戦争の話を聞くと辛い【産婦人科医として思うこと】
こんにちは。
なんだか今日はいつもと雰囲気が違うお話。
以前noteに毎日投稿していた時期にネタ帳に残していたものにふと手をつけてみようと思って書いてます。どうかお付き合いください。
最近イスラエルとハマスの戦争が始まりました。
病院にも爆撃があったとのことで、医療人としてはやるせない思いでいっぱいです。
ウクライナ、ロシアの戦争も終わらず。
民間人の犠牲もたくさん出ている。
もちろん兵士の犠牲も。
僕は産婦人科医として毎日命の誕生に立ち会っています。
妊娠がわかったときの女性の喜び、妊娠期間の大変さ、生まれた瞬間の赤ちゃんの輝き、赤ちゃんを初めて抱いた時の幸せそうなお母さんの顔。
自分の子どもがちゃんと生まれてくるのならばどんなに辛い治療も辞さない。子どものためにはなんでもしてあげたい。僕が働いているのが周産期センターということもあり、そういうお母さんたちばかりです。
兵士たちにも子どものときがあり、お母さんがいて、妊娠出産の瞬間があったんです。
人類みんなそう。
戦争にいって、爆撃で殺されるなんて。
普通に暮らしていて突然訳も分からず殺されるなんて。
犠牲者の方々の親の気持ちを思うと辛くなります。
戦争の余波はどこまで続くのでしょうか。
日本は巻き込まれないで済むのでしょうか。
平和ボケとバカにされてもいい、一生平和に浸り続けたい。
自分の子どもが戦争に巻き込まれるかもしれないと想像するだけで身が引き裂かれる重いです。
戦争の話を聞くたびに憂鬱になります。
一人でも多くの人が生き残る道があればと思います。
基本的にはガジェットやカメラのことを書いていこうとは思いますが、たまにはこういうのも書きたくなってしまうのです。
今後ともどうかよろしくお願いいたします。
ではまた。
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