ロジャー・ムーアの元所有車、テクノクラシカ・クラシックカーショーに出展／Volvo 1800S

写真説明）2018年3月に開催された“Techno-Classica Essen”に、かつてサー・ロジャー・ムーアが所有し、テレビシリーズ「ザ・セイント」で劇中車として活躍した車両そのものが出展されました

劇中車1800Sがクラシックカーショーに展示されるのは初めてのこと

過去にサー・ロジャー・ムーア（注1）が所有した1800Sは、1966年11月にスウェーデンのボルボ・トルスランダ工場で製造された車両です。ボディはパールホワイトに塗り上げられ、この車両用に特別に仕立てられたスポーク部分が切り詰められた様なデザインのMini-Liteホイール、Hella製フォグランプ、ボルボ製ウッドステアリングホイールを装備。そして車内にはダッシュボード上の温度計、スタジオ撮影中の俳優を冷やす目的の室内ファンといった「ザ・セイント」（注2）の劇中車らしい装備もそのまま残されていたそうです。
※今回の記事は2018年3月のリリースを元にしています

「ザ・セイント」撮影当時のスチルカット。サー・ロジャー・ムーアにとって、30代半ばという脂の乗った時期の作品と言えるのかも知れません。その後はご存じの様に、ショーン・コネリーの後を受けるカタチでジェームズ・ボンド役に