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やらない言い訳の心理とは【ぷろおごvoicy文字起こしvol.70】

この記事はプロ奢ラレヤーのvoicy『やらない言い訳を探す人』を(2021年6月27日公開)元に作成したものです。



はい、どうも。
この配信は過去累計4000人にメシを奢られてきた浮浪者が意味不明な独り言をただ垂れ流すだけのラジオです。
物好きな人だけ聞いていってくれればと思います。


「使用済みスパッツの売却で100万円稼いだ体育会系さん」の提供でお送りします。
3回目の放送です。一度のスポンサー購入で、3回分の放送で読み上げをします。
(スポンサーについては現在販売を休止しております)


今回は「やらない言い訳の心理」についてです。

皆さんやらない言い訳をしたことありますか?

人間、何かしらの理由で物事を先延ばしにするとき、その理由のことを「やらない言い訳」と言ったりすることがあります。

「時間がないからできない」
「今はやるべきでない…」
「お金がないから今はできない」
「100万円貯めてからやった方がいいだろう…」

誰もが一度は口にしたことがあるのではないでしょうか。
そして、この「やらない言い訳」は往々にして否定的に捉えられることがあります。

「いつやるの?」「今でしょ!」
「Just Do it !!」
物事を先延ばしにしないためのキャッチコピーも多く存在することからも、人々が「やる」に注目していることが窺えます。

しかし、「先延ばし」にすることは、よくないことなのでしょうか?

今日はそんなことを話していきます。


「やらない言い訳」という表現について

まず、「やらない言い訳」という表現について考えてみましょう。

現時点ではやらない・できない理由があるために先延ばしにするわけですが、その理由となるのは、社会的な立場であったりだとか、個人的な資産・リソースの不足など様々なものがあります。

「お金がないから遊びに行けない」は、お金がないという状況を理由として、遊びに行くことができないという結果を表しています。
「時間がないから勉強できない」は、勉強ができない状態を時間がないこととを理由にして、因果関係を結んでいます。

しかして、この「やらない言い訳」について否定的な主張は、原因と結果の結びつきが希薄であることを訴えています。

「時間がないのは、やらない言い訳にならない」
「いや、お金がないとかやらない言い訳にならないから」

僕は原因と結果が結びついていないとは思えません。
しょうがないこともあります。やる時間やお金がなかったらできないじゃないですか。

ないものはなくて、ないものをあるとすることはできないですよね。
お金がなければ、アルバイトなり貯金なり、お金を手に入れないことにはないままです。時間がなければ、時間を作らない限りはないままです。
そういう意味で、「やらない言い訳」は現実的で妥当な判断だと思います。


なので、「〇〇がないはやらない言い訳にはならない!」はある種のポジショントークかな…と思ったりもします。


行動するための準備をして、「もうもうそろそろできるな。」と思ったらやる、というのは非常に賢明な判断ではないでしょうか。

ただ「やらない言い訳」は探そうと思えばいくらでも見つかります。


人間あるある  no.70
やらない言い訳探し族はずっとやらない言い訳を探し続ける


「やらない」という賢明な判断のために


不足しているものを言い出せば、常に何かしらの不足があるものです。

時間だったり、お金だったり、能力だったり、そういった装備が満ち足りてから事にかかれる方が非常に稀で、むしろ何かを始めるための準備が完全に整うことってほとんどないのではないでしょうか。

10代は保護者の監督のもと、自由だったり、自己決定権があんまりないですね。

20代になり、自分で自分のことを決められるようになったとて、やりたいことを実現させるためのお金を持っていることも少ないじゃないですか。

30代になると、今度は毎日毎日働いてるから学生時代よりも時間がない訳ですし、40代ぐらいなってくると、健康が心配で体力がなくなってくるらしく

そして、それ以降ははからずも体力が落ちていく…


そういう風に考えると、不足していない時っていうのはほとんどないんですよね。

残念なことなんですけど、石油王とか…ごく限られた一部の人間でない限り、大体の人が何らかの不足を伴って生きている訳ですよ。不足は考えたらキリがないんですよね。

実際に行動に移す人も不足があるという背景は一緒で、行動する、物事に取りかかる時に完全な状況ではないわけです。

能力に欠けていたけど結果的に身についたり、資本金はなかったけど借金してやったり、不足を補いながらやってきているのです。だから、やらない言い訳はやらない言い訳になるし、やらない言い訳がなくなることはほとんどないのです。


「やらない言い訳」に問題があるとするなら「やらない言い訳があるか・ないか」ではなく、やらない言い訳を探してる状態にあるのではないでしょうか。


もしかして、実はあんまりやりたくないんじゃない?という問題です。なんだかんだで、人間、やりたかったらやってしまっているじゃないですか。


例えば、海外旅行に行きたいというのがあります。
「アメリカに行きたい」とか言ったりするけど、それは「行けば?」っていう話でもあるんですよね。

不足していようが何だろうが、その補い方は色々あるはずで、完全な準備がほとんどできないのと同じように、完全に不足を補えないという状況もまたほとんどないのです。

もちろん準備状況によって起こりうるリスクの大小は関わりがあります。しかし、できないわけではないですよね。

これらをふまえると、やらない言い訳を必死に探してる状態にある人っていうのはそもそもそんなやりたくないだけじゃない? 

という前提のもと、やらない理由が言い訳っぽく聞こえることがあるのかもしれませんね。


やらない言い訳をしているうちは駄目だとか断罪するつもりはないし、別に好きに生きたらと思うんですけど、やりたくないことはやらなくていいのにな〜と僕は思いますね。


やらない理由を探して必死に現状を肯定しようとしなくても、お風呂入って「きもちいい〜」ってそういうのでいいじゃないですか。


さしてやりたいわけでもないやらなくてもいいことは、やらなくっていいんだよ。

っていう話でした。




朝の3時50分、浮浪者っぽい時間に目が覚めてやってみた人間あるあるラジオでした。

はい、ということで今日はこれでおしまい


配信しばらく忘れててまたやろうかなって言ってたけど…

やっていきたいけど…

やっていけるかは分かりません

バイバイ


***


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はい、今日はこれでおしまい。


またね。


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