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どこに住んでいてもやることは同じ

春のこと。日本に遊びに行きたいと言った私の一言で、夫が旅行を計画してくれた。実家に帰るのではなく、旅行として日本に帰ることになった。

旅先にはおばあちゃんの家があるので、夫がせっかくなら挨拶に行こうと言ってくれておばあちゃんにも夫を紹介することができた。何年振りに会えたんだろう。すごく喜んでもらえて孫として嬉しい。

この日本旅行では、私が夫をリードして行動することが多かった。韓国ではいつも夫がリードしてくれて、私はそれについていくことがほとんどなのだけど。

いつも控え目な自分がこの旅行中かなり積極的になれてお店の人ともおしゃべりを楽しんだり、夫が動くよりも先に自分からどんどん動いてた。私がやらなきゃ!という思いがどこかにあったのかもしれない。

それに日本語でこんなに自由に何でもできるというのが嬉しかったのもある。日本にいた時はこんなんじゃなかった。知らないうちに変わってたのか。

韓国に戻ってきてから、あぁ、韓国でもこうやればいいのかと前向きになれた。一人で知らない場所に行ってみたり、店員さんに話しかけてみたり。今までガチガチに固まってた私の行動力が少しずつ動き出したみたいで嬉しかった。

なんでこんな簡単なことに気付けなかったんだろう。場所が変わっただけ、言語もちょっと違うけど、私がやることは同じなんだなと思った。そんなに緊張しなくてもいいのかも。


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