見出し画像

インサイト仮説力を強化する「トレンドシンキング」※執筆メモ

【更新情報2024年5月26日】

「その決定に根拠はありますか?」

確率思考でビジネスの成果を確実化するエビデンス・ベースド・マーケティング

戦略を導く為の「エビデンスの作り方」をテーマに、これまで体系化してきたノウハウを紹介したマーケティング・インテリジェンスの書籍を出版致しました。5問の調査でTVCM(施策)→コンビニで商品を見た(要因)→売上がいくら増えたか?→年間16.67億円(効果)の様に経路ごとに構造的に効果を把握する国際特許(PCT)を出願した分析法など、確率モデルや因果推論をプロジェクトで実際に活用している方法を特典の動画講義も活用して実装レベルの知識まで提供しています。

執筆メモ

マーケティングで重要なインサイトを仮説するトレーニング法を共有するnoteを書いてみたいと思います。未完版ですが、まずはメモを書いてみます。

コロナ以降、オンラインセミナーなど学ぶ機会が増えましたが、セミナーになんとなく参加することはしない様に気をつけています。どう活かせるか?どう活かすか?明確な目的意識を持たずに話しを聞くだけだと時間の浪費になってしまうからです。

だから参加したら、必ずなんらかのアクションをすることを自らに課しています。昨日の朝は、マーケターの大先輩の投稿をきっかけに知って、登壇者も素敵な皆さんだったマーケティングキャリア協会(MCA)のMeet UPに参加しました。勉強になり看過されたので何かアクションをしたくなり、Twitterでキャリア相談させてください!と、とりあえずツブやきました。連絡はまだありませんけど笑。

同じ日に「消費者理会」というマーケター向けの月次セミナーを一緒にやっているJX通信社の松本健太郎さんと元ネスレ日本CEOの高岡氏のセミナーも聞きました。

消費者の変化を捉え、家族消費から個人消費への変化と、それに伴うインサイトを発見し、ネスカフェアンバサダーなどイノベーションによる成功を体現されてきた高岡氏の話しをお聞きして、氏がおっしゃっていた仮説が重要というお話しを咀嚼し、

過去、公開し、多くのスキを頂けたnote「仮説力を強化するバックフローシンキング」のインサイト版として、「仮説力を強化するトレンドシンキング」を紹介したくなりました。

「トレンド」一般用語としては流行のイメージでしょうか?

データ分析、時系列データ分析の文脈での「トレンド」は時系列の変化の傾向を示します。季節性など一定の周期をもつトレンドと、右肩上がりか右肩下がりか、線形トレンドに分解して変化するデータから予測を行ったりします。

検索数の時系列変化を相対値として調べることができるグーグルトレンドの「トレンド」は、時系列の変化を示しています。

共働きが広がり、家庭内のコーヒー消費が減ってコーヒーも外で飲む時代。そうした着眼点から、ネスカフェアンバサダーは新たな市場を創出するイノベーションとなりました。高岡氏は世の中の変化を捉え、新たな顧客の課題、インサイトを発見することが重要で、

そのために「考える」ことが重要だとおっしゃっていました。氏がネスレ日本の社長に就任した際に行った社内プログラムの「イノベーションアワード」では、「NRPS」のフレームワークに基づき、新たなビジネスプランを各社員が毎年提出する、というものです。「NR」は「New Reality(新しい現実)」、「P」は「Problem(問題)」、「S」は「Solution(解決策)」を意味します。

【参照記事】

「仮説力を強化するトレンドシンキング」では、様々な消費者トレンドを調べることができる、私もたまにアクセスさせていただくことが多い消費者データの公開情報を参照し、そのトレンド(例えば、右肩上がりや右肩下がり→年代性別ごとなど)がなぜ起きているか?を定量と定性の両面で因数分解します。

これが、氏の「NRPS」の「NR(New Reality)」と「P(Problem)」を考えるトレーニングとしてマーケターの仮説思考の筋肉となると思っています。日々のスキマ時間をインサイト仮説をトレーニングにする方法です。

くわしい方法は、公開するnoteで紹介したいと思います。


高岡氏のような経営者やマーケターの先輩方は、後進にその経験やノウハウを共有してくれます。しかし、それを咀嚼して自らの業務に活かすアクションに落とし込むのは容易ではありません。私は43歳になり、これまで多くのケースに向き合ってきたので、少しは分かる様になりましたので、なんらかのアクションに昇華します。こうしてアウトプットするのもアクションの一つです。

しかし、どうアクションすべきか?わからずに色々なセミナーに参加したり記事や書籍を読んだりして、模索を試みているが、なかなか前に進めない若手のみなさんもいらっしゃると思います。そうした方に具体的なアクションにつなげるヒントとなるコンテンツをお届けしたいと思います。ビジネスに役立つインサイト仮説力を養いたい方のお役に立てるものを目指します。

【更新情報2024年5月26日】

「その決定に根拠はありますか?」

確率思考でビジネスの成果を確実化するエビデンス・ベースド・マーケティング

戦略を導く為の「エビデンスの作り方」をテーマに、これまで体系化してきたノウハウを紹介したマーケティング・インテリジェンスの書籍を出版致しました。5問の調査でTVCM(施策)→コンビニで商品を見た(要因)→売上がいくら増えたか?→年間16.67億円(効果)の様に経路ごとに構造的に効果を把握する国際特許(PCT)を出願した分析法など、確率モデルや因果推論をプロジェクトで実際に活用している方法を特典の動画講義も活用して実装レベルの知識まで提供しています。