仕事と学歴と真の能力#4
海外駐在編
ⅰ 社会人になってから憧れをもった海外生活が始まった30歳前半
・住まい探し
当時は不動産屋を訪ねて物件紹介を受けてました。まだネットで検索は少なく
足で探しました。
・日本人コミュニティー
住まい探しで大きく2択
①日本人が多く住む地域
②日本人が少ない地域
この2択から入りました。
私は①を選択しました。 理由は、海外生活、他人とはいえ日本人が周りにいる安心感。友人を作ろうとは思いませんでしたが、②にすると24時間緊張から抜け出せない気がしました。 この選択は良かったと思っています。現地の人も日本人に慣れているので、飲食店も日本人に優しかった。助かりました。 特にマンガ喫茶にお世話になりました。日本のマンガがたくさんあって、和食の軽食も食べられる。仕事は現地の言葉だけしか使わない私には日本語に触れられるのがマンガだけでした。
結局、日本人の知り合いは作らず、自由な駐在生活を過ごしました。
ⅱ 駐在生活と学歴
題名に仕事と学歴と〜としていますが、駐在生活ではまったく関係ありませんでした。
もしかしたら現地の方々は、東京大学とか京都大学とか出てるの?とか、駐在員なんだから有名大学卒業か?なんて思っていた人もいたかもしれませんが。
仕事の経験は積んでいましたし、現地の語学もしっかり身につけていましたので自分の能力は発揮できたと思います。
会社から求められていた仕事はこなしました。本社から上層部も出張できて現地取引先、他国の駐在員との大掛かりな会議でもプレゼンをやって足跡を残せたと思います。
ⅲ 積み重ね
入社当初は同期の大卒者から一歩二歩遅れをとっていた時期もありました。新
入社員研修が高卒は長い。でも、同じ年の大卒組が入社してきたときには、確実
に大学分4年以上の差はつけていたはず。その頃には同期の大卒者とも仕事の差
はなく、特定の業務では逆転してました。
業務が多岐に渡ることから、一定の専門知識を持つものが現場で使える社員と
して求められます。どこの会社でも同じですよね。
私はその会社の要求にずばり一致したとしての海外駐在です。もちろん、語学
学習の積み重ねがあってのこと。
専門知識と語学力 + 組織からの評価 = 実力
と思いました。 ここに学歴は一切関係ありません。我が社ではです。
でも、大企業になればやっぱり学歴は必要、さらに大学のランクですよね。
仕事してて思いますよ、あーこの人賢いって。それなりの大学出てますね。逆
もありますよ、あーこの人とは無理って。あー、それなりの、、、。
我が社の採用の特徴ですかね、大学のランクがさまざまなんです。 今は全入
学時代だから、大卒多いです。
私は高卒で入社してくる若手を応援しています。 知識と良質な経験だと。
そこから抜き出てきた奴は、希望の部署に推薦したり、私のもとで一緒に仕事
してきました。
私の若い頃と今の時代の違いに、終身雇用制度とワークライフバランスがあります。どこでもいっしょですよね。 今は、転職当たり前、残業しない当然。どうやって良質な経験を積ませるか、専門性を積み重ねるか、悩ましいですね。
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