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舐められたくない人について 【ぷろおごvoicy文字起こしvol.74】

この記事はプロ奢ラレヤーのVoicy『我慢強さより大切なもの』(2021年7月1日公開)を元に作成したものです。
この放送回は「愛こそすべて。すべてはうまくいく。熊さん」の提供でお送りします。


はい、どうも。
この配信は過去累計4000人にメシを奢られてきた浮浪者が発見した人間あるあるを独り言のようにただ垂れ流すだけのラジオです。
物好きな人だけ聞いていってくれればと思います。

今日も別に大した話じゃないです。

「舐められたくない」という考え方について、ふと思うことがあったので話していこうかなと思います。

みなさん、舐められたくないですか?

僕はこの「舐められたくない」がよく分からないんですよね。


舐められたくない!をモチベーションに生きてる人、いますよね。
「俺は舐められないためにこれやってんだ!」
こういう人たちは動物界に結構多いかなと思うんですよ。

これは動物の進化というか淘汰の歴史から見るとすごく正しくて、舐められたくないって思ってるやつが生き残ってきたって話なんですよね。自然淘汰論ですけど。

つまり、「別に舐められっていいか〜」って思ってきたやつは基本的に攻撃されて支配されて力を持てずに子孫を残せない、と。そうすると「舐められてもいいや〜個体」は遺伝子を残せないので、そういった傾向を持ってる子供はなかなか生まれづらくなるわけですね。

人類あるいは動物は基本的にはマウント、「自分は凄いんだ」とか「自分はこんな強さを持ってるんだ」とかそういうことを無意識レベルでやっている。もう才能ですよね。

そういう意味で、生物学的、動物の進化的に「舐められたくない」気持ちを持ってるのは非常に自然なことではある。だけど、時代は変わってきていて、今や舐められたくないマンは生きづらいだろうなって思う。

舐められない方がいい局面はありますよ。例えば、国王や会社取締役になって、人を従わせる立場になったとかね。
でも、現代では大抵の場合でなめられても問題ないと思うんですよね。舐められても問題ないというか、その人に力があるんだったら必然的に見えちゃうじゃないですか。

舐められのデメリット

なんならGoogleで検索したら出てきちゃうわけですよ。

この人はこういう人間で、こういう経歴でこういう実績があるんだ。大体これぐらいのお金を持ってるな。など分かっちゃうわけですよ。すべてではないけれども、ある程度情報が開示されている。

舐められていても、舐められていなくても調べたら分かっちゃうわけですよ。舐めるとか舐められるというのは、もはや第一印象的なものでしかない。だから舐められていてもいなくてもあんまり変わんないわけですよね。

昔ほど舐められることによるデメリットがなくなってきた。それなら、単純に舐められてる方が楽だと思うんですよ。これは僕の感覚なんですけど、舐められた方が良くないですか?楽じゃない?

舐められると楽


「あの人は凄い人だ」とか「あの人はえらいんだ」とか「めっちゃ真面目で勤勉なんだ」とか、期待値が高いのって生きづらいと思うんですよね。生きづらくないですか?

この配信も「まぁ浮浪者の言ってることだしな〜」とかね。

なんなら、舐められてる方が期待値が低いから、「えっ?浮浪者の配信??」「ちょっと面白い人だね」って「浮浪者のくせにおもしれぇじゃん」ってなるわけよ。そういう風に考えると舐められるのはそんなに悪いことじゃないんですよね。

舐められたお陰でギャップから自分の評価が上がったりもするわけじゃん。「え!あなたギャルなのになんかすごい頑張って大学行くためにアルバイトしてるんだ!」とかさ、ね。「風俗嬢なのにめちゃくちゃ学費を稼ぐために働いて大学に行くんだ!」とか。

第一印象の段階で肩書きとか社会的地位で評価されない、舐められても、そんなにダメージないし、なんならそこから上がるっていう伸びしろがあるわけじゃん。そう考えた時には非常に効果的だなって思うんですよね。

舐められてる状態をうまく使う方法は結構あるんですよ。だから、舐められてたらお得じゃない?っていう気持ちが僕の中にあって、何もしなくてもなめられてるとは思うんですが、積極的に舐められるようにもしている。

逆マウンティングというか、「お前、段ボール住める?」「ごみ漁って食ったことある?」「オーストリアで難民したことあるの?」みたいな。

人間あるある no.75

浮浪者
逆マウントとりがち

はい、そんな感じでやっております。

ということでみなさん僕のことを舐めてると思いますが、これからもぜひ舐めていってください。

今日はこれで終わりです。

それではバイバイ


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