【Tokina atx-m 85mm F1.8 FE plus】単焦点レンズは面白い。
単焦点レンズは面白い。
初めて単焦点レンズを買ったのは去年の8月。
単焦点ということは画角を変えることが出来ない。そのため、撮影者自身が動かなければならない。
でも、確実にズームレンズを使っていた時より「何を、どう映すか」ということを考えるようになったと思う。
それに加えて画質の良さも気に入ったポイントの一つ。
そうして、私は単焦点レンズにハマった。
そして、先月
Tokina atx-m 85mm F1.8 FE plusを購入した。
きっかけは知人が85mmの単焦点レンズを購入していたからである。
オークションサイトを眺めていると、相場価格よりも安い上に状態のいいレンズが。
「ポチ」
という訳である。
我ながらチョロすぎる。だがそれでいい。
届いて早速使ってみる。
最初の感想としては「余計なものが写らない」
45mmのレンズは単焦点の中では万能と呼べるレンズだと思う。それが故に尖った面白さはあまりない。
余計なものが写らないということは、画角が限られるということ。
つまり、ピンポイントで写したいものを写せるということ。
これは面白い。
画質の良さは言うまでもないが、特筆すべきは85mmの焦点距離による圧縮効果。
強すぎず弱すぎず適度な感じがとてもいい。これは45mmでは出ない。
それに加えて被写体の立体感も45mmよりいい。くっきりと浮き上がってくる印象。
また、トキナー特有の青の発色の良さも個人的に好みだった。青空の空気感がしっかりと絵に現れる。
85mmはやはりポートレート向きのレンズであり、万能とは言い難い。
だが、それを補ってなお余りある面白さがあると思う。
レンズの買い替えを検討している人は単焦点レンズをぜひとも候補に入れてみてほしい。
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