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フォーエバー大丈夫日記(19年4月11日)

〇この通りである。

〇ダ・ヴィンチ・恐山さんのアイドルマスター配信、本当に楽しかった。はじめてアイドルマスターに触れた氏が、コンテンツに際限なくハマっていくさまだったり、キャラクターの実在性という所に焦点を当てて詳細な議論が展開されたり、なかなか他に類を見ない配信コンテンツだったと思う。何より、ご本人が本当に、アイドルマスターを楽しみ、キャラクター1人1人に親愛をこめておられて、毎週毎週が素敵になった。

〇私がこんなにも氏の配信に親しむようになったのはもう一つ、配信サイトの特性も大きい。ゲーム実況配信サービスのTwitchでは配信中にチャットが表示され、視聴者は自由に文字を書きこむことができ、配信者もそれをリアルタイムで確認することができる。遠隔ながらも、疑似的にライブ感がもたらされているというわけだ。このライブ感は、現代の生活では意識しないとなかなか得られにくい。個の多様性が尊重される時代、一人一人の生活スタイルや消費コンテンツはバラバラになっている中で、大勢で1つのコンテンツを共有する時間は本当にかけがえなかった。振り返れば、私は「恐山のアイドルマスター配信をみんなで楽しむ時間」が好きだったのかもしれない。

〇配信の中で「アイドルマスターをやると『大丈夫』になる」というキーフレーズが生まれた。楽しいコンテンツに触れることで精神が安定するということだ。そもそも「大丈夫」という言葉は昔むかしの中国で「立派な男子」を意味し、屈強な男子が堂々としている様から転じて「壊れにくい、安定した状態」を指すようになったそうだ。私は実際、大丈夫になった。大学卒業をかけた論文制作、狂いそうなストレスの中で、確かにアイドルマスターこそが私を大丈夫にしてくれた。配信が終わっても、この経験は私をずっと大丈夫であり続けさせるだろう。

〇ありがとう、岸壁の脾臓(配信内でのアイドルマスターのキャラクターたちのユニット名、通称ガンヒ)。私はガンヒのことをずっと忘れない。あの感動が私の中にある限り、私はずっと大丈夫だ。

〇さようなら。

まんがを読んでくださいね。