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最果タヒさんの、「愛より朝が待ち遠しい日の本」に向けた詩たち。

たまたま文房具屋件本屋さんで詩集の宣伝を兼ねたチラシのようなものをもらってきた。 本のタイトルは「愛の縫い目はここ」、最果タヒさんの詩集です。 「愛でしか救えないものは、ないのかもしれない」 そんな朝のための10冊。 「愛より朝が待ちどおしい日の、10冊」と題して、 最果タヒさんが選んだ10冊の紹介と、 その10冊それぞれに当てた書き下ろしの詩が書いてある。 何気なくもらってきたたった一枚の紙だけれど、何かが動かされる。 詩を書く人は、他の人が書いたものに対して

音のない世界で。

こういうと変な人みたいだけれど、感覚がなくなることに興味があります。 多分はじまりは、自分の目が悪いこと。今でもコンタクトなしでは(-9.0までいってしまった)、日常生活はおくれない。 小さい頃から目が悪くて、よく「そんな暗いところで本読んでると、目見えなくなるよ」と言われていて、「はいはい」なんて答えながら、どこかで「本当に見えなくなったら、どうしよう。どうなるんだろう」って思っていた。 今でも、もしかしたらいつか見えなくなるかもなあなんて、漠然とだけれど思っている。

NY在住の日本人アーティストカップルのドキュメンタリー CUTIES AND THE BOXER

ドキュメンタリーが好きなアメリカ人の船内ルームメイトがおすすめしていて、皆で見たドキュメンタリー映画「CUTIE AND THE BOXER キューティー&ボクサー」1時間20分ほどと割と短く、ドキュメンタリーって飽きちゃうことがあるんだけれど、最後まであっという間に見た。見たものや読んだものの感想を、どんな形でもいいから言葉にする。その練習として、感想を書いていく。 「日本人だなあ」 今回周りが皆外国人の中、私だけが日本人という状況で見たのがどれだけ影響したのか分からな