11年目のバトンを握る
あけましておめでとうございます、
オグリーナ・ジョリーです。
本日、コネヒト株式会社は11年目を迎えました🎉
私は2018年5月入社なので、コネヒトの半分弱を見てきたことになります。
このエントリーでは、年末年始を利用して行った個人の振り返り(生煮え)〜コネヒト11年目のバトンを握る想いなどをお話しします。
2022年の個人振り返り
「新しいチーム、どんな感じ?」と聞かれることも多いのですが、答えは「どーもこもーもない!上手くできない自分に腹が立つし、時間には飲まれるし、でもやりたい事は増えたから結果オーライ!」と早口で答えています。悔しくて悔しくて、3Qについては30点くらいの自己採点です。でも色々腹を決めたり、人生を肥やす良い問いを収穫できた大満足の2022年でした。イントロなので振り返りは簡単に🙏
作りたい未来に立ち返る
突然ですが、皆さんには作りたい未来像はありますか?
私は "どこにいても最善の相談者にアクセスできる、どこにいても最善の選択肢を選ぶことができる社会を作る"という夢があります!
言語化できるようになったのは最近ですが、過去在籍した企業を振り返っても、日本中の個人やローカルな商品、コンテンツと繋がれるプラットフォーマーである共通点があり、どうやら10年くらいは惹かれるテーマだったようです。わずかな瞬間も、人生の大きな分岐でも、プロダクトを通してユーザーの皆さんの人生の選択肢を広げられるものであってほしいと願っていたし、短いながらその歴史のバトンを繋げたことに誇りをもっています。
そして2018年にコネヒトを選んだ理由のひとつにも繋がります。コネヒトは「人の生活になくてはないものを作る」と言うミッションを掲げており、オンライン/オフラインの垣根を超え、人生を支えるものづくりが出来る会社です。テクノロジーを活用して、インターネットを超越した価値にこだわります。だって私たちの人生はオンラインの世界だけじゃないから。
こちらでもお話ししましたが、田舎育ちの私は、選択肢の少ない環境に窮屈を感じで育ちました。
習い事、学校、移動手段、受験の相談、思春期のやり場のない気持ち、多様な考えとのぶつかり、刺激、友人、出会い、全てが当時の私には不足しており表を繕う10代を過ごしていました。くっそ生意気にすみません。塾の先生や部活の先輩など、潜在的に力を貸してくれる人はたくさん居たはずなのに上手く悩みを言葉にできなかったし、自分がどうしたいのか向き合う術も持ってなくて悶々としていました。働き始めて、真の仲間を得てからは「◯◯はAさんに聞こう、△△はBさんに聞こう!」と最善の相談者にアクセスできる環境に感謝の連続でした。悩みも課題もいい感じに次々と出てきてしまうけど、頼もしい仲間がいればどこまででも歩みを進められることを学んだのもこの頃でした。
10代の私へ
ママリは本当に素晴らしい、誇らしいサービスです!支え合いの気持ちが強いユーザーの皆さんのお陰で、日本一?世界一?のコミュニティのひとつと言って良いと思います。子どもの成長に伴う変化と悩み、慢性的な睡眠不足、ワンオペなど、しんどい時も受け止められる血の通ったコミュニティです。
それでも、支えられているのはほんのひととき。大変と言われる出産育児時代も、過ぎてしまえば良い思い出、人生の中ではほんの一瞬と言われています。私たちが悩みの連続であるのと同様に、これからの時代を作る子ども達も、受験、就職、人間関係、キャリアアップ、結婚、出産、育児、教育資金、親子関係、介護、老後の暮らしなど悩むんだろうな〜と、書き並べただけで息切れしてしまいます。大なり小なり人生に悩みはつきもので、いつか消えてなくなることはない訳ですから上手く付き合う必要があります。
そんな時、数多の悩みをかき分けて「ちょっとすいませんね〜壁打ち相手になりますんでね〜」と手を差し伸べてくれる友人がいたら、それが一部の人の特権ではなく皆が享受できるインフラであればと考えると胸が熱くなります。これまでの人生、多くの友人に助けてもらった恩を繋ぎたい、テクノロジーの力で日本中の家族に手を伸ばしたい気持ちです。
10代のわたしへ
あんなに窮屈で孤独を感じていたけど、お陰で素敵な野望ができたよ。私もコネヒトも、誰かの人生を支える良き友人でありたい、そして私たちが生み出すサービスもまたそんな存在でありたいと、大人になった私は心の底から熱狂できているよ。
11年目の醍醐味
前置きが大変長くなりましたが、いよいよ視点を2023年に向けたいと思います。今年も色々なことにチャレンジしますが、11年目のコネヒトだからこそ挑戦できるトピックをご紹介して締めくくりたいと思います。
1、伴走型相談支援
課題点についても多く議論されていますが、昨今は少子化対策元年と呼べるほど、こども家庭庁、男性育休、児童手当を中心とした経済的支援などのニュースに溢れています。
そんな中、厚生労働省から発表された妊婦・子育て家庭への伴走型相談支援と経済的支援の一体的実施 はまさに、ママリを通して、悩みをかき分け、日本中の子育て家庭に手を伸ばすチャンスと見ています。
プレスリリースでも発表しましたが、これを機に多くの地域でお役に立ち "どこにいても最善の相談者にアクセスできる、どこにいても最善の選択肢を選ぶことができる社会"に近づけることを、仕事の枠を超えて楽しみにしています。
2、もうママだけじゃない
昨年末に決めたプロダクトビション、とても気に入っています。
"家族"、"幸せの連鎖"など、私が入社した2018年では取り組めなかった新たなキーワードです。今後の施策検討の北極星となる大切な価値観です。「この施策で、未来の可能性が増え、家族の幸せが連鎖するか?」を何度も何度も声に出しながら試行錯誤できる喜びを11年目のバトンを握りながら噛み締めています。
ママリをローンチして約9年。
ママだけではなく、その家族、属する社会を巻き込まないと私たちが向き合う社会課題は解決できないと痛感してきました。 "家族" に向けた取り組みを進められることが、11年目のコネヒトに携わるも私たちの使命であり幸運であると改めて感じています。プロダクトビジョンについてはCPOがnoteにまとめておりますので、ぜひこちらもご覧ください。Goalである幸せの連鎖についても、いつか考えをお伝えできたらと思っております!
最後に。
以前一緒に働いていた社長が「最初の1人として初めて、最後の1人になる覚悟がないと社長はできない」と言っていたことを思い出しました。11年前の今日、どんな気持ちで開業届を出したのか想像しながら、11年目のバトンを強く握り直したいと思います。
皆さま良い週末を👋
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