最近映画の感想も書き始めました。 https://filmarks.com/users…

最近映画の感想も書き始めました。 https://filmarks.com/users/og.kyfs

マガジン

  • メモ帳

    私が今まで考えていた事。 ダサいこと、恥ずかしいこと含めて全部私だから。

最近の記事

見下ろして青

日記帳の残りページの少なさで今年の終わりを感じ始めた。 ・ ブルーデイジーの絵が施された手紙を送った。君が幸福でありますようにと。そしたら同じタイミングでたまたま君からもブルーデイジーの手紙が届いた。もう何も怖くなくなった。 ・ ライスおかわり自由のお店で2杯目に行けなくなったの悔しいって彼女と話してた。 食い意地デカップル。 ・ カフェで女子高生が通学バッグの可愛さについて言及してた。この後の予定を全部放り出して聞いていたかった。 ・ “相手の立場になって考

    • 薫る青

      冬が好きだった。 前まで一番好きな季節が冬の理由を何個も言えた。 それでも薫風の如く生きる君に出逢えたから夏が好き。 ・ ブルーハーツが好きな君は誰よりも優しく温かい人だった。 ・ 「海がきこえる」や「君の名は」を観ている筈なのに 駅の反対ホームやすれ違う電車の中を全く見ない。 君が居ないと分かっているから。 ・ 僕の駄目な所を無限に思いついてしまうと同時に 僕が君じゃないと、君が僕じゃないと駄目な理由も無限に思いつく。 ・ 自分のタイプの人と付き合ってない

      • 不器用

        珈琲が手帳を染めて、ブルーベリージャムが真白なシャツを彩る。 そうして愉快な朝が始まった。 家庭科の時間で習った時から、外れたワイシャツのボタンを付けている今日まで一度も玉留めが出来た事が無い。 丁寧な生活ってこういう事と言い聞かせながらアーモンドミルクと良いイチゴジャムを買う。 天を仰いでも上の空な日々。 仕事サボって喫茶店に行く。 珈琲がやたら酸っぱい。 太宰は"本を読まないということは、そのひとは孤独ではないという証拠である"と言った。 僕は孤独では無い事を知

        • Cheek To Cheek

          「お邪魔します」が「ただいま」になった。 初めて家に来た時から僕が「おかえり」と言っていた事は内緒。 ・ 私の電話が長いのは親父の遺伝。 ・ 早く冬来ないかなと言いながらお気に入りのTシャツに袖を通す。 ・ “人って最高に脆くてくだらなくて面白いね“ ・ とある漫画を全巻読み返してるってばよ!! ・ ふらりと訪れた街の祭りに巻き込まれて御輿の掛け声を一緒に叫んだ。日本って素晴らしい!! ・ 花言葉って想う誰かが居て、初めて成り立つものなんだね。 ・

        見下ろして青

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        • メモ帳
          2本

        記事

          ブルーインパクト

          あの日は唾を10ℓくらい飲んだ。 隣にいる彼女に悟られないように。 夢にまで見たBlue Note Tokyoに行った時の話。 予約を取った後と公演前日、家を出る前と会場に入る前の計4回予約が取れている事を確認した。 普段は専らクラシックジャズばかり聴いているので正直、最近の曲はまるで知らない。 つまりは知らないアーティストの公演に行った。 ああいう場所は敷居が高いイメージが強い為、正装というのがある程度あると思っていた。ホームページには正装はありませんと書いていて

          ブルーインパクト

          天才とは

          映画を観た後、面白かったしか言えない自分が嫌だった。 大学生の頃に私がよく思っていた事。 だけれども、最近になって気付いたんだ。映画の解説をしたり評論したりする人ってそれ用の目で観ている。つまりは評論をする事を前提として観ながら色々考えている。だから色んな事が言える。私が散歩する時にnoteや日記のネタを探しているように。フォトグラファーが素晴らしい景色を見た時に一目散にカメラを手に取るように。 形になったものだけが評価される、しやすいからこれらが良く見えがちだけれど実は

          天才とは

          才能について

          才能って、才能が無いと感じた時に続けるか辞めるかの選択の繰り返しで決まると思う。 日々の生活ってごく自然に、普通に形成されている。その普通を疑わなければ己という存在に気付かない。何かを始めようと思った時、情報が飽和している現代ではネットを触っててもコアな部分には辿り着けない。ミーハーな人間が作った空っぽの情報ばかりがヒットする。コアな情報にたどり着くには己がある程度コアな所まで行くしか方法はない。その為に人に会うのだ。時に馬鹿にされながら、時に歓迎されながら。

          才能について

          あの頃

          映画を見返す。昔観た時はどう感じていたのだろうか。私の地元には映画の舞台なんて殆ど無いってのに、東京には山ほどある。あ、これは新宿の方だとか、こここの前行ったなとか思えるのが私の上京に華を添える。 ・ “あの時のあの悲しみ“を今は感じる事が出来ない。それを悲しく思う。人はそれを成長と呼ぶらしいが、私はそれを背負って生きてたかった。 ・ 死にたいと思わなくなって幾年か経つ。“20代のうちにしておくべき事“なんて調べているときに改めて生きる事を考えている私を自覚した。ただ

          あの頃

          どあほう

          最近のあれこれ。 ・ 常連という響きに憧れて近所の老夫婦がやってる定食屋に通ってたんだけど普通に破産しそうになって諦めた。 ・ 雨の日に子供と母親、8:2の相合傘を見て愛に溺れる。 ・ 生けている花は、貴女であり、亡くなった祖父であり、過去の私である。枯れても心配無い。もっと美しい花だったり人になってまた会えると信じてる。私は輪廻転生信者なんだ。 ・ 近所の発情猫が鳴き喚いている。 わかる。 ・ 相談を全てAIにするようになった。 論理的な返答。私が求めて

          どあほう

          不登校坊主からの洗脳。

          社会人として働き始めてもうひと月半が経った。 分野に分かれて自己紹介をする機会があったのだが、私はその場の出任せで趣味は冒険と言った。趣味を聞かれるといっぱいあって困る。まあ色んなところに行くし、全てに興味があるし、家にいる時はドラゴンボールを観ている。これは冒険だろう。 周囲に困惑と少しの笑いを提供出来た訳だが、今思えば冒険って言い回しは凄く良いと改めて思う。沢山挑戦して、レベル上げして、強い装備を集めて、選ばれた仲間と助け合って先へと進むんだ。 こんなことを咄嗟に思い

          不登校坊主からの洗脳。

          木陰

          気付けば路に散らばる花弁も消えて、影が増えた。 これ以上の暑さはまだ覚悟が出来ていない。 仕事終わりに友達と花の蜜を吸いながら帰った。 どの人の帰り道にも大抵咲いているあのピンクの花。 あの頃とは違ってたった2輪で飽きてしまった。 近所のバスケコートに行って、知らないおじさんと中学生と即席3対3したり、お金が無いからと美容室を諦め理容室に行ったら訳の分からない強さで顔剃りされたり、映画のサウンドトラックを聴きながら主人公気分で近所を散歩したり。 あぁ、いつも通りの私だ。

          葉桜と唄う

          ついに上京。 買い物袋を地面に置いてまでひこうき雲を撮るおば様。 きっと私に一目惚れしたのであろう、目を一向に逸らさないねこ様。 東京の川って黒いんだと驚いていたらそこで立ちションしているおじ様。 なんだ良い所じゃないか。 ・ 入社式で社長がとにかく挑戦しなさいと言ってた。 それに触発されてかその後の質問タイムで 頑張っている同期たち。 私は挑戦もせずにただその質問内容の薄さを 嘲笑っているだけだった。 数年後、差がついて下にいるのは紛れも無く私だろうな。 ・ 無理

          葉桜と唄う

          大学を卒業した。その日の夜に行ったラーメン屋で早速学割が使えなくて絶望する。そういえばサブスクだって定期、映画館だってこれから全部大人料金になるんだ。もう子供だ大人だなんて言ってらんない。誰がなんと言おうと大人なんだ。 春は、あけぼの。 この一節が気に入らなかった。夏や冬の曙の方が好きだったから。でもね、親友と飲んで語って迎えたあの朝の空。あの曙はこの出会いと別れのある春だからこその哀艶があった。 酔い癖が最悪なあいつらが恋しくなる。街中で誰彼構わず話しかけて仲良くなった

          作戦

           16時にバイトが終わって、その足でそのまま市街地を自転車で散策していた。喫茶店を探していたのである。本が読みたくて、という表向きな理由を掲げていたが本当は家にまだ帰りたくなかった。早く帰ってしまうと夕食の手伝いを親にせがまれるからだ。実家にいるんだからせっかくだったらあやかりたい。親孝行という言葉は見えにくい所にしまっておこう。そうして見つけた喫茶店に入った。  カウンター横に置かれたターンテーブルと店内中に飾られているジャズレコード達がすぐ目に入った。流れているのはマイ

          4年ぶりの地元。

          クイズ番組を見ながら頑張って正解を考えている母親と、物が壊れても新しいのを買わず意地でも直そうとする父親。こんな人達に育てられて今の私がある。 ・ 友達とたらふくお酒を飲んだ帰り道、家の近くの街灯も無い道を歩いていた。宇宙には数え切れないほどの星がある事を思い出した。 ・ そういえばカラオケでみかんハートを歌う時、いつもライブバージョンにしてしまうんだけど、あれタイミング良く歌える人いないだろ。 ・ あいつはやめとけって言われるその"あいつ"は本当にやめておいた方

          4年ぶりの地元。

          メモ

          4年間居た福岡を去ったこのタイミングで何かけじめの様なモノを綴ろうかと思ったんだけど、思い出にただ浸るばかりであまりにも退屈な文になったから辞めた。どうせだから携帯に残っていたメモをここに残す。特に意味は無いけれど、学生時代に何を思っていたのか見返せるように。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 上品になりたいとか思うくせに 箸袋は絶対折っちゃう 別にお金持ちになりたい訳では無い ガキの頃、イナズマイレブンを見て育ったであろう久保建英が今世界で活躍しているの凄い 物心