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「小国郷でいきていく」熊本県小国郷という地域と医療のこと。

小国郷(熊本県小国町、南小国町)にある公立病院、小国公立病院のことを紹介します。
熊本県と大分県の境にある人口は、両町合わせて、人口約10,000人の町です。
地域の医療は、人口減少や団塊世代の後期高齢者段階への移行によって、非常に厳しい環境が続いています。小国公立病院は小さな公立病院ですが、地域密着型多機能病院として、様々な取り組みを行っています。


小国病院の概要と特徴

小国公立病院は、小国町に立地する公立病院です。医師数は7名体制で運営されています。(2024年1月現在)


「小国らしい」医療を目指した取り組み

地域の医療の使命として小国病院では「肉体的・精神的・社会的にウェルビーイングな状態」であることを目指して、地域住民に対して医療の立場から包括的に支援することに取り組んでいます。

包括的 とは、(地域医療+地域ケア)更生医療(自立支援)まで含んだケアのことを言います。病院だけの機能に頼る医療ではなく、地域ケアを組み合わせて暮らしに溶け込む医療を目指しているのが小国公立病院の目指しているところです。これは、対処療法的な医療だけではなく、日常的なケアシステムを地域の中に作り、健康と医療の関係をもっと近づけていくことも含まれます。

健康の定義

「小国郷でいきていく」というのは、生きる、逝くという人生を前向きにとらえ、小国郷というエリアでいきていくことが、人生の豊かさを享受できるそんな地域づくりにつながる意味も込められています。

このnoteでは、少子高齢化の進んだ小国郷において、「小国でいきていく」をテーマに、地域医療の中でのICT技術の活用や、地域の暮らしにおける医療に向き合う小国病院の取り組みを中心に発信していきます。よろしくおねがいします。

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