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さよなら、東京。ただいま、京都。

毎度、「お久しぶりです」からスタートするnote。
鈍行列車に揺られながら、ご報告がてらの更新です。
目次が盛大なネタバレになりますが、5つ書きます。

【会社を退職しました。】

約1年半勤めた「ニッポン手仕事図鑑」を離れました。
3月末日をもっての退職となりますが、有給消化もあり、昨日24日が最終出社日でした。

在職中は、写真撮影や各イベントの企画・運営などを行いながら、日本全国様々な地域を訪れることができました。
まだまだ未熟であることは自覚しながらも、クリエイティブに対する知見や技術もレベルアップさせることができたかなと思っています。

仕事をしていると、どうしても「苦手だな、嫌だな」という人と出会うことがあると思います。
けれど、会社の方々、出会ったクライアントの方々は、「好きだなあ、一緒に仕事ができて良かったなあ」という、本当に良い方ばかりでした。

改めてではありますが、お世話になった皆様には、この場をお借りして「本当にありがとうございました」とお伝えしたいです。

【さよなら、東京。】

東京のアパートを引き払いました。
正確に言えば、立ち会いのために一瞬だけ戻りますが、家財一式はすべて運び出してあります。

東京に住み始めたのは、2018年の9月から。
実はこれまで、東京に対してはネガティブなイメージしかありませんでした。

人が多くてゴミゴミしている。物価が高くて食事も不味いetc…。
ただ、それらは単なる思い込み。
もちろん人は多いし物価もそれなりに高いですが、好みの町や場所はたくさんありましたし、美味い食事もたらふく食べました。
まさに、住めば都。住まなくても、もともと都ですけれど。
「仕事や観光で立ち寄る」ことと「暮らす」ことの間には、大きな差があるなあと思いましたし、偏見を持つのは良くないなあと痛感した次第です。

写真や趣味を通して、友人ができたことも良い思い出です。
フォトウォーク、これからも継続してやりたいなあ。

【ただいま、京都。】

3月30日から、慣れ親しんだ京都に帰ります。

引越しのハイシーズンではありましたが、京都市内のマンションを無事に借りることができ、変わらず一人暮らしを続けます。
アクセスもまあまあ良い場所なので、ぜひ関西圏の方々は遊びに来てくださいね。
LINEやDMを送ってくだされば、詳しい住所を送ります。

京都を含めて、関西という地は、大学時代を過ごした大好きな場所。
しかし当然、以前自分が暮らしていたときとは、たくさんのことが変わっているでしょう。
「思い出の中の美しい場所」のまま、距離を置くという選択肢もあったのかもしれません。

ただ、「いつかは京都に帰りたい」という思いを持ちながら、これまでの社会人生活を送ってきたのも事実。
まだ若さで勝負できる20代のうちに、やれるだけの挑戦はしてみたいな、と思っています。

【コワーキングスペースで働きます。】

新しい職場は、五条の近くにあるコワーキングスペースです。

「誰かと誰かのつながりをつくる」ことは、僕の人生の中で、欠かすことができないキーワード。
そのキーワードに、これまで以上に近いところで働くことができるのは、今からとても楽しみです。

写真等のクリエイティブについても、続けていきたいと思っているので、僕にお手伝いできそうなことがあったら、気軽に相談していただけたら嬉しいです。

この辺については、またいつか改めて書きたいなと思います。

【まとめのようなもの】

新生活を始めるに当たって、「どうなるだろう」という不安は、挙げていけばキリがありません。

新しい職場に馴染めないかもしれない。
マンションの隣人がとんでもないクレーマーかもしれない。
東京や新潟の友人とこれまで以上に疎遠になってしまうかもしれない…。

けれど、そんな不安ばかりに悩んで、新しい環境を楽しみだと思えないのは、すごく勿体ないなと思います。

新しい仕事を通して、どんな素敵な出会いがあるだろう。
マンションの隣の人は、作りすぎた煮物をおすそ分けしてくれるような良い人かもしれない。
これまで以上に帰省が楽しみになるし、友人が京都に来る機会があればもてなしたい。

もちろん、目に見えるリスクがあるのに、対策しなかったり回避しなかったりするのは愚の骨頂。
ただ準備をしても仕方ないことに関しては、「なんとかなるだろう」と、ポジティブに考えていった方が良い気がします。

そういえば、僕のメールアドレスは、「ケセラセラ」でした。
なるようになる。
大学時代に設定したアドレスは、10年が経とうとした今でも、変更しようと思っていません。

今日から月末までの間、色々充電した上で新生活をスタートさせます。
なかなか仕事も住む場所も落ち着かない僕ですが、どうぞこれからもよろしくお願いします。


2020.3.25 小黒恵太朗


いつか、コーヒーでもご一緒しましょう。