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結婚12年、夫婦仲良しの秘訣とは?

あなたが描く「夫婦のカタチ」とは、どんなものでしょうか?

12/2に12回目の入籍記念日を迎えました。
2人の子どもを育てる共働き夫婦です。
お互い、やりがいを持って仕事をする熱いタイプ。
なんか、うまくいってる夫婦のように見えますよね?
(苦笑)

この12年は決して順風満帆ではありませんでした。
むしろ、つらく苦しく感じてしまうことの方が多かったように思います。

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私たちの出会いは、ビジネスセミナー。
私がボランティアスタッフとして関わったセミナーに夫が参加し、グループ分けした時に担当したのが、夫がいるグループでした。

そこから4回の偶然の再会がありました。
最後の偶然はカナダで会い、初めてじっくり話しました。
日本から離れた異国の空気の流れの中で、二人だけの時間を過ごし、落ち着いて話せたことに安心できました。
そこから連絡を取るようになったのです。

当時、私には付き合っていた人がいました。
その関係がうまくいかず、悩んでいたのです。

夫も悩みを打ち明けてくれて、私は夫の気持ちに感情移入してしまい、泣いてしまいました。
この出来事が夫の中で大きかったようです。

お互い、素直な気持ちで自己開示しましたが、付き合うとか結婚などに結び付くとは想像もしておらず…。

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実は、私には結婚願望がありませんでした。
ただ、結婚てどんなものなのかなぁと漠然とした思いは抱いていました。

それは、15年前にあるご夫婦との出会いがきっかけ。
旦那様はカナダ人で、奥様は日本人のカップル。
私が独身であることを知ると、奥様は

「結婚はいいよ!
私は結婚して自由になれたの。
まゆみさんも結婚したら、私の言ってることがわかると思うよ!」

とおっしゃっいました。
当時の私の解釈は、

・結婚て自由なもの
・結婚したら誰でも自由になれる

と勘違いしていました。
実際は、パートナーと自分は「鏡」の関係であり、痛みを伴うものでしたが…。この勘違いの思い込みが、痛みの原因でした。

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今の私の解釈は…
パートナーのことが大好きで、そのパートナーと一緒にいると自分のことが大好きだと思える

(相手のことだけでなく)自分のことも好きだと思えるから、自分を肯定できる

(相手のことも)自分のことも肯定できるから、自己信頼できる

(パートナーといる)自分を信頼できるから、自分に可能性を感じられる

(パートナーをいる)自分に可能性を感じられるから、自分に制限がかからない

(パートナーといる)自分に制限がないから自由を感じられる

パートナーといる自分は自由=結婚は自由

という流れなのだと12年経って、気付きました。
あなたはパートナーといて、自由を感じていますか?

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私たち夫婦は何度となくぶつかり、大ゲンカを繰り返してきました。
根底には、

なんで分かってくれないの?
これくらい分かるでしょー!フツー

私の常識や価値観の押し付けが当たり前にあったことでした。
変な期待があって、イライラしたり、落ち込みました。
その違いが許せなく感じた時は大ゲンカに発展していたと思います。

12年経って思うのは、夫の普通と私の普通が違って当然だということです。
元々他人同士の私たちが紙一枚で夫婦となり、家族という名で共に生活してるだけで、バックグラウンドも、脳の思考回路も、体験も、価値観も、習慣も、何もかも違うのです。

「家族」とか「夫婦」というラベルを貼ると、途端に勘違いしてしまいますね(汗)
お互いに違うことを謙虚に受け入れていなかったことがケンカの原因でした。

12年を通して学んだことは、夫婦といっても

元々は他人同士だから、丁寧に伝えること
当たり前は存在しない

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全ては、自分が創り出せるのです。今更なんてありません。今から変えられる!だって、私も12年の間に何度も「もうダメかも…」と思ってしまう局面を乗り越えてきたからです。

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12年かけて、夫は私にとって「鏡」だと自覚でき、本当にたくさんのことを教えてくれているかけがえのない存在であることを知りました。

自分のことって、分かっているようで分からないことだらけ。
その分からないところを夫が鏡となり、写してくれていたのです。

素直に喜べることもあれば、正直、受け入れ難いこともあります。
でも、相手に対するイライラや落ち込みは、自分に対する感情でした。

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夫にとっても、私との12年は、喜びだけでなくつらいことがたくさんあったと思います。
つらさ、苦しみ、虚しさ…プラスの感情だけでなく、あらゆるマイナスの感情も全部を味わった…。

夫婦をやるって、そのつらさ、苦しみ、虚しさも含めて、幸せなんだと学びました。

もし「幸せ」がプラスの感情しかなかったら、その幸せは薄っぺらいもの

重々しく感じるマイナス面もパッケージで入ってるから、幸せって、幅や厚みがあり豊かなのだと思いませんか?
それが愛なのではないでしょうか?

ただ、つらさ、苦しみ、虚しさを一緒に味わいたいと思える人は、あまりいませんよね?
「夫婦」の特権て、それも含めて一緒に味わえる特別な存在なのだと気付きました。

喜びも嬉しさも、つらさ、苦しみ、虚しさも全てを分かち合ってくれる夫に感謝しています。

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