見出し画像

クロちゃんのこと

水曜日のダウンタウンを時々見る。オープニングがPUNPEEでカッコイイから。(ここで1つ自慢させていただくと、私はPUNPEEさんに「うさちゃん」って呼ばれたことがあります!あぁ!)夫のおゆさんが毎週録画して見ているので、おゆさんが見るタイミングで隣に居れば一緒に見る、という感じでしか見てないけれども。

水曜日のダウンタウンといえばクロちゃんみたいなところあるじゃないですか。(ない?)
クロちゃんっていうのは安田大サーカスっていうサーカス団に所属している方のことです。

少し前に放送された、クロちゃんのダイエット企画の説(あれは説なのか?)第1話目を見ていた時のこと。
内容は、減量の数字によってクロちゃんがプロデュースしている豆柴の大群というアイドルグループのライブにゲスト出演してくれるアイドルが変わるというもの。減量の数字が大きくなるほど、大物アイドルが出演してくれるというわけ。

そこで印象的だったのが、これだけ痩せたらこのアイドルが出演してくれますよ、と企画を説明している場面。出演アイドルが発表された時の彼の喜び様。すごい喜んでる…怖い…まだ何も決まってないのに....。

だけど、ちょっと見ているこちらが引いてしまう程に周りを置いてけぼりにして喜んでしまうことって大人になってなかなかできることじゃない。あんな風に喜ばれたら企画したスタッフさん達も嬉しかったんじゃないかなあ。

そういえば、私も子供の頃は嬉しかったことがあったとき、胸の中で膨らんだ嬉しさを一気に吐き出すかのように大声を出して飛び回っていたっけなぁ、なんてことをその時のクロちゃんを見てふと思い出したりした。いつからだろう、嬉しかった時に大声を出さなくなったのは。

日常の小さなことに感動したいし柔軟な発想をしたい。そういう子ども心を忘れずにいたいって大人になると誰でも思う時がある。みんな子どもだったのに、どうして忘れてしまうんだろうね。

クロちゃんを見てると、ハートの純粋さが子どもそのものだなと思う。もちろん卑しい部分もテレビではたくさん放送されていて、これはまじで無いキツいなって事も頻繁にあるけれど、それは子どもも同じ。加減を知らない子どもは大人が驚くようなズルをたくさんする。クロちゃんは良くも悪くも子どものまま大人になった人、という感じがする。

そんなクロちゃんの子どもハートを羨ましく思う人は結構いるんじゃないかな。特にクリエイターって呼ばれる仕事や趣味を持ってる人なんかは。言葉や表現のストレートさやあの純粋なパワーははなかなか真似できるものじゃない。

テレビでは馬鹿にされてばかりの映り方でなかなか見落としてしまいがちだけど、クロちゃんの子どもハートはちょっと見習いたいなぁと思うのでした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?