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はじめてみようと思います、共感されない結婚日記

結婚して6年が経った。

「まぁまぁ、うまくいかなかったら離婚すればいいじゃない」と夫を丸め込んで、いろんな不安には目をつむって、とりあえず結婚してみた。幸い今もなかよしで楽しい生活を送っている。

佐野元春の『情けない週末』という歌に「もう他人同士じゃないぜ あなたと暮らしていきたい 生活といううすのろを乗り越えて」という歌詞がある。結婚する前は、2人が乗り越えなくちゃいけない灰色の「生活」ってやつにビビり散らかしていたのだけど、極彩色とはいかないまでも、案外心地よくカラフルな楽しいものでよかったよ、生活。

そんな、生活の日記を書いてみようと思う。あんまり共感されないかもなぁ、と思いながら。わたしがブログやエッセイ、日記を読んで面白いな〜!って思うのは、つい共感しちゃう話だ。でも、わが家は現代日本でのかなりマイノリティな夫婦をやっている。マイノリティポイントはいくつもあるのだけど、一番マイノリティなのはおそらく、年齢差が20歳以上があること。そんなに離れてるの?!何話すの?!ってよく言われる。共感というよりも驚嘆。

共感されないだろうな〜と思いながらも日記を書いてみようと思った理由は、やっぱり年齢差にありまして。「未来のわたしのためになるかも」と思ったのだ。縁起でもないけど、でも現実として、20以上歳が離れていたら確率でいって、いつか夫を亡くしてひとりになると思うのです、わたくし。記憶なんてのはあやふやで、日々のことなんてびゅんびゅん忘れていく。だからあとから読み返せるように、夫のいる日々を少しでも書き留めておけたらなぁと。

不定期更新、でも、noteで公開することで、なんとなく続かないかな〜という目論見です。

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