課題分析は自分軸。価値提供は相手軸。

こんにちは!
OGSシニアコンサルタントの深石です。

お盆休みに入る前の話ですが、
筋トレ?をし過ぎたせいか?わかりませんが、
左側の首から背中にかけての激痛が発生し、
しばらく左側を向くことすらできませんでした。汗

恐らくですが、日頃のデスクワークやスマホ中毒で、
慢性的に首や背中に負荷がかかっている上に、
ハードな筋トレをしてしまったことで負荷がかかりすぎて
炎症を起こしてしまったことが原因と考えられます。

痛みが出た当初は、いつもの首や肩のコリかなと、
軽く考えていたのですが、
3日、5日、1週間、10日、と時間が経過しても
なかなか痛みが引いていかず、、
これはちゃんと診てもらわないとダメだと思い、
自宅の近くにある整骨院で治療を受けました。

そこの整骨院は保険診療も対応しているため、
これから何回か通うことを考えると、
お財布にも優しいメリットもありました。

また、事前に聞いた話によると、
初診は院長先生が診てくれるとのことだったので、
しっかり原因を突き止めてもらえそうだし、
根本治療を望んでいる私にとっての
数ある整骨院の中から“選ぶ理由”になりました。

そして初診当日、その整骨院に行き、
問診票の記入が終わって名前を呼ばれたら、
HPで見ていた院長先生とは別の先生が担当でした。

初診なのに院長先生じゃないんだ、、と思ったものの、
まあ院長先生じゃなくてもしっかり診てもらえれば
根本治療してもらえるしと、その先生から施術を受けました。

「体幹にも興味があるんですね!」
「うちはパーソナルトレーニングもしてますので」
「運動とかはあんまりしないですよね?」
「湯船には毎日浸かったりしないですよね?」
「鍼も効果があると思いますがどうですか?」
「できればまた明日も診させてください」
「“ゆくゆく”はしっかり体づくりしていきましょう」
「“ゆくゆく”は総合的な提案もしていきたいので」

これは、施術中にその先生から言われたことです。

体幹やパーソナルに関しては、
問診票にあった項目にチェックを入れたからだと思いますが、
運動に関してはほぼ毎週ランニングをしていますし、
お風呂もシャワーだけでなく湯船にもほぼ毎日入っています。

また、そもそも論ですが、
今は首から背中にかけての痛みが酷いため、
まずもってその原因を突き止めて根本治療したいと
私は思っているのに、
その痛みが発生している原因の説明もあまりなく、
鍼治療(手段)の提案をしてきたり、、
やたらと“ゆくゆくは”という言葉を使うし、
継続的に通院するように誘導したい心理が
ひしひしと伝わってきました。汗

つまり、この先生から発せられた言葉は
そのほとんどが“自分軸”での言葉であって、
決して、患者である私を軸にした“相手軸”での
言葉ではありませんでした。

治療後は、首から背中にかけての痛みは
多少軽減されたので、保険診療もしてもらえるし、
何回か通って診てもらおうかなとも思ったのですが、
やはり、“自分軸”で施術されることに抵抗があり、
しっかり相手に寄り添って施術をしてくれる整骨院で
診てもらいたかったので、後日、別の整骨院に行きました。

その整骨院は、院長先生が1人で運営しており、
HP上でもかなり先生の経験値や専門知識が高いことが
見て取れました。(マニアックな感じです)

ただ、その整骨院は保険診療をしておらず、
以前行った整骨院と比べると、費用は約8倍…汗

しかし、結論としては、1回施術してもらっただけで
ほぼ首と背中の痛みがなくなりました…(驚き

また、施術前には全身をかなり細かく測定や診察し、
その痛みの原因は複数の可能性がありそうだということで、
私にも都度ヒアリングしつつその原因一つ一つに対して
アプローチ(施術)をしていただきました。

そして、極めつけは、“営業トーク”を一切しませんでしたし、
とにかく、“相手軸”で診察や施術を全うされていました。

その姿勢は本当に誠実さの極みでしたし、
こういう先生であれば費用が高くても継続して通いたいと
心の底から思いました。
(当然、次の予約も入れました。笑)

やはり、価値提供は“相手軸”でしなければなりません。
そして、課題分析は相手軸(=他責)ではなく、
“自分軸(自責)”でする必要があります。

ただ、私たちは往々にして、この逆をしてしまいがちです。

価値提供を“自分軸”でしてしまい、
課題分析を“相手軸”でしてしまう。

これでは、相手から信頼を獲得することはできませんし、
自己成長や自己実現を見出すことにも繋がりません。

課題分析は自分軸。価値提供は相手軸。

これをぜひ、チームメンバー全員の共通認識にしてください。