甜花さんの気持ちをわかりたくてハンモックを買った
先日、大崎甜花さんをW.I.N.G.の優勝目指してプロデュースしたら、準決勝で敗退してしまった。近頃は強力なカード頼みになっていたところがあり、私の力不足が大きかった。
おまけに私の情緒が不安定だったこともあって、甜花さんにかこつけてネガティブな思考に陥ってしまった。俺はもしかして甜花さんにひどいことを言ったかもしれない。
そのような状況は甜花さんの本意でもなかったはずだ。頭を冷やし、甜花さんへの釈明をしたが、私は、今の私に何か大切なことが足りていないと感じた。しかし、それはいったい何だろう…?
私は、シャニマスをプレイし始めるきっかけになった実況動画を見直してみた。
ティーンときた。
というわけで、ハンモックを購入した。実は前々から興味があったのだが、甜花さんの気持ちを少しでもわかりたいというのが後押しになった。Amazonで¥6980だったから、シャニマスの有償ガシャ20連分程度だ。
さて、人生ではじめてのハンモック。甜花さんも憧れていた寝場所はどのような心地だろうか。
引っ張って、誇張する感想もない。ハンモックには、等身大の落ち着きがあるだけだった。「だけだった」とは、物足りなさではない、いちばんの丁度良さだった。不定形の寝床は、私を無理のない体勢へと自然に導いてくれた。
甜花さんは、無理してアイドルをやろうとも、無理して優勝しようとしたわけでもなかったのかもしれない。彼女は昼寝もしたいし、レッスンを休みたいと思うと同時に、アイドルを一生懸命やりたいと思ったり、うまくできなくて悔しいと思ったりしていた。それらは互いにひっ迫する気持ちではなく、彼女の心にごく自然に存在していたのではないだろうか。そして、それらの気持ちがありのままに心に収まったときが、甜花さんの理想の状態なのではないだろうか。別に根拠はないが、ハンモックの上で、いや中で、うつらうつらそう思った。
私もそうだ。仕事は疲れるし、がんばりたくないし、休みたいと思っている。しかし同時に、ちゃんと任せられたことを遂げたいし、やりたい仕事をやりたいし、がんばりたいとも思っていて、いろんな気持ちがあって、それらが混ざって心の中にあるのが自然なのではないか。自分が嫌だと思う気持ちを疎んだり、がんばらねばという気持ちを恐れたりしなくても、順番に気持ちを一つ一つ収めていけば、そのときの心こそが私のありのままなのではないか。
今週もやはり仕事が大変だったけど、いいこともちゃんとあった。まずはそれを認めないと。
そして、さいわい四連休だ。ゆっくり甜花さんの絵を描いてみよう。今ならあの人らしいあの人を描けるかもしれない。
まんがを読んでくださいね。