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夫婦間でおならの音を聞かせたくないので「耳塞いでー」と言っていたら、思わぬ展開になった。

夫婦間でもエチケットは必要だ。
我が家の場合、おならがしたくなったら
「耳塞いでー」
と、相手におならの音を聞かせないという習慣がある。
ただ、全く互いのおならの音を聞いたことがないわけではない。寝っ屁、不意打ち、うんこ前のトイレ駆け込みなどで聞かせてしまうこともある。
ただ基本的には「耳塞いでー」と配慮する。さすがにニオイまでは配慮できないが。

私たち夫婦はよくおならをする。しない日はないくらいする。
つまり一日に10回くらいは「耳塞いでー」と言う。
その言葉を聞くのは菩薩だけではない。

犬も聞いているのである。
我が家にはトイプードルが二匹いるのだが、二匹ともこの言葉を覚えてしまった。では覚えたらどうなるのだろう。
「耳塞いでー」
→おならの音
→時が止まる
→ニオイを嗅ぎにおしりにやってくる
→ニオイを嗅いで飛び跳ねる(?)
→逃げる

下手なコマンドを出すよりも、「耳塞いでー」と言えば黙る犬たち。
何故だろう、無駄吠えに対して今まで一生懸命「ダメ」と教えていたのに、それはあまり聞かず、「耳塞いでー」を言うと黙る。効果てきめんなのだ。

わんこたちよ、頼むから飼い主のおならを期待しないでくれ。
何もないときにおしりのニオイを嗅ぎにこないでくれ。

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