過去の自分へのアドバイス

こんにちは。今の自分があるのも、過去の自分があってこそ(当たり前ですが)の姿です。今が良いか悪いかは置いといて、現在の自分から過去の自分へアドバイスを送ります。

【小学生】
あんまり記憶にないですが、友達も多くいた記憶があります。今でもその当時の友達とは親交があります。友達をたくさんつくることと、ひらがな・カタカナ・漢字や足し算・引き算・掛け算などの基礎学習を目的としている小学校生活においては特段アドバイスはないと思います。一つアドバイスをするとすれば、異性にもやさしく思いやりを持った接し方をした方が良いということです。

【中学生】
私はバスケ部に所属してましたが、勉強そっちのけで部活動ばかりやってました。何かに熱中するという点では良かったのかも知れませんが、勉強も両立できたらもっと良かったと思います。高校へはスポーツ推薦で行けましたが勉強では・・・です。
このころは反抗期真っ盛りでもありました。先生や親、とにかく大人の言うことは全く聞かず、何かと反抗ばかりしていました。時にはひどいことも言ってしまったこともありました。今は二児の親となりましたが、自分のこどもたちも同じようなことになったらと考えたら・・・
アドバイスは小学生の時と同じく異性にやさしく、勉強もしっかりやる、先生や親や大人の言うことはしっかり聞くことをアドバイスします。

高校生
バスケのスポーツ推薦(特待生)で私学に入学しました。スポーツに力を入れている高校で、バスケ以外に柔道や空手、水泳など全国から特待生を招いているような学校です。一般クラスとは勉強のカリキュラムが異なるスポーツクラス(スポーツ特待生のみのクラス)でした。勉強レベルは一般クラスとはかけ離れていましたので、勉強について苦労することはありませんでしたがこのことが後に苦労することはその時は気付いていません。
バスケの特待生としてスポーツ推薦で入学しましたので、やはりバスケで結果を出さなくてはなりません。全国から猛者どもが集結しているのでレギュラー争いもそう簡単ではありません。練習も非常に厳しく、何度か挫折しそうになりましたが、何とか3年間で無事卒業することができました。
3年間の高校生活では、今思い返せば忍耐力や持久力、限界を超える底力がついたと感じます。
また、厳しい先輩・後輩の上下関係やマナーも習得できたと思います。体育会系ならではの上下関係ではありましたが、社会人でも大切なことの一つですので、貴重な学びにはなっていると思います。
この頃の自分へのアドバイスは、先輩にされたら嫌なことは後輩にしていないか?ということです。先輩にはこんなことをされたから、後輩も同じことをしなければいけないというのはありえません。それこそ、負のスパイラルに陥りがちになります。自分がされたら嫌なことは他人にはしてはいけないという当たり前のことですが、これは自分の子どもにも口酸っぱく言っていることです。

【社会人】
高校卒業後、大学に進学することなくすぐに社会人となりました。特にやりたいこともなかったので特段資格が必要ではない職種に就職しました。
現在も職種は違いますが当時と同じ業界に身を置いております。
中学・高校とバスケばかりやっていて、勉強もろくすっぽやっていなかったので今も苦労することが多いです。バスケばっかりやっていた頃は将来やりたいことのビジョンもなく、そのままバスケのプロにでもなるつもりだったのでしょう、今の姿を想像もしていませんでした。
ただ、後悔はしていません。今の自分の姿は自分自身で選んだ道であり、運命というか何というか巡り合わせの上で今の自分があると思っているからです。社会人となった当時の自分へのアドバイスとしては、良い意味で諦めや切り換えを速く決断する、ということです。1回きりの人生だと考えた場合、より楽しく、充実した人生の方がお得だと思っています。バスケを続けて行く中で、どこかでこのままではプロに行って生活していくことが厳しいと判断できたターニングポイントがあったはずです。そのタイミングでバスケっとでの将来を断念し、違う道へシフトしていたら今とは全く違う人生を歩んでいたのかも知れません。それが正解かどうかは未知数ですが、今より楽しく充実した人生を送れていた可能性もあります。先にも言いましたが、これは後悔ではなく可能性の話です。
今後の社会人生活においても人生においても、判断と決断の連続だと思います。そして何が正しいか正しくないかはその時には答えが出ないはずです。しかし決断をしなければならない時は必ず来ます。そんな場面でも後悔しないようにしっかりと現実と向き合い、一人で結論を出さず相談できることは相談して色々な人の意見や経験論を精査し、将来あるべき姿や理想の姿を想像しながら決断や切り換えをしていきたいと考えています。
今の自分へ:高ければ高い山ほど、上った時に素晴らしい景色がまっているぞ。苦しい時あれば楽しい時もある。頑張れ!!

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