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【詩】鳥のふたりごと

鳥のふたりごと

青くこんがらがった空で あそぼう
激しい雨がやってきたら にげよう
嵐からの 逃げ場はどこかにある
どうかご慈悲を こんなに冷たい夜

きみはずいぶん大きくなった
やりすごした朝たち 多すぎた糧
しかも早くから 雨が降って
ぼくは墓石の ブルーになった

いったい何がほしかったの
新しい子馬 緑のビュイックかしら
わたしの愛を 感じさせてあげるから
今夜は あなたの小鳥になるの

きっといつかはわかるんだろう
風に吹かれて 空の中であそぶ先に
だからきみといるよ 今夜はここに
西のゆりを探すのは またにしよう

ただひどく きみがほしいよ

えーと……なかなか時間がかかりました😅
着想から1日。
なぜかというと、
1行に1曲(あるいは2曲)、ボブ・ディランの曲のタイトルの一部を入れようと試行錯誤していたからです。
ボブ・ディランがお好きな方は、お分かりになるかと思いますが、ご想像に期待します😊
そちらを優先したので、押韻は(一応踏んでいますが)ラフになっています。

このような突飛さが20代の頃にあったらよかったのかもしれませんが、
それはそれ、今はオーライです。

ただ、どうにもこうにも
『Baby』だけはセンスよく訳せませんね🐤

それではみなさま、素敵な夜を。

尾方佐羽

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