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バッタモン家族

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暴力が日常で思ったことや学んだこと。自分の人生の「幸せ」について考える。
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#虐待

【第1話】バッタモン家族

これが私の家族。 家の中はバッタモン(偽物)、暴力、罵声、不信、依存で溢れていました。 …

『今』の積み重ねが『未来』だとしたら

友人の結婚式に参列。友人カップルが幸せそうな姿は嬉しかったし、とてもいい式だった。 結婚…

虐待を減らすために必要だと思うこと【個人的な理想論】

【注意】 私は専門的なことはわかりません。いち個人の小さな経験から理想論を書いているのを…

真心のこもった愛情は、最高の治療薬

虐待死。親殺し。 そんなニュースを見ると、「もしかしたら、ここに名前が載るのは自分だった…

記憶にございません

私は30歳までの記憶がほとんどない。ある日突然、30代になった感じだ。 通った学校、就職した…

トラウマの本当に厄介なところは…

この前、こんな記事を書いた。 父親が逮捕されたこと、日常的な暴力など「衝撃的な出来事」を…

愛されなかったことはもういいよ。あるものを与えよう。

愛されるのは強いんだな。 愛されない人が弱いとかそうじゃない。 愛される人は強いんだな、ただそう感じるだけだ。 誰かが書く親子の微笑ましいエピソードを読むと、そこには家族への優しさや愛おしさが溢れている。「素敵だな」と心が温かくなるのと同時に、嫌な感情が湧いてくる。なんで私は大切にしてもらえへんかったんやろ。この人たちと何が違うんやろ。なん… はい、ストップ。 ここで突然の「眠気」が襲ってくる。現実の嫌なものをシャットダウンしようとするとこうなる。家族に愛されている人が

【第39話】 秘密の10万円

*読む時のお願い* このエッセイは「自分の経験・目線・記憶”のみ”」で構成されています。…

ある記事を読んで、子供の人格否定について考えた

本日は、いつもと少し違うアプローチで文章を書いてみようと思います。 というのも昨日、 「…

【第38話】ハサミ

パパ 死ね 家族の我慢は限界に達していたのに、それでもまだ耐えることを選んだ継母。 ハサ…

【第37話】暴力の中に愛情は存在しない

それまでの父の理不尽な言動と行動を許せていたのは、父が大好きだったから。 子供の頃は色ん…

虐待を受けていた私の頭の中と幸せの見つけ方

私は5年前まで心の成長が止まっていて、感情の表し方が難しかったです。 両親から暴言を浴び…

【第35話】進路決めで歴然となった姉妹の”差”

あれもそう、これもそう、思えば私と妹には”差”があった。 *読む時のお願い* このエッセ…

【第34話】高校の卒業証書をもらえてない話

お金が無いとしても、心まで貧乏にだけはなってはいけない。 貧乏、というのは、”何かが足りない”状態のことだけを言うのではない。「すでに持っているものの価値を認められない」ことが、本当の”貧乏”なんだと思う。 例えば、お金のことでやきもきイライラすること。お金がないことを「不幸」に直結させて考えること。楽しそうな人を見て妬み、八つ当たりすること。挙げだせばきりがないが、お金があっても無くても、こんな人を見て、あなたは「あの人、幸せそうやな」と感じるだろうか。 実のところ私