見出し画像

#24

こんばんは。

夢に出てきたので、今日は今までに使用してきたアコースティックギターのことを書こうと思います。購入順です。

Martin D1

バンド解散後、弾き語りでステージに出てみないかと誘われて、出ることにしたんですが、ちゃんとしたアコギを持っていなかったので、楽器屋に買いに行きました。そこで中古6万でこれが売ってて、マーチンがこんなに安く買えると飛びついた覚えがあります。ギターのパーツとか壊れてて一応音が出るよって状態でしたね。

Gibson J-50 (1969)

弾き語りを続けることにした僕は、マーチンと同じく歴史あるギブソンのアコギを買いました。当時はギリ10万台で買えましたね。ピックガードにマークが入っている時期で、それが好きで買った覚えがあります。後に階段から落として割れてしまいました。

Martin OO-17 (1950)

D1を気に入らなかった僕は、いくつかギターを弾いてみてこれを気に入りました。30万くらいしたと思います。バンド時代のエレキギター(↓の写真のやつ)を売って買ったのを覚えています。オールマホガニーのギターでお気に入りでした。

Gibson LG-3 (1956)

これは仲良くなった楽器屋のご主人の紹介で、格安で譲ってもらったものです。非常に長い付き合いになったギターで、「朝と夜の日々」「orange peel」で録音に使用しています。「生活は続く」のMVで弾いている小さいギターです。今でも思い出深いギターですが、弾きまくったせいで入院が必要となったことと、芯の強いサウンドの扱いに困っていたこともあり、手放しました。金持ちになったら同じモデルを買い直そうかななんて思っています。

Gibson Nick Lucas (1991)

ナチュラルカラーのニックルーカス。思い出深いギターで、抱えた時のフィット感が個人的に大好きでした。メイプルで出来ているための硬めの音と、イレギュラースペックなギターでロングスケール(マーチンと同じ)のため、煌びやかな音なのが嫌になり手放しましたが、今でも時々思い出します。「朝と夜の日々」の録音で使用しています。スケールが普通のギブソンスケールなら良かったのになあ。

Gibson Southern Jumbo (1952)

アルバムの売り上げでギターを買おうと買いました。今までで一番高価なギターで、50万くらいでした。それでも格安だと思います。知り合いのコレクターの方から譲っていただきました。高価ゆえにあまり持ち出すことが出来ず、ワンマンや特別なイベントにしか持ち出せなかった記憶があります。素晴らしい音でしたが、自分が使っていいものか少し罪悪感があったことと、簡単に持ち出せないことがネックになり手放しました。

Anchan モデル?

北海道の職人さんが作っているギターで元になっているモデルは、おそらくギブソンのロイスメック、もしくは12フレットジョイントのJ-45って感じ。本物のロイスメックと違い、楽器の厚みは普通でした。安価で持ち出しやすく、荒ぶれた現場によく持ち出しました。国産らしい良く鳴るギターでしたが大きいギターに疑問を感じた時期に、人に譲りました。

Gibson J-45 (1966)

柔らかい鳴りを探していて、楽器屋で気に入り購入しました。当時ジェムステイラーにどっぷりでした。彼のはJ-50です。やっぱりちょっと音が違いましたね。とてもいいギターでしたが、独特の音で扱いが非常に難しく、PAさん泣かせでした。「orange peel」で録音に使用しています。「窓」のMVで弾いているギターです。後に機材整理の際に手放しました。

Gibson B-25 (1965)

J-45の小さいバージョンが欲しかったからそのまんまのギターを買いました。鳴らないギターで、そこが優しいなと思って好きでした。しばらくずっとこれでライブとかしてました。後に機材整理の際に手放しました。

Gibson Nick Lucas (2016)

以前手放したニックルーカスが忘れられなかった僕は、ずっと奴を超えるニックルーカスを探していて、やっと見つけた今のメインギターです。始めて新品で購入したギターでもあります。自分好みの音が出るようになるまで1年ほど掛かりました。これを手放すときは辞める時だと思います。細かなスペックまで僕好みで最高です。

以上、アコギ遍歴でした。

ためにならんブログだ。こうして見ると、ずっと僕は自分のサウンドを探し求めて渡り歩いてきたなと。その結果愛する細野さんと似たようなギターになったのは面白いな。もう1年は新しいギター買ってないけど、それぐらい今のサウンドに納得してます。もうちょっと違う音にしようってなれば分からないけど、ようやくやれることと出来ないことが分かってきた、踏み固まってきたというか。

だからね。僕より若いミュージシャンにも色々試してみてほしいな。自分がかっこいいと気に入る、納得できる音楽が一番いいと思うよ。楽器は何でもいいのかもしれない。それで自分が大きく変わる訳じゃないから。けれど、新しいアイデアをくれたり、何か変わるきっかけをくれる。背伸びして高いの買うのも良し、オンボロ買うのも良し。

説教じみてきたな。ここらでさらば!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?