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🏍【GPレポート】⚡️MotoE🔋大久保光選手、最後尾スタートの試練。 ーRd.4🇳🇱

<2022 FIM Enel MotoE™ World Cup 第4戦>

(併催)<MotoGP™ 第11戦 オランダGP> ※最下部にリンクあり

 1949年に世界選手権が発足して以来、毎年開催されている唯一のサーキット、伝統あるTTサーキット・アッセンにおいて、MotoE™第4戦が開催された。オランダ北東部ドレンテ州都アッセンにあるこのコースは全長4.5km、左6右12の18コーナー、最大直線487m、ターンが連続する難易度の高い低速サーキット。また国土が平地のため雲や気圧移動がしやすく“ダッチウェザー”と言われるとおりレースは全体を通して天候に左右された。

🏍FP1で大転倒…

 MotoGP.comツイートでもその映像は流れた。大久保光選手(日本/Avant Ajo No.78)はFP1で激しい転倒を喫してしまったのだ。

 心配された身体には大きなダメージはなくひと安心。転倒の原因を追求しているうち、FP2が大雨で中止となった。結局、ライダーではなくマシンの問題と判断されグリッドには立てたものの、両ヒートとも最後尾18番手からのスタートに。

わずか8ラップしかないMotoE™レース、予選順位が大きく影響するだけに、大久保光選手にとっては大きな試練となった。

レース1🏁18番手→13位フィニッシュ 

レース1、最後尾18番手から1台1台丁寧にかわし、8周を終え13位でフィニッシュした。

レース2🏁アクシデント発生→11位フィニッシュ

 そして日曜のレース2。ここでダッチウェザーが本領発揮。スタート直前に雨が降り始め、スタートディレイ。

決勝ヒートは減算され6周回となった。そして決勝スタートするも、なんと3周目にマルク・アルコバ選手(Openbank Aspar Team)とミゲール・ポンス選手(LCR E-Team)が接触転倒するアクシデントが発生。

レースは赤旗中断。レースディレクションは最終的に3周目の順位をリザルトとみなすことを決定。大久保光選手は最後尾から徐々に順位を上げ11番手に付けていただけに、悔しさの残るものとなった。

この結果、ランキングは8位となり、7位を1ポイント差で追う展開となっている。(レース1=13位/レース2=11位)

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