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小寒。その後

これを書いているのは2023年1月10日(火)

1月6日(金)は小寒の初日。「寒の入り」といわれ寒風と降雪の時節で寒さが厳しくなる頃だそうだ。

確かにこの日を境に寒さの質が変わった感もあり翌日の施術での症状も首、頭の痛みが多く(ほとんどが左)取るのに手こずった。
自分の正月休み呆けもあるのか調整の手がまとまらず輪郭のはっきりしない間延びした時間が過ぎていく感じがした。

こうした時はリターントゥベーシック。基礎に帰るのが定石なのを今までの経験から知っている。基礎から離れ足元が定まらない感じは寒さが厳しくなり頭にばかり熱がこもってソワソワと小手先の手数だけが増えたこの日の調整とそのまま一致している。

痛みなどの分かりやすい症状がないだけでお客さんと同じ「症状」の中に自分もいたことになる。

澄んだ心持ちで観察すること。通りが悪い場所に留まらずに時間を意識して手を進めること。

それはそうと年始から感じて知らぬまに忘れていた左股関節の不調が昨日ギックリ腰手前の状態となって急に現れた。自分の身体の姿形が崩れてるのが分かる。動かそうとすると「一線を越えて」しまいそうで怖い。自分でも少し手を加えてその後スタッフに施術してもらった。

本厄の今年は自分の健康に気を配ることにする。それは薄々気づいていながらも手をつけないでいたことに手を触れその感触を感じながら整理していくことだ。

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