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【雀魂コラボ】ノクチルと学ぶ麻雀【入門編】

こんにちは。ノクチルの福丸小糸です。

この度、わたしたちノクチルは雀魂じゃんたまさんとコラボさせていただくこととなりました。

雀魂は基本無料で遊べるオンライン麻雀ゲームです。個性豊かなアバターやド派手な演出に加えて、豊富なアシスト機能も実装されているので、麻雀初心者でも遊びやすい仕様となっています。

ですが、ごめんなさい! わたしも、他のメンバーも、雀魂どころか、今まで麻雀というものにほとんど触れたことがありません。

そこで! 雀魂さんからご縁をいただけたこの機会に、全員で麻雀について1から学んでいこうと考え、この「ノクチルと学ぶ麻雀」を企画しました。

同じ初心者の方たちが麻雀に興味を持つ一助となれるよう全力で挑戦するので、どうか最後までお付き合いください。

ノクチルとみなさんで、一緒に成長していけたら嬉しいです!

なお、この企画の様子をまとめた動画が後日283チャンネルにアップロードされる予定です。そちらも是非チェックしてみてくださいね。

<出演>ノクチル


第一章 基本ルールについて

「ノクチルと学ぶ麻雀」進行役の福丸小糸です。

ここからは実際に雀魂をプレイしながら、チュートリアル「教えて一姫いちひめ先生!」を参考に麻雀のルールを解説していきます。

透「おねしゃす」
雛菜「小糸ちゃんは予習してきたんだよね~?」
小糸「う、うん・・・・・・! 任せて・・・・・・!」

(注)ここからルールについて画像3枚分の説明を挟みますが、《必ず》読み飛ばしてください。

麻雀には5種類のハイ・・・・・・1から9の萬子マンズ筒子ピンズ索子ソーズ、4つの風牌フォンパイと3つの三元牌サンゲンパイがあります。それぞれ4枚あり、全部で136枚の牌があります。

透「え」

そして麻雀の手牌てはいに大事な組み合わせは順子シュンツ刻子コーツ対子トイツです。
順子シュンツ:萬子・筒子・索子のいずれの種類で、数字が繋がっている3枚の牌。
刻子コーツ:完全に同じ3枚の牌。
この2つは面子メンツとも言います。
対子トイツ:完全に同じ2枚の牌。
これは場合によっては雀頭ジャントウとも呼ばれます。

円香「呪文?」

なぜこの組み合わせが大事かというと、麻雀の大事な目標である和了ホーラを達成するためには、手牌に面子メンツを4つと雀頭ジャントウ1つの形にしていくのが一般的だからです。

雛菜「へ~~~?」

ここまで分かればあとは、自分の番ごとに山からハイ自摸ツモして・・・・・・

透「???」

そう・・・・・・

麻雀って専門用語がとても多いんです・・・・・・!

それも中国語由来の耳慣れない言葉ばかりですよね。わたしも覚えるのが大変でした。だから用語はなるべく後回しにして、ゲームの仕組みから入っていきましょう。こちらはすごくシンプルです。

先ほどの説明は一旦忘れてください。

透「忘れた」

ごめんなさい。やっぱり覚えておいてほしい言葉がありました。

1つだけです。

これは「ハイ」「パイ」と読みます。麻雀で使用するコマのことです。ゲームを始めると自分の前にズラッとハイが並ぶと思います。これが手牌てはい、つまり「手札」です。

様々な種類の「ハイ」を加えたり捨てたりして入れ替えながら、「手牌てはい」の完成を目指すゲームが麻雀なんです

円香「ポーカーみたい」


改めて麻雀の基本ルール

ここからはノクチルで対局しながらルールを説明していきます。麻雀は4人のプレイヤーで行うゲームなので、わたしたちにぴったりですね。

麻雀はターン制で進行するゲームです。

まずは麻雀における手札、手牌が全員に配られます。

最初にアクションを行うプレイヤーである「親」の手牌を見てみましょう。今回は透ちゃんのようです。

透の手牌

一番右の「中」と書かれた牌が少しだけ他と離れているのが分かりますか? これは新しく手に加えられた牌であることを表しています。1枚増えたので、代わりに何か1枚捨てなければいけません。もちろんそのまま「中」を捨てることもできます。

正確には「中(チュン)」「西(シャー)」

「中」を加えて「西」を捨てました。これで透ちゃんのターンは終わり、右隣の雛菜ちゃんにターンが移ります。

このように各プレイヤーは自分のターンに「牌の山から1枚引いて手に加え、代わりに1枚捨てる」というアクションを行います。これを順番に繰り返すことでゲームが進行していき、誰かが手牌を完成させるか、もしくは引ける牌がなくなった時点で仕切り直しです。

ひとまず、麻雀で基本となるアクションは「牌を1枚加えて、1枚捨てる」こと、とだけ覚えてください。とっても簡単ですよね。

円香ちゃんの言うとおり、適当に牌を捨てていても麻雀で勝つことはできません。

ボードゲームやカードゲームで勝つことを「あがり」と言いますよね。麻雀も同じです。他のプレイヤーよりも早く手牌を完成させることで「あがる」ことができ、その手に応じた点数が貰えます。

なので先ほどのアクション(牌を加えて捨てる)は、手牌が完成形に近づくように考えながら行う必要があるんです。状況に応じて何を残して何を捨てるのが正解か、その見極めが麻雀の醍醐味だと思います。

基本ルールについてのまとめ

・麻雀の基本的なアクションはハイを1枚加えて、1枚捨てる」こと
・ゲーム内での目標は他のプレイヤーよりも早く手牌てはいを完成させ「あがる」こと


第二章 牌の種類と基本形

引き続き、福丸小糸です。

前回わたしたちは、牌を加えたり捨てたりする目的は手牌を完成形、つまりあがりの形にするためだと学びました。そのあがりの形を目指すにあたってみなさんに知っておいてほしいことが2つあります。

「牌の種類」「基本形」です。

なんだか大変そうに聞こえますか?

でも大丈夫、前回と同じく難しい用語は後回しにしちゃえばいいんです。覚えてほしいことは「何を」「どう揃えればいいか」だけですから。


牌の種類

それでは麻雀にどういった牌があるのかを簡単に触れていきましょう。

麻雀では136枚の牌を使用します。そう聞くと多く感じるかもしれませんが、上の画像と全く同じものが4セットあるというだけです。

ここではなんとなく「1~9の数字を持った牌がある」「全く同じ牌は4枚ある」くらいに記憶していてください。


基本形

ここからが本題です。あがりのために目指すべき形、「基本形」について解説します。

まずは完成形の例を見てください。

これは手牌13枚に、加えられた牌1枚を合わせた形になります。完成形になるのは牌を捨てた時ではなく、必ず加えた時です。

この14枚は以下のようにグループ分けされます。

3枚1組のグループが4つ。そして同じ牌2枚のグループが1つ。

この「3・3・3・3・2」の形が、あがりの基本形になります。

そうなんです。3枚1組のグループの作り方は2通りあって、どちらで揃えても大丈夫です。


パターン①:同じ図柄かつ数字が連続する牌を3枚組み合わせる

「牌の種類」で見た画像に数字が割り振られた牌がありました。

これらの牌は3種類の図柄に分かれており、それぞれ1~9の数字を持っています。「数字」の牌は見たまま、「丸」と「竹」は図柄の個数がその牌の数字です。

この数字が連続する3枚を揃えることで、1組のグループを作ることができます。

ただし、異なる図柄同士でグループを作ることはできません。また、9と1が連続することはありませんし、「方角」や「漢字」の牌でこのパターンのグループを作ることもできません。


パターン②:同じ牌を3枚組み合わせる

こちらは説明不要ですね。パターン①と違って全ての牌で作ることができます。


ここまでを踏まえて、改めて先ほどの例を見るとこうなります。

この3枚1組の作り方は麻雀の大事なポイントなので忘れないでくださいね。

以上が、「牌の種類」「基本形」に関する説明になります。


練習問題

突然ですがここで復習を兼ねて問題です! 手牌が次のような時、あがりに必要な最後の牌はどれでしょう?

正解はこの章の最後

この手牌のように、あがりに必要な牌が残り1枚の状態を「聴牌(テンパイ)」と言います。手牌は通常13枚なので、完成形の14枚になる前に必ず聴牌テンパイすることになるんです。

これからたくさん目にすると思うので、以降は聴牌テンパイという用語にも慣れていきましょう。

余談ですが「テンパる」という言葉はこの聴牌テンパイが由来だそうです。元々は準備が整うことを意味する言葉だったんだとか・・・・・・

牌の種類と基本形のまとめ

・手牌+加えた牌で作った「3・3・3・3・2」のグループがあがりの「基本形」
・2枚のグループは「同じ牌2枚」
・3枚のグループは「同じ牌3枚」または「同じ図柄で数字が連続した3枚

練習問題の答え:C

✖A→2枚のグループが無い
✖B→「8-9-1」はグループ不成立
◎C→「7-8-9」はグループ成立


第三章 立直リーチ

さて、あがりの基本形を覚えたことでわたしたちの麻雀もようやくゲームらしくなりそうです。対局の続きを見ていきましょう。

麻雀には、自分の手で牌を引く代わりに、他のプレイヤーが捨てた牌を貰うというアクションがあります。この「チー」はそのひとつですが、今回は使わずにやっていきましょう。理由はのちほど。

ゲームはつつがなく進行していきます。

透ちゃんの画面にまた別のボタンが点灯しました。これは「立直(リーチ)」と読みます。

透ちゃんの手牌をよく見てください。あがり・・・・・・ではありません。ですがここから適切な牌を捨てることで聴牌テンパイにできます。

聴牌テンパイ=あと1牌であがりの状態(画像は「6か9」の「竹」であがり)

ある牌を捨てた場合に聴牌テンパイとなる時、条件を満たしていれば、プレイヤーは「リーチ」を宣言できます。その条件の中に「他のプレイヤーから牌を貰わないこと」があるため、先ほどは我慢してもらいました。

今度はスキップではなく「立直リーチ」ボタンを押してください。

すると捨てるべき牌が一目でわかるようになりました。同時に、そのまま聴牌テンパイとした場合にあがりで必要な牌、いわゆる「アガリ牌」も確認できます。

さあ、そのまま牌を捨て「リーチ」を宣言しましょう!

聴牌テンパイとなったプレイヤーは主に2つの手段であがることができます

1.自分でアガリ牌を引く
2.他のプレイヤーがアガリ牌を捨てる

なんと! 自分で引くだけでなく、他のプレイヤーの牌でもあがれるんです。

なのでリーチを宣言したプレイヤーが出た場合、他のプレイヤーはアガリ牌を推測して、それを避けて牌を捨てる必要があります。

では、アガリ牌を避ける簡単な方法をひとつお伝えします。

麻雀のルールとして、自分が捨てた牌で他のプレイヤーからあがることはできません。つまりリーチを宣言したプレイヤーが捨てた牌はすべて、他のプレイヤーにとって安全な牌になります。

透ちゃんがアガリ牌を引きました!

結果画面にさまざまな用語が飛び交っていますが、今は気にしないでください。あがり時に表示された「ツモ」についてだけ解説します。

自摸ツモは毎ターン行っている「山から牌を引く」行為の呼称です。「ツモる」などと表現します。今回、透ちゃんはツモであがったので「ツモあがり」の演出が入りました。

一方、人の捨てた牌であがる場合を「ロン」と言います。

この2つのあがり方でそれぞれ点数のやりとりが違うので、ここで補足させてください。

そもそも麻雀は、ゼロから点数を増やすゲームではなく、お互いの持ち点を奪い合うゲームなんです。

ツモあがりでは全員から分割してロンあがりではアガリ牌を捨てたプレイヤーひとりから全額、あがった時の点数を貰うことができます。

ロンされることはできれば避けたいですね。

そしてここで、透ちゃんがあがったことで仕切り直しになりました。

ここまでの一連の流れをきょくと呼びます。

通常、次の局が始まるとともに「親(=スタートプレイヤー)」の権利も右隣のプレイヤーに移ります。そうして親の権利が2周(ルールによっては1周)まわったところでゲームが終了し、その時点で最も多く点数を持つプレイヤーが最終的なゲームの勝者となります。

ただし、今回のように親であがった場合は次の局も親を継続できます。親にはあがり時の点数が増えるという利点もあるので、大きくリードするチャンスです。


リーチの意義

確かに先ほどの局では、リーチをする意義を十分に伝えきれませんでした。質問に答えると、リーチはしないこともできます。ただし、するメリットももちろんあります。

まず、なぜわたしがリーチというアクションを教えたのかについて説明させてください。

実は麻雀は、基本形(=3枚1組の4グループと2枚の同じ牌)を作っただけではあがれないんです。

初めの方で円香ちゃんが麻雀を「ポーカーみたい」と例えたのを覚えていますか? まさにそのポーカーの「ストレート」や「フルハウス」といった「やく」と同じものが麻雀にもあります。しかもポーカーと違い、牌の構成やあがり方次第で複数の役を同時に成立させることが可能です。

そしてプレイヤーがあがるためには、基本形を作った上で、最低でも1つの役が必要になります。

けれど沢山ある麻雀役を、今からひとつひとつ覚えていくのは大変ですよね。

そこで登場するのが立直リーチ」という「役」になります。

リーチには、あがりの基本形以外の知識がいりません。聴牌テンパイ時にリーチを宣言するだけで、あがった時に「立直」という役がつきます。先ほどの結果画面にも表示されていますね。

なので、基本形を覚えたばかりのわたしたちが、一番簡単にあがる方法として、このリーチというアクションを紹介させてもらいました。

リーチをしないこともできると言ったのは、それが役のひとつにすぎないからです。他の役が成立しているなら、リーチできる状況でも、せずにあがることができます。

ただ、リーチには役がつく以外にも特別な恩恵があるので、わたし個人としては積極的に狙ってほしいおすすめのアクションです。

最後に、リーチをするための条件とメリット・デメリットを振り返って、次のステップへ向かいましょう。


<リーチをするための条件>
・他のプレイヤーの牌を貰わずに聴牌テンパイする
・宣言時に1000点を支払う(支払った点はあがったプレイヤーが受け取る)


<リーチのメリット>
・他の役の有無に関わらず基本形を作るだけであがれる
・「一発イッパツ」「裏ドラ」といったリーチ時限定のボーナス役がつく可能性がある


<リーチのデメリット>
・他のプレイヤーに聴牌テンパイしたことがバレる
・リーチ後はあがるまで、引いてきた牌を捨てることしかできない

立直リーチのまとめ

聴牌テンパイした後はアガリ牌を「自分で引く」「他のプレイヤーが捨てる」ことであがることができる
・あがるためには「役」が1つ以上必要
立直リーチ聴牌テンパイ時にリーチを宣言するだけで成立する役


第四章 鳴きと役

この企画もいよいよ大詰めです。

ここまで一緒に学んできたみなさんは、麻雀で遊ぶために必要な知識を十分身につけていると思います。

目指すはただ一つ、聴牌してリーチ! ・・・・・・ですよね?

ここからは、より実践的に、麻雀をもっと楽しみたい人に向けた講座になります。言わば「武器」を増やすための講座です。麻雀用語の数も一気に増えるので、今すぐ進む必要はありません。

聴牌してリーチするだけの麻雀では満足できなくなったら、改めて訪れてみてください。


鳴き

自分でツモる(=山から牌を引く)だけではなかなか欲しい牌が集まりませんよね。今捨てられたあの牌があれば揃ったのに・・・・・・

その牌、貰えます。

今から解説するのは、他のプレイヤーが捨てた牌を貰うことのできる、「鳴き」と呼ばれる3つのアクションです。


チー

前回、透ちゃんがスキップした「チー」。これが牌を貰うためのアクションだということは既にお伝えしていましたね。

「チー」とは、「手牌の2枚」と「捨てられた牌」で「同じ図柄の連続する3枚」の組み合わせが作れる場合に可能となるアクションです。

「チー」によって作られたグループは、表向きにして手牌とは別に置かれます。こうなった牌はその後、他の牌と入れ替えることはできません。アクション後はツモと同様、残りの牌から1枚を捨て、右隣のプレイヤーにターンが移ります。

もうひとつ「チー」の条件として、牌を貰えるのは自分の左隣のプレイヤーからだけになります。今回の透ちゃんの場合、円香ちゃんと雛菜ちゃんの牌は「チー」できないということです。


ポン

「チー」と似たアクションとして「ポン」というものがあります。

「ポン」とは、「手牌の2枚」と「捨てられた牌」で「同じ牌3枚」の組み合わせが作れる場合に可能となるアクションです。

「ポン」は「チー」と違って誰からでも牌を貰うことができます。それ以外は「チー」と同じです。


カン

同じ牌4枚を集めて、4枚1組のグループにしてしまうアクションを「カン」と言います。ただ、「カン」については長くなる上に、重要度は高くないので本講座では割愛させてください。


以上が「鳴き」と呼ばれるアクションです。「チー」と「ポン」は自分が欲しい牌を効率よく手に入れることができるので、聴牌までのスピードをぐっと上げることができます。

しかし、覚えていますか? 「鳴く(=他のプレイヤーから牌を貰う)」と、あることができなくなることを・・・・・・

リーチできないと・・・・・・

役がないと・・・・・・

そう、役がないとあがれません。

だから「鳴く」のならば「リーチ」以外の役を知る必要があるんです。

ご用意しました。鳴いても成立するポピュラーな役2つになります。


役牌やくはい

「牌の種類」を振り返りましょう。

「方角」「漢字」と呼んでいた数字を持たない牌に注目してください。これらは「同じ図柄の連続した3枚」のグループを作ることができないといった特徴がありました。

代わりに、同じ牌を3枚集めるだけで、1つの役として成立する場合があります。

これが役牌やくはいという役です。役牌は揃える牌によって、以下に分類されます。


かぜ牌/かぜ

「方角」の牌、トン」「ナン」「西シャー」「ペー」のどれか1種類を3枚揃えることで成立する役です。ただし、役となるためにはそれぞれ条件があります。

麻雀では各プレイヤーに方角が割り振られています。親は必ず「東」、そして親から反時計回りに「南西北」というように。

「役牌:自風牌」は、自分に割り当てられた方角と同じ牌を3枚揃えた場合に成立する役です。

なので各プレイヤーで「役牌」となる牌が違います。親の権利は移っていくので、「自風牌」もそれに従って変化することに注意してください。

プレイヤーに方角が割り振られるように、ゲームの各フェーズにも方角の名前がつけられています。

麻雀の1ゲームは「親の権利が2周するまで」でしたね。このうちの最初の1周は「東場」2周目は「南場」と呼ばれます。条件次第では「西場」「北場」と続くことも。

「役牌:場風牌」は、場に割り当てられた方角と同じ牌を3枚揃えた場合に成立する役です。

「役牌:自風牌」と違い、全プレイヤーで共通した牌が「役牌」となります。

自風牌と場風牌は重複します。例えば東場で親だった場合は、自風牌、場風牌ともに「東」が役牌になり、あがったとき両方の役がつきます。

トン」「ナン」「西シャー」「ペーをまとめて四風牌スーフォンパイと言いますが、単に風牌かぜはいと呼ぶのが一般的なようです。


三元牌サンゲンパイ

「漢字」の牌、ハク」「ハツ」「チュン」のどれか1種類を3枚揃えることで成立する役です。「風牌」のような条件はありません。

「白」「發」「中」は2種類まで重複して役をつけることができます。

役である三元牌サンゲンパイがそのままハク」「ハツ」「チュンの総称です。


以上、1つめの役「役牌」を紹介しました。

役牌の元となるこれらの牌をまとめてはいと呼びます。反対に、字牌以外の数を持つ牌は数牌すうはいです。


断幺九タンヤオ

手牌全体の揃え方によって役が成立する場合もあります。

「タンヤオ」は、数牌の2~8のみで手牌を完成させた場合に成立する役です。

「1」と「9」の数牌と字牌は使ってはいけません。そのため役牌とは重複できないのですが、無理なく組めて「チー」や「ポン」まで可能な便利役です。

いらない牌を捨てていくと、自然とこの形になることも多いかもしれません。

2つめの役「タンヤオ」は手短に、以上です。


「役牌」「タンヤオ」「リーチ」を加えた3つの役は、麻雀において最もよく見かける役だと言われています。それだけ成立しやすいということなので、まずはこれらをマスターしていきましょう。


ドラ

役を覚えてあがれるようになったら、今度はあがったときの点数を増やしたくなりませんか?

実は簡単に点数を増やす方法があります。

それが「ドラ」です。雀魂ではキラキラとしたエフェクトがつきます。

毎局ランダムに1種類の牌がドラとして設定されます。ドラを持った状態であがると、その枚数分のボーナス点を無条件に得ることが可能です。

局ごとに変わるドラ以外にも、ゲームを通して固定の「赤ドラ」、リーチであがった時のみに出現する「裏ドラ」などがあります。

ドラは役ではないのでそれだけであがることはできませんが、1枚だけで「役牌」や「タンヤオ」と同じ点数を持つ強力な牌なので、むやみに捨てないよう注意しましょう。

鳴きと役のまとめ

・他のプレイヤーの牌を貰うアクションを「鳴き」と呼ぶ
同じ図柄3連の組を作る「チー」同じ牌3枚の組を作る「ポン」、同じ牌4枚の組を作る「カン」
・鳴いても成立する簡単な役として、字牌を3枚集める「役牌」1・9・字牌を使わずに組む「タンヤオ」などがある
・ドラは役ではないが持っていると点数にボーナスが入る


第五章 雀チル


雀チル|終


結び

おつかれさまでした。

「ノクチルと学ぶ麻雀:入門編」はここまでです。

みなさんが麻雀に触れるきっかけにはなれたでしょうか? そうであったら嬉しいな、と思います。

今回の講座では、初心者の方が今すぐ遊べるようになることを念頭に、説明が難しい部分を省かせてもらいました。

なので!

わたしが学び、感じた麻雀の面白さは、まだまだ、全然、伝えきれていません・・・・・・!

この思いはいつか必ず「実践編」で晴らしたいと思います。ですが今はまだ、わたしを含め、ノクチル全員が見習い雀士です。もっともっとレベルアップして帰ってきますので、みなさんもそれまで、各々のペースで麻雀を遊んでください。

他にはどんな役がある? 効率のいい牌の捨て方は?

点数計算ができていれば・・・・・・!

学べば学ぶほど、麻雀は楽しくなっていきますよ。

そして麻雀を遊ぶ際はぜひ、「雀魂」から始めてみてくださいね!

コラボイベント『光彩協奏曲』2024/12/16(月)5:59まで雀魂ゲーム内にて開催中です。

それではみなさん、雀魂でお会いしましょう! 









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