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地方でメタルコアバンドをやる


Twitterだと呟いたことを後悔する事がよくあります。

「今の呟きださかったかな..」みたいな。その後ツイ消しつるのもまたダサいしね。noteは昔で言う所のmixiの日記の様で何故か自分に馴染みます。

世代がバレるね。では始めます。


昨年岩手県盛岡市でメタルコアバンドを立ち上げましたogikunと申します。担当はギターです。バンドのリーダー、コンポーザーも兼任しています。

この度自分のバンド"Melior"(メリオル)から念願の1st EPをリリースしました。4曲いっぺんにYouTubeに上げてるので、1曲でも聴いてもらえれば嬉しいです。



去年つまり2020年からライブを始めたバンドです。

過去にデモとOf Mice&MenのカバーをYouTubeに上げていましたが、今回ようやくマジな音源をリリースできたという形になります。

当バンドは岩手県盛岡市発としつこいくらいに表記してますが、実際自分は福島県出身福島県育ち、過去のバンドは東京でやっていました。数年前この盛岡市に移住してきた形になります。


表題の内容に入ります。そしてここから先は正直あまりカッコいい話ではありません。



「地方でメタルコアバンドをやる」



バンドするのに地方も東京も関係無いし、学生だろうが社会人だろうがフリーターだろうがニートだろうが関係無い。音源とライブが良ければ全て良し。これは昔から変わらない自分の考えです。

ただメタルコアというジャンルがジャンルなだけに、政令指定都市以外の地方では全国的に見てもバンド数はごく少数だと感じています。あと単純に実力とやる気があるプレイヤーは上京しちゃう傾向にありますよね。


つまり何が言いたくてこのnoteを書いたか。





週5〜6フルタイムで働く会社員達が

東北の田舎で「メタルコア」バンドを組み

どこまで辿り着けるかチャレンジ





これです。

最高に楽しい挑戦です。ワクワクしますね。

会社員として一日の殆どの時間を仕事に費やしながら家族と暮らし、その傍ら自分の一番好きな音楽を妥協無くバンドで表現する。

人によっては当たり前にこなして素晴らしい音楽活動を行なっているバンドも多々いると思います。ただ見栄を張らないで言ってしまうと、これは自分にとってなかなかにハードルが高いチャレンジです。

気の抜けない日々の仕事、会社員のメンバー達との合わないスケジュール、圧倒的メタルコア人口の少ない街からのスタート。そしておまけにこのコロナ禍。(世間体的な意味で会社員にはこれが一番キツイ)


(ハンデを背負ってバンドしてる自分凄いでしょ?などという話をしたい訳ではありませんのでご理解頂けると助かります)


何度も言いますが、これは人によっては普通というか当たり前の事でしょう。自分と同条件もしくはもっと縛られた状況の中で、よりコアな音楽活動をしているアーティストも多いと思いますし、バンドを本気でやるのに会社員うんたらを語る時点で本当はナンセンス、ダサい。

ただここまで書いておいて言うのもなんですが結局、


「よそはよそ、うちはうち」


他バンドから見てレベルの低い活動と捉えられようとも、自分達がいかに納得した音楽活動ができるかってのがテーマです。

今の時代自分一人だけでもYouTubeに音楽を上げて沢山の人に聴いてもらう事は出来るかもしれない。ただ自分が求めている事は各パートでメンバーを集め、リアルな世界線でメタルバンドを動かす事によって得られる刺激。地方バンド人口の現実に妥協して興味の無いジャンルのバンドを組むなんてあり得ない。


バンドをやっていると夢と目標を大きく語るがいつの間にか消えて行く人達をよく見かけます。SNSで公式アカウントだけ形作って音源の一つも出せずに消えていくバンド達。拘りは強いが行動内容と実績が伴わないバンドマンかぶれ。かつての自分もそうだったかもしれない。


しかしこのバンドは言うなれば自分の集大成。


自らリーダーとなり動かしています。

小さな一歩でしか無いけどまずは第一の壁、正式な音源をリリースという一つの「結果」を出しました。メンバーに対して口だけのフェイク野郎にならずに済んだ。ひとつ過去の自分を超える事ができた。

ただまだまだ先は長い。バンドがどう転ぼうとも言い訳無用で自分の責任。バンドが自然消滅でもしようもんなら鼻で笑ってやって下さい。



「このメンバー募集が様々なきっかけを呼んでくれました。当時RT、応援して頂いた皆さん本当にありがとうございました。」



「バンドしてんなら音源とライブで証明」百も承知だけど己への決意表明をネットの海に晒す事で、言い訳無用の状況を作る為にこのnoteを書いてみました。自分で自分を追い込んでみます。本田圭佑スタイル。Twitterだとこういう話は誤解を受けやすいのでnoteは便利です。わざわざ見に来てくれた人にだけ伝える事ができる閉鎖空間。

こんな赤裸々な文章を書いた時点で、いや、このバンドを始めた時点で不要なつまらないプライドはとうに捨てている。譲れない部分とヘイトは全てバンドサウンドに乗せて表現しているつもりです。

特にうちのボーカルは若く才能豊かで、いずれ全国区に届く力の持ち主。(部活みたいな言い方になっちゃった)

彼の多彩な表現力をぜひEPで感じて欲しいです。




どマイナーな人間の記事をここまで読んで頂いたあなた、良い意味でかなり物好きです。当バンドは仕事柄コロナ禍に対してかなり慎重派ですが、いつかライブハウスでお会いできれば嬉しいです。

そしてバンドをやってる人が見てくれていたなら、岩手県盛岡市にこんなバンドがいるんだって事を印象付けられたら嬉しい。いつか共演出来たら最高ですね。


「本気で活動すればするほど、バンドは楽しくなる」


この理念で自分はバンドと向き合っています。その分ストレスも比例して増える訳ですが、、、良い大人がここまで熱くなれる楽しみが他にあるでしょうか。あとはもう麻雀くらいしか無いでしょう!笑



また何かの区切りでnoteを書いてみようと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!





P.S.カッコつけた文章を書きましたが去年ドラマーが脱退してしまった為、近々に募集をかける予定です。もし興味ある方がいましたら自分のツイッター、またはバンドの公式アカウントをフォローお願いします!



特に一度夢を諦めてしまったメタラー系サラリーマン、歓迎致します。


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