別れに向かうゲーム特集を企画してみた

最後の最後でバタバタがあった『100日後に死ぬワニ』。

今ではバタバタのせいで正当な評価が難しくなってしまっていますが、完結までの人気は本物でしたね。

こういった人気コンテンツがでてくると、それに付随した企画も立てやすくなるもの。

仮にゲーム雑誌でこのテイストを取り込んだ企画を妄想していこうかと思います。

企画名:別れに向かうゲーム特集(仮)

まずは企画意図を大雑把に

企画意図

現在人気の『100日後に死ぬワニ』。100日後の結末を予測させながらも日常を描くことで「本当に死んでしまうのか?」「この小さな幸せが終わってしまうのか?」と注目を集めました。毎日連載ということで読者と1日1日をリンクできたことも人気の一因だったと思います。この「終わりに向かっていく」という手法は多くのゲームで取り入れている要素でもありました。鬱展開があまり人気がないこともあり、終わることがない物語が受け入れられることが多い現在だからこそ、終わりに向かう要素が組み込まれた名作ソフトを紹介することで今のプレイヤーさんたちが手に取るきっかけとなり、これらのソフトの再評価につながる企画となります。

まぁこんな感じ。すっかり『ユーゲー』的な企画ですね。

次にページ構成

扉:2ページ

扉は、一特想定で見開きですね。無駄に思えるかもしれませんが、扉は特集の顔なので重要ですよ。

企画記事ゲームと別れ 2ページ

ループするゲームとエンディングがあるゲームなどからゲームと別れ、別れのためのゲーム…なんから面白い記事にならないか?ここが面白くなれば、この企画は買ったも同然。

ソフト紹介 12ページ

2ページ見開きを4本

1ページを4本で12ページ。

『どこでもいっしょ』『アイマス』『LUNARⅡ』は見開き確定ですよね。それ以外は今はぱっと浮かばないので…

インタビュー:センチメンタルグラフティの主人公ネタ 2ページ

『センチメンタルグラフティ2』は、このテーマでは触れたいタイトルなのと「主人公は死んでいなかった」というお話も方らているようなので、開発者の方に詳しく伺って記事にしたいところです。

取材記事:グーリフケアと向き合う 2ページ

『ユーゲー』的からはすっかり離れるのですが、大切な人を失った際やペットロスなどのグリーフからの回復について真面目に記事化。「ゲームの持つ役割は」みたいな要素も入れたいところですが、入れないほうが面白くなりそうかな。

特集総論

最後に特集まとめ。

割と普通にまとまってしまっていましたね。

お坊さん・神父さん・神主さんでゲームやっている方に話を聞きにいくのも新しい発見があるかもしれません。期限から逆算して成長を促していくという点では学校の先生や塾の講師さん、スポーツの指導者さんなどの視点からのソフトレビューがあったら面白そうです。

とりあえず企画の初期段階はこれくらい。

ここから各ライターさんに打ち合わせをしながら膨らませていく感じです。

この膨らませていく時期が本当に楽しい。

あー本が作りたいなぁ

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