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下手な占いより当たると評判のザ・シンプソンズとパンデミックとトム・ハンクスと…。

3月11日に自身のツイッターで、夫婦揃って新型コロナに感染したことを発表した、ハリウッド俳優トム・ハンクス。あれから約2週間が経過し、どうやら夫婦共々、回復に向かっているようでなによりです!

さて、トムハンクスが感染し、自主隔離、というニュースが出るやいなや、シンプソンズ・ファンが、またも騒つきました。

お約束の、ザ・シンプソンズは、トム・ハンクスの隔離を「予言していた」です。「下手な占いより当たる」と評判の、米テレビアニメシリーズ『ザ・シンプソンズ』。

それにちなんだ記事を、ニュースが出た直後に寄稿しました。合わせて、27年前に放送された架空の「大阪インフルエンザ」にも触れています。

過去には、ドナルド・トランプの大統領就任、大手ファストフード会社の教育分野参入、イギリスの馬肉混入事件、突然変異した三つ目の魚の出現などを“予言”して、的中させてきた。
そんなシンプソンズが、感染症のパンデミックも、ハリウッド俳優トム・ハンクスの新型コロナ感染も“予言”していたと、ファンの間で話題になっている。

こちらは、そのシンプソン一家が住む架空の街・スプリングフィールドで、(中国の武漢市とは異なるが)日本の大阪からやってきた謎のウイルス「オオサカ・フル(大阪インフルエンザ)」が大流行するーーという、1993年に放送されたエピソード。

「大阪インフルエンザ」が海を渡って広がった理由は、とある日本製ジューサーがテレビショッピングを通じて人気になり、スプリングフィールドの住民たちがこぞってオーダーしたこと。

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90年代の日本の働きすぎ文化を皮肉ってか、大阪にあるジューサー工場の労働者たちは過労気味。ライン作業員のひとりはインフルエンザを患っているにもかかわらず出勤し、商品を箱詰めするときに咳をしまくり、菌を中に入れてしまっていた……。

とまぁ、93年当時のアメリカから見た日本のイメージが、どんなもんだったのかも、なんとなく伝わってきますね。






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