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安心感は身体のふれあいから

子どもの輝く居場所づくりワークショップ5回目。

いつもやんちゃで態度も声もでかいT君が、今日は珍しく色んな人の膝に乗ったり大人と絡みあっていた。

他の仲間のやんちゃたちがお休みだったからか、大人に甘え放題できたのだ。

そんなこともあって、
ワークの前半は身体と身体が触れあうワークが多かった。

自由な伸び伸びとした表現活動を目的としたこのワークショップ。

まず、安心できる場所でないと、自由な表現はできない。

安心感とは何かというと、

自分はここに居ていいんだ

という気持ちだと思う。

親や、周りの人との関わりで、この気持ちは育っていく。

その「自分はここに居ていいんだ」という気持ちを作っていくときに、

身体に触れること

で、子どもたちは安心することがある。

「あなたは大切な存在だよ」
「受容してるよ」

というメッセージを受けとるのだろう。

(感覚過敏などは、身体を触れることが安心に繋がるとは言えないが)

今回のワークショップは社会的養護の子どもたちや発達に偏りがある子どもたち中心であった。

彼らの生育歴で、どれだけ身体の触れあいがあったのか、
どれだけ一対一でのしっかりとしたやりとりがあったのかは分からないが

身体をさすったり、
乗っかったり、押したり、
だっこしたり、おんぶしたり。

この身体の触れあいを通して、
最初とは比べ物にならないくらい
伸び伸びと活動に参加し始めた。

もちろん身体の触れあいだけが
原因とは思わないが、

身体をさすって、
ぎゅーって抱き締めてからだと、
活動に参加できる子もいた。


身体と心は繋がっている。

子どもは大人よりも、素直で通りがいいのだと思う。


あなたは大好きだよ、大切な存在だよ、っていうこと。

私は、生まれてきて幸せだなって、

身体を通して実感してってほしいなって思う。


それができるように、
明日は最後の活動、発表もある。

楽しもう!



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