園田真理はなぜ変身できないのか?
『仮面ライダージオウ』で登場したことで、『仮面ライダー555』を見直している人もいるかと思うので、ずーと疑問に思っていたことを書いて行きたいと思います。
園田真理は、劇中で2度仮面ライダーファイズへの変身を失敗しています。
1度目が、スティングフィッシュオルフェノク戦
2度目がドラゴンオルフェノク戦
この2回で状況がかなり違います、
1度目の段階での真理は、死後にオルフェノクの記号を埋め込まれて復活した状態。
2度目は、2度目の死をさらにオルフェノクの記号を埋め込まれることで再度復活した状態。
より強くオルフェノクの記号の影響を受けていたドラゴンオルフェノクの戦ですら変身できていない。
ファイズへの変身条件を、オルフェノクまたはオルフェノク的要素を持つものとすれば、真理が変身できないのはあきらかなイレギューラーです。
じゃあなぜできないのか?
性格が要因となりそうなのは、攻撃性が強調されるデルタくらいで、花形もベルトを送りつけているところから変身できると踏んでいたのでしょう。
オルフェノクの記号を埋め込まれた他の流星塾生と真理との決定的な違いは、真理が明確な「夢」を持ち、実現のための行動しているということですよね。
オルフェノクに襲われ使徒再生したのは、夢を諦め切れていない海堂や妹を探していたアルマジロオルフェノク、ピザにこだわるドルフィンオルフェノクなど、現状に執着している人ばかり。
彼らが少し屈折しているとすれば、真理は夢へ一直線に見えますよね。
つまり、夢へ一生懸命努力しているとオルフェノクの記号を超えて、ベルトには「人間」として認識される…んでしょうかね?
「夢があれば人間は立ち上がれる」という象徴のような存在が真理ということでしょうか。
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