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2021年上半期のInstagram動向

こんにちは!SNSマーケターのおぐりん(@ogurin__)です!SNSの中でもインスタグラムが大好きで、日々研究を行っています。

もうすぐ7月!ということで、2021年上半期のInstagram動向を、主観的意見も含めながら時系列で振り返っていきたいと思います。

下半期に突入する前に、みなさんがInstagramの最新動向を改めて振り返るキッカケになりましたら幸いです。また、最近Instagramマーケティングに携わり始めた方が周りにいましたら、ぜひご共有いただけるととても嬉しいです。

2月:Shop Payとの連携

2月9日(米国時間)に、Shopifyの決済サービス「Shop Pay」がFacebookとInstagramで連携を行うことが発表されました。2021年6月現在、米国のみ利用可能となっております。

Instagramで商品を購入する場合、現状はECサイトなど外部サイトへ遷移しないと購入ができないのですが、Shop Payとの連携が実装されることでInstgram内で決済まで行うことが可能になります。

Shop Payはクレジットカード情報だけでなく配送情報も登録しておくことができるので、都度登録する手間が省けるため、Instagram内での購入ハードルが一気に下がることが予想されます。

▼Shop Payの利用イメージ

海外の一部の国では、すでにInstagram内で「Facebook Pay」を使ってクレジットカードやPayPalでの決済を行うことができるようになっていて、このFacebook PayにShop Payが追加される形となります。

「Facebook Pay」とは、Facebookが提供している決済サービスのことで、Facebook、Instagram、Messenger内の支払いで利用することが可能です。Facebook Payを利用できる国は、以下のURLから確認することができるので、気になる方はチェックしてみてください。

特にショッピング機能を活用している事業者さんは、日本での実装が待ち遠しいですね!

3月:ライブ配信の新機能「ライブルーム」

3月1日(米国時間)に、最大4名でライブ配信を行うことができる新機能「ライブルーム」が登場しました。これまでは最大2名までだったので、以前よりも多くの人と一緒にライブ配信を行うことが可能になりました。

ライブルームの企業アカウントの活用事例はまだ多くないのですが、インフルエンサーが雑談ライブを行っていたので共有します。ライブルームを活用してみたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!

▼インフルエンサーのライブルーム活用事例

企業アカウントがライブルームを活用する上で注意しておきたいのが、4名で配信することで画面が4分割されてしまうため、1ユーザーあたりの表示される画面が小さくなってしまう点です。

アパレルブランドなど商品を販売することを目的としてライブ配信を行う場合、商品が見えにくくなってしまうためライブルームは不向きだと考えられます。なので、ライブルームは「会話すること」を主な目的として活用するのが良いと思います。

企業アカウントがライブルームをどのように活用するべきかというと、例えば「複数のインフルエンサーとのコラボ配信」や「企業アカウントとユーザーとの座談会」など、他アカウントとの双方向コミュニケーションを目的とした企画で活用するのが良いのではないかと考えています。

後述しますが、4月にはライブ中のマイク・カメラオフ機能も実装されるため、顔出しをしたくないインフルエンサーや一般ユーザーの参加ハードルを下げて、一緒にライブ配信を行うことが可能です。

3月:リールの新機能「リミックス」

3月31日(米国時間)に、既存のリール動画とコラボレーションできる新機能「リミックス」がリリースされました。TikTokの「デュエット」と似た機能で、画面が2分割され、既存のリール動画と自分の動画を一緒に投稿することができます。

リミックスがどんなものかイメージが湧かない人は、以下の活用事例をご覧ください!

▼リミックスの活用事例

TikTokでデュエットしている動画を検索してみると、若年層を中心に様々なデュエット動画を見ることができますが、Instagramでリミックスを探してみても現状は少ない印象です。TikTokと同じようにInstagramのリミックスも、若者に多く活用されるようになれば、徐々に広まっていくのではないかと感じています。

6月上旬ごろ、一部アカウントのリール画面上に「リミックス」のボタンが表示されました。Instagram側もリミックス機能をユーザーに活用してもらうために試行錯誤していることが見受けられます。

過去のInstagram動向を振り返ってみると、IGTVやリールなどInstagram側が推している機能は積極的に配信される傾向にあります。リミックス機能もInstagramが押している機能の可能性があるため、利用しているユーザーが少ない今のうちに、ぜひ試してみましょう!

▼リミックス機能の使い方はこちら

【リミックスの使い方】
①リミックスしたいリール動画を見つける
②画面右下の「・・・」をタップし、[このリール動画をリミックス] を選択
③画面が2分割され、既存のリール動画が左に、自分が新たに撮影する動画が右に表示されるので、通常リールを撮るときと同様にボタンを押して撮影する
④撮影後に [編集] を選ぶと、スライダーのアイコンからボイスオーバーを使って音声を追加したり、マイクのアイコンから既存のリール動画と自分の動画、それぞれの音声の大きさを調整したりすることも可能
⑤編集を終了後、リール動画を投稿
参照:https://about.fb.com/ja/news/2021/04/remixtool/


4月:ストーリーズの予約投稿機能

4月15日に、Facebook Business Suiteにてストーリーズの予約投稿が行えるようになりました。Instagram運用を行っている方は、ストーリーズの予約投稿ができるようになったことで、当日に投稿を行う手間が省けますね!

iOS、Androidまたはデスクトップにて予約投稿を行うことが可能のようですが、2021年6月時点で、デスクトップでのFacebook Business Suiteの利用ができないアカウントも見受けられました。予約投稿のスケジュールを立てる前にFacebook Business Suiteにて事前に確認をしておくのが良いでしょう。

現状、Facebook Business Suiteにて予約投稿する際の編集機能は、「スタンプと文字入れ」など簡易的な機能のみ実装されています。なので、クリエイティブをFIXさせてからFacebook Business Suiteにて予約投稿を行うのがおすすめです。

▼ストーリーズの予約投稿方法はこちら


4月:「ヒトサラ」がレストラン予約機能のパートナーに

4月21日(日本時間)に、レストラン予約機能のパートナーとしてグルメメディアの「ヒトサラ」と連携することが発表されました。過去に、「ぐるなび」「TABLE REQUEST」と連携を行っているので、「ヒトサラ」で3社目となります。

レストラン予約機能を活用することで、プロフィール画面に「席を予約する」のアクションボタンを設置することが可能です。この機能を見たことがない方は、以下のアカウントでレストラン予約機能を設置しているので、ぜひご覧ください。

▼レストラン予約機能の活用事例

利用条件ですが、ビジネスアカウントで、先ほどご紹介した3社のメディアで掲載されている飲食店であれば、フォロワー数に関係なくどなたでもレストラン予約機能を活用することが可能です。

4月:ライブ中のマイク・カメラオフ機能

4月29日(米国時間)に、ライブ配信中にマイクをミュートにしたり、カメラをオフにできる新機能追加の発表がありました。

最大4名まで一緒にライブ配信を行うことができる「ライブルーム」を3月の動向でご紹介しましたが、マイク・カメラオフ機能が追加されたことによって、Clubhouse(クラブハウス)のように音声のみで配信を行うことが可能になりました。

ライブ配信中にマイク・カメラを常時接続する必要がなくなったので、家事や移動中など「ながら」でできるようになり、利用者のハードルも一気に下がったのではないかと感じています。

個人的には、今後ZoomやMeetで実装されている「バーチャル背景」を選択できるようになると便利だなと思っています。外出自粛の影響で、自宅ではライブ配信を行う場所を確保するのが難しいという方も多いのではないでしょうか。

▼Zoomのバーチャル背景の例

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バーチャル背景が追加されることによって、利用者は配信を行う場所を用意することなくライブを行うことが可能になるので、よりライブ配信を活用するユーザーが増えるのではないかと推測しています。

5月:ストーリーズの新機能「コラボ」

5月17日(日本時間)に、ストーリーズの新機能「コラボ」が日本限定でテスト開始されました。

コラボの使い方ですが、ストーリーズのスタンプ機能からコラボを選択し、テーマを設定して共同投稿者を選ぶことで、他のアカウントと一緒にストーリーズ投稿を行うことが可能になります。

▼コラボのイメージが湧かない方はこちら

実際に、私が運用しているインスタメディアでコラボを試してみました。希望者20名を共同投稿者にしてコラボを行った結果、コラボの機能を初めから使いこなせた方は3名のみでした。これらのことから、ユーザーにとってコラボは使い方が難しく、ユーザー同士での利用が活発になるには時間がかかるのではないかと推測しています。

もし企業アカウントでコラボを行う場合は、コラボする企業アカウントやユーザーに、予め機能の使い方を情報共有しておくことでスムーズに活用できるのではないかと感じています。

個人的にはとても良い機能だと思っていて、コラボを活用することで、コラボを一緒に行う共同投稿者のフォロワーにも自アカウントのストーリーズ投稿をリーチすることができます。他アカウントなどもウォッチし、引き続き効果的な利用方法がないか模索していきたいと思います。

5月:リールとライブ配信のインサイトを追加

5月24日(米国時間)に、リールとライブ配信のインサイトが閲覧できるようになりました。特にリールのインサイトは、Instagram運用者にとって待望の追加機能だったのではないでしょうか。

リールのインサイトが閲覧できないころは、リール画面上に表示される「いいね数・コメント数」とリールタブのサムネに表示される「再生回数」、クリエイティブで仮説検証を行う必要がありました。インサイトが閲覧できるようになり、フィード投稿の分析でも重要な項目である「リーチ数・保存数」が確認できるようになったので、より精度の高い分析を行うことが可能になりました。

リールのインサイトの閲覧方法は2種類あります。リールを全画面表示している状態から確認する場合は、画面右下にある横3点ボタンを押していただき、一番下に表示されている「インサイトを見る」で確認することができます。

プロフィールグリッドからもインサイトを閲覧することが可能で、該当のリール投稿をタップし、クリエイティブの左下にある「インサイトを見る」から確認することができます。

5月:いいね数の表示・非表示の管理

5月26日(米国時間)に、投稿の「いいね数」の表示を利用者が選択できる機能が導入されました。

2019年に「いいね数」の非表示をテストした結果、メリットを感じている方もいれば不便だと感じる方もいたようなので、利用者が表示・非表示を選択できるようなアップデートが行われました。

「いいね数」の表示・非表示が選択できるようになったことで、運用にどのような影響があるのでしょうか。

株式会社ジャストシステムがInstagramの「いいね数」に関する調査を行いました。いいね数が非表示になったことによる変化について質問したところ、54%の人が「特に変化はない」という回答でした。

Instagramが、いわゆる「インスタ映え」の世界だったころ、インスタグラムユーザーにとって「いいね数」の表示は、自分の魅力をわかりやすく他者に伝えるステータスだったように思います。

しかし近年、Instagramが情報収集ツールとして変化していったことや、「いいね数」よりも『保存数』を意識した投稿が増えたことにより、「いいね数」が多いことが以前よりもステータスになっていないのではないかと感じています。

結論、「いいね数」の表示・非表示は、運用にあまり影響するものではないと考えられます。もしInstagram運用者で表示・非表示に迷われている方がいましたら、他社に容易に「いいね数」の情報を渡さないという観点で非表示で良いのではないかと思います。

参考:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/80245

5月:新商品をバズらせる機能「ドロップ」

5月26日(米国時間)に、Instagramショップで新商品を訴求するための新機能「Drops(ドロップ)」を発表しました。2021年6月現在、米国のみの公開となっております。

ドロップがどのような機能なのか、海外の情報を踏まえて以下にまとめました。

・ショップタブの上部に「Drops」が追加され、閲覧者の関心に合わせた発売予定の限定商品や、最新のリリース情報が表示される。
・多くの場合、数量や期間を限定して販売する商品の需要を高めるために利用される。
・閲覧者は、興味を持った商品のリマインダーを受け取ることを選択し、Drops内でまとめて見ることが可能。
・Instagramのチェックアウト機能で、Dropsの商品を直接購入することができる。

参考:https://jp.techcrunch.com/2021/05/27/2021-05-26-instagram-launches-a-new-section-for-shopping-product-drops/
https://www.socialmediatoday.com/news/instagram-adds-new-drops-product-showcase-to-help-boost-ecommerce-activit/600881/

▼ドロップのイメージ

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引用:https://www.socialmediatoday.com/news/instagram-adds-new-drops-product-showcase-to-help-boost-ecommerce-activit/600881/

これらのことから、ショッピング機能を利用している事業者にとって新商品のリリース前から訴求を行うことができる有益な機能であることがわかりました。ドロップに関しての情報はまだまだ少ないので、日本でのテストや実装の情報があれば、またTwitterなどで発信したいと思います!

6月:Messenger API公開

6月2日(米国時間)に、Instagram用のMessenger APIが全ての開発者に公開されました。

現状、ブランドアカウントやショッピング機能を活用しているアカウントは、ユーザーからのお問い合わせにかなりの工数がかかっているのではないでしょうか。

ただ、商品に関するお問い合わせからコンバージョンする可能性は高いと思いますし、Instagram内でのユーザーとのやり取りはアルゴリズムにおいても重要であることが分かっているので、できれば全てのDMに返信していきたいところです。

そこで、この「Messenger API」を活用することで、テンプレート化したテキストやメディアを自動でDM送信することが可能になります。お問い合わせに回答するだけでなく、購入後のお礼のご連絡や、回答結果に合わせたおすすめの商品をご紹介することもできます。

現時点では、全てのアカウントが利用できるわけではなく、フォロワー数に応じて段階的に利用できるアカウントが拡大していくようです。

参考:https://techcrunch.com/2021/06/02/facebook-opens-its-messenger-api-for-instagram-to-all-businesses/
https://www.hottolink.co.jp/column/20210611_109462/

6月:クリエイターの収益化をサポートする3つの機能強化

6月8日(米国時間)に、クリエイターが収益を上げるための手段として、バッジ機能やショップ機能の拡充が発表されました。

今回の発表で、クリエイター向けに大きく3つの機能(①バッジ機能、②アフィリエイト機能のテスト、③ショップ機能)の追加が行われることがわかりました。

①バッジ機能

バッジ機能とは、いわゆる「投げ銭」のことで、ライブ配信中に視聴者がバッジを購入し、クリエイターやビジネスアカウントを支援できる機能です。17LIVESHOWROOMなど、ライブ配信サービスでよく利用されている機能ですね!今回のアップデートで、日本を含むバッジ機能が利用できる全ての国と地域で使用することが可能になりました。

金額は「120円・250円・610円」から選ぶことができ、視聴者がバッジを購入すると、コメント欄に自分のアカウント名と購入したバッジのアイコンが表示されます。

▼バッジ機能のイメージ

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引用:https://about.fb.com/ja/news/2021/06/creator_week_product_announcement/

ライブ配信者がバッジを受け取るには、ビジネスアカウントに変更し、支払い情報を設定する必要があります。設定後、ライブ開始時に「バッジ」をタップすることでバッジ機能が有効になります。

参考:https://www.facebook.com/help/instagram/266121941428400

②アフィリエイト機能のテスト

今後数ヶ月以内に、米国の一部のクリエイターとビジネスアカウントでアフィリエイト機能のテストを開始することが発表されました。

この機能が実装されることで、チェックアウト機能に対応している商品のショッピングタグを自分の投稿に追加することが可能になります。クリエイターはもちろん、アフィリエイターにとっても嬉しいニュースですね!

▼アフィリエイト機能のイメージ

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引用:https://about.fb.com/ja/news/2021/06/creator_week_product_announcement/

③ショップ機能

以前までは、ブランドアカウントでないとショップ機能を利用することができませんでした。今回のアップデートで、個人アカウントのクリエイターでも、プロフィール画面にショップへのリンクを追加することができるようになりました。このアップデートにより、クリエイターは商品を制作してInstagram内で販売を行うことが可能になります。

▼ショップ機能のイメージ

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引用:https://about.fb.com/ja/news/2021/06/creator_week_product_announcement/

Instagramは、ご紹介した3つの大きなアップデートの他にも、クリエイターウィークを開催したり、公式のデジタルマガジンでクリエイターにスポットを当てたりしています。

これらのことから、今後もクリエイターが活動しやすいように様々なアップデートが行われていくのではないかと考えられます。

6月:「地図検索機能」追加

6月17日(日本時間)に、「地図検索機能」が正式リリースされました。5月中旬ごろから一部ユーザーにのみ実装されていた機能になります。

この機能が実装されると、発見タブの上部に「地図」もしくは地図のマークが表示され、タップすると自分の位置情報とともに周辺の飲食店情報を地図上で見ることが可能です。飲食店だけでなく、ホテルや美容院、ショッピングモール、観光地など、様々な場所の情報が表示されます。

▼地図検索機能のイメージが湧かない方はこちら

また、地図検索機能を開かなくても、一部のハッシュタグの検索結果に地図が表示されるようになっています。例えば、近隣のカフェを探したい場合、「#カフェ」で検索することで近くのカフェ情報が地図に表示されます。

これから地図検索機能は、若年層を中心に活用されていくことが予想されるので、店舗を持つ事業者は、以下2点を意識して日々の運用を行っていく必要があると考えています。

①投稿には位置情報を付ける
地図検索機能は、位置情報に紐付いて投稿が表示されます。今後投稿を行う際は、必ず位置情報を追加した方が良いでしょう。

②UGCを生み出す
地図検索機能は、位置情報の付いた投稿が「人気順」「最新順」で表示されます。質の高い投稿が上位に表示されていないと、せっかく検索してくれたユーザーが離脱してしまう可能性があります。

また、位置情報付きの投稿数やハッシュタグの件数が多くないと、そもそも地図検索に載らない場合もございます。企業アカウントの投稿だけでは投稿数・件数を増やすことは難しいので、質の高いUGC投稿をいかに生み出していくかがカギになるでしょう。

地図検索機能を意識したUGC施策を行う際は、「ユーザーに位置情報を付けて投稿してもらえるような訴求を行うこと」がポイントになってきます。プロフィールに指定のハッシュタグ付きの投稿を促すような文章を記載しているアカウントも多いと思いますが、位置情報も併せて付けてもらえるような文章に変更することをおすすめします。

地図検索機能の企業の活用方法はこちらのnoteでも詳しく記載されているので、ぜひ読んでみてください!


6月:リール広告開始

6月17日(米国時間)に、日本を含む世界中で、リール広告が開始されました。リールを全画面表示で閲覧する際に、動画と動画の合間に広告が表示されるようなシステムです。

実際のリール広告がこちら。オーガニック投稿と違いアカウント名の下に「広告」と表示されています。

リール広告の特徴は、以下の3点です。

①最大30秒以内の縦長動画
②オーガニック投稿と同じくループ再生される
③いいね、シェア、コメントが可能

同じく縦長のクリエイティブであるストーリーズ広告は最大15秒なので、より長く動画で訴求したい場合は、最大30秒のリール広告を選択肢に入れておくと良いでしょう。

オーガニック投稿と同じように「いいね、シェア、コメントが可能」である点もポイントで、訴求内容次第でユーザーからリアルな意見をコメントで集めたり、シェアで広がりを持たせることも可能です。

リール広告に関する企業アカウントの活用事例はまだ少ないので、似たUIであるTikTokの運用型広告を参考にして、クリエイティブ制作することをおすすめします。

さいごに

今回は、2021年上半期のInstagram動向を振り返りました。Instagramはアップデートの頻度が多いため、なかなか全て追いきれないという方も多いのではないでしょうか。でも、このアップデートの多さがInstagramの楽しいところでもありますよね!

2021年下半期も様々なアップデートが予想されるので、引き続き動向をウォッチしていきたいと思います。

Instagramの最新情報を知りたい方は、ぜひ私のTwitterをフォローしてください!毎日SNSマーケティングに関する情報を発信しているので、フォローするといち早くInstagram動向をキャッチすることが可能です。

このnoteを読んだ感想なども、Twitterでいただけましたらとても嬉しいです!

▼おぐりんのTwitterはこちら

▼【2021年最新】Instagramのアルゴリズムについて


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