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マーケティングサイエンス&雑感

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拙書「Excelでできるデータドリブン・マーケティング」(デジタルとマス、マーケティング施策効果を定量化し、予算配分の試算まで行うマーケティングミックスモデリングをExcelで演…
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#推薦図書

「確率思考の戦略論」で紹介された需要予測Excelでできる説

本noteは確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力(以降「同書」)を読んだことがある方に向けた内容です。 戦略を描くマーケターを増やすために同書の対となる書籍「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門」では、 戦略とは、目的を達成するために資源(リソース)を配分する「選択」であると説明されています。マイケル・ポーターは「戦略とは捨てること」と言っています。 経営資源は有限です。何かを選ぶために何を捨てるか?を決め

「データドリブン」って何だ?

テクノロジーの進化によるマーケティングの変革が起きているのは皆さんご承知の通りです。例えば、Amazon EchoでAlexaと対話すれば、スマホやキーボードで文字を打ち込むこともなく、料理などの家事をしながら必要な情報にアクセスしたり、買い物したりできますし、(そんなTVCMを見ました)Amazon Goではレジを通らずに買い物ができるそうです。(私も現地で体験したいです) 技術力を武器にした独自のサービスで、ECの行動データに加え、リアルな行動や音声のログデータまでも掌

マーケティングの「WHAT」を考えるための「HOW」を学びませんか?

マスマーケティング時代には得られなかった消費者のデータが増え、それをいかにして活かすか?多くのマーケターが注目しています。それを支援するツールも爆誕し活用される機会が増えています。しかし、目的不明瞭のままデータ集めに躍起になったり、多様なKPIに翻弄されたりと、多くのリソースを浪費しているマーケターも多いのではないでしょうか?デジタルマーケティングの「HOW」の手法や情報が増えたことでその活用に思考が偏り、マーケターが「WHAT」を考え抜く機会が相対的に減ってしまっているので

マーケティング施策の効果検証において「指名検索数」が重要な指標になるワケ

【更新情報2024年5月26日】「その決定に根拠はありますか?」 確率思考でビジネスの成果を確実化するエビデンス・ベースド・マーケティング 戦略を導く為の「エビデンスの作り方」をテーマに、これまで体系化してきたノウハウを紹介したマーケティング・インテリジェンスの書籍を出版致しました。5問の調査でTVCM(施策)→コンビニで商品を見た(要因)→売上がいくら増えたか?→年間16.67億円(効果)の様に経路ごとに構造的に効果を把握する国際特許(PCT)を出願した分析法な

指名検索が多い映画は興行収入も多い説(映画編)

【更新情報2024年5月26日】「その決定に根拠はありますか?」 確率思考でビジネスの成果を確実化するエビデンス・ベースド・マーケティング 戦略を導く為の「エビデンスの作り方」をテーマに、これまで体系化してきたノウハウを紹介したマーケティング・インテリジェンスの書籍を出版致しました。5問の調査でTVCM(施策)→コンビニで商品を見た(要因)→売上がいくら増えたか?→年間16.67億円(効果)の様に経路ごとに構造的に効果を把握する国際特許(PCT)を出願した分析法

データ分析で最も重要なのは「物事が動く」こと

【更新情報2024年5月26日】「その決定に根拠はありますか?」 確率思考でビジネスの成果を確実化するエビデンス・ベースド・マーケティング 戦略を導く為の「エビデンスの作り方」をテーマに、これまで体系化してきたノウハウを紹介したマーケティング・インテリジェンスの書籍を出版致しました。5問の調査でTVCM(施策)→コンビニで商品を見た(要因)→売上がいくら増えたか?→年間16.67億円(効果)の様に経路ごとに構造的に効果を把握する国際特許(PCT)を出願した分析法な

マーケターの施策効果把握がほとんど間違えてるんじゃないか説

【更新情報2024年5月26日】「その決定に根拠はありますか?」 確率思考でビジネスの成果を確実化するエビデンス・ベースド・マーケティング 戦略を導く為の「エビデンスの作り方」をテーマに、これまで体系化してきたノウハウを紹介したマーケティング・インテリジェンスの書籍を出版致しました。5問の調査でTVCM(施策)→コンビニで商品を見た(要因)→売上がいくら増えたか?→年間16.67億円(効果)の様に経路ごとに構造的に効果を把握する国際特許(PCT)を出願した分析法な

デジタル×リアルの効果検証を一般化しませんか?

本noteは、年間数千万円の動画広告(デジタル)が数億億円のリアル店舗の売上(リアル)に貢献していた。TVCM(リアル)がECの売上をいくら増やした。こうしたことを定量化する分析アプローチがいろいろとあるのにマーケティング業界でまだあまり知られていないため、一般化する為に書いたものです。また、そうした分析は数理モデルや因果推論の分析デザインや、消費者の振る舞いを仮想世界の中で再現するシミュレーションだったりする為、理解して使いこなすには一定のデータ分析リテラシーが必要となりま

「効果検証デザイナー」という職業について

【更新情報2024年5月26日】「その決定に根拠はありますか?」 確率思考でビジネスの成果を確実化するエビデンス・ベースド・マーケティング 戦略を導く為の「エビデンスの作り方」をテーマに、これまで体系化してきたノウハウを紹介したマーケティング・インテリジェンスの書籍を出版致しました。5問の調査でTVCM(施策)→コンビニで商品を見た(要因)→売上がいくら増えたか?→年間16.67億円(効果)の様に経路ごとに構造的に効果を把握する国際特許(PCT)を出願した分析法な

(データジャーナリストと今後呼びたい)松本健太郎さん

【更新情報2024年5月26日】「その決定に根拠はありますか?」 確率思考でビジネスの成果を確実化するエビデンス・ベースド・マーケティング 戦略を導く為の「エビデンスの作り方」をテーマに、これまで体系化してきたノウハウを紹介したマーケティング・インテリジェンスの書籍を出版致しました。5問の調査でTVCM(施策)→コンビニで商品を見た(要因)→売上がいくら増えたか?→年間16.67億円(効果)の様に経路ごとに構造的に効果を把握する国際特許(PCT)を出願した分析法な

エージェンシー担当自らがタレントまたはアンバサダーになり、PRを支援するカタチ。

コンサルタントやプランナー、アカウントマネージャーなど、これまで横文字職種の仕事をメインにやってきました。広告マーケティング業界ではない方から見ると、ちょっと格好つけな職業に見えるかもしれませんが、実際は地味な裏方労働がほとんどです。クライアントの課題を聞き、情報収集や分析を行い資料をまとめ提案し、制作業務では手配確認を繰り返します。 そんな仕事なんですが、10年ほど前、自ら裏方に加え、タレントになったことがあります。過去所属していたエージェンシーで体を張ってバンジージャン

本の出し方

【更新情報2024年5月26日】「その決定に根拠はありますか?」 確率思考でビジネスの成果を確実化するエビデンス・ベースド・マーケティング 戦略を導く為の「エビデンスの作り方」をテーマに、これまで体系化してきたノウハウを紹介したマーケティング・インテリジェンスの書籍を出版致しました。5問の調査でTVCM(施策)→コンビニで商品を見た(要因)→売上がいくら増えたか?→年間16.67億円(効果)の様に経路ごとに構造的に効果を把握する国際特許(PCT)を出願した分析法な