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隈研吾読書会

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私的ケンチク批判、日本の建築家

私的ケンチク批判、日本の建築家

 建築家・隈研吾の著作を追った全3回の読書会を行った。本記事では、企画者が読書会を通して考えたかったことについて説明し、簡単な総括とする。以下は各回の発表資料である。

 第一回は自分が担当し、『10宅論』『建築的欲望の終焉』の2冊を主に扱い、初期の建築批評から実作への展開の布石となる部分を読んだ。

 第二回は福原君が担当してくれた。『反オブジェクト』『負ける建築』で展開されていく一連の建築論を

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