」ところ。ラプンツェルの話って、最後はハッピーエンドやけどよく考えたら怖い。

誘拐されて、18年間も監禁されていたラプンツェル。母親(と思っていた人)は優しいけど、「塔の外に出たい」と言うと別人のように怒るか、外は怖いもので溢れていると話す。人によったら、この母親を「毒親」と思うそう。最後はラプンツェルに手錠をつけて、人の目に触れない暗い地下に閉じ込めようとしたあげく、ユージーンを…。

 あれ?この話、自分にも覚えがある。

・友達と遊びに行く約束をしていたのに、理由なく突然「遊びに行くことは許さへん」と親に部屋に閉じ込められたことがある
・学校に行ったり、買い物に行ったりはできたけど、心はいつも抑制されていた
・親から解放される直前に起こった流血事件

一番辛いときにラプンツェルを観て、救われた。ラプンツェルはまっすぐ純真で、明るく、優しく、困難に負けない勇敢な女性。

ユージーンは頼もしいけど、ラプンツェルはそこに甘えずに自分の力で道を切り拓いていく。周りを元気にさせる太陽みたいな存在で、ラプンツェルの初めてのお友達の悪党たちの心にも癒しを与える。盗人だったユージーンも、彼女に出会ったことでまっとうに生きようと決める。

誘拐されて行方不明になっているプリンセスだと気がついた時も、白馬の王子様の到着を待たずに、自分から塔を出て行こうとした。ユージーンの危機にも、自分を犠牲にしてまで助けたいとゴーテルに懇願。そのひたむきさ、強さに心打たれた。

 私もこんな風に強くなりたい。

自分の力で道は拓けて、幸せになれるならやってみたい。「お話やからうまくいくんや」って思った。でも、自分でしか自分の今後が変えられないとしたら、どうにか良くするように行動しなアカンのちゃう?だってこれまで何も変わらないところか悪化してきたやん。見たくないものから目を逸らして、ちゃんと見たら家族も自分もボロボロ。

怖いものに立ち向かって、一歩ずつ進んでいくことしかできない。でもそれをしたからこそ、今の幸せがあるんやと思っている。

私にとってのユージーンは、旦那さん。彼のアドバイスが無かったら、今も家族のもとで苦しんでいたかもしれない。それを本人に言うと、「オレはユージーンみたいにイケメンでも、イケボイスでもないけどな。」って言われるけど、そこちゃうねん。私は彼の見た目も大好きやけど、それ以上に私を想って、寄り添ってくれるところも大好き。

ラプンツェルを見ていなかったら、自分で道を切り拓いたあとの「幸せ」にも目を向けられなかったかもしれない。

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家族から解放されて自由になった時、初めて塔の外に出たラプンツェルみたいな気分だった。「BEST DAY EVER!!!」ってはしゃいだり、落ち込んだりして感情の浮き沈みが激しかった。

今は、ラプンツェルのように大好きな人と一緒にいて、自分の好きなことを楽しんでいる。

 自分の人生は、自分でしか良くできない。

そう教えてくれてありがとう、ラプンツェル。これからも大好き♡

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