記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

考察第2弾!明かされた清霞の過去からなぜ美世を選んだのか、理由を読み解く!

(5/27タイトル変更&大幅加筆♪)
3月に発売された最新刊でヒロインの夫・清霞さんの過去が明らかになりました。それにより見えてきた作品の魅力を再検証すると共に、清霞さんがなぜ美世を選んだのかを筆者の趣味である占星術も交えて再検証したいと思います♪

筆者の場合、知的好奇心の方向性を示す水星と、何でも拡大・発展させる木星が共に勇猛果敢な牡羊座♈に同居しております。
そのせいか、基本シリアスなデンジャラス系バトルものにしか萌えを感じない女なので、普段は「鬼滅の刃」のようなバトル中心のジャンプ系作品に興味を持つことが多いのですけど。
 
「わた婚」最大の魅力‥その一つはやはりキャラクターの魅力でしょう♪
 


主役二人の魅力=●●で日本人受けしやすい♪

まずヒロインの美世さん。彼女は単なる虐待ヒロインにあらず。
奇しくも昭和の時代に国民的大ヒットを記録した朝ドラ「おしん」を地で行く感じの超絶苦労人キャラなんですね。
健気で控え目で我慢強く、いかなる艱難辛苦かんなんしんくにもめげない芯の強さも兼ね備える‥苦労話が大好きなA型日本人の大半が皆こぞって好感を抱くキャラなのですよ。(o^.^o)
 
一方の清霞さんの方は、やや封建的・前時代的な設定のせいで、名家の跡継ぎ、当主としての責任や因習等を否応なしに背負わされている王子属性キャラ。
しかも今回の8巻でようやくいろいろわかって、容易にあがなえぬ罪、贖罪しょくざいをも背負った王子キャラといった感じでしょうか。

真面目すぎて色々損しまくってるあたり、私の長年の推しキャラである「ガンダムSEED」のアスランと非常に似ています。基本ハイスペックなエリートキャラなのに、不器用すぎて人付き合いがかなり苦手なところとか。
 
違いがあるとしたら、清霞さんの方が天性のあの美貌&名家の跡取り的立場と個性きわきわな母親のせいで、基本的に女性を苦手とする意識が半端ないところかな。(=^ェ^;=)
 
とにかく、メインの二人がやたら真面目系で日本人受けしやすいタイプであること‥これは何気に大きいと思いますね。(o^v^o)るんるん

 清霞がなぜ美世を選んだのか、その理由♪

そういえば、清霞さんが唯一美世さんにだけ心を動かされた理由=以前、姉の葉月さん視点では(互いに寂しさを持った二人だからしっくりくるのかも‥)等々の描写がありました。(コミックス4巻より)
 
8巻を読んで改めて思うのは、深い孤独に加えて、容易には癒せない心の傷、重すぎる罪の十字架まで背負っていた当時の清霞さんの悲惨な状況。
さすがにあの有り様では、まったく瑕疵かしのない人格者=できた人間で立派な相手なら務まるか‥というとそうでもない気がするのです。
(母親の芙由さん的には、久堂家の格式に見合うご令嬢ばかりを次々送り込んでたみたいですけど‥)
 
男って面倒な生き物ですからね。(^^; 
自分よりも圧倒的に眩しすぎる存在だと、かえって卑屈になりかねない・・・男性ならではの難しい部分もあったりするので・・・。
 
美世さんは、磨けば光る原石だけども、まだいろいろと自信なさすぎ&成長途中で、それでいて優しさや痛みには人一倍敏感なタイプ。
そんな彼女だからこそ、清霞さんの寂しさを埋め、癒しにもなりうる存在なんだなと思いました。(あの、少しばかり天然の‥あわあわなリアクションも微笑ましいですしね♪)

あと、この作家さんの個性としては、心の傷や痛みをはじめとする人間の負の感情‥それらに関する描写とかが特にお上手な気がします。
 
まだまだ若い二人は自分自身の未熟さ、至らなさ故に何度か過ちを犯しては、後悔の繰り返しを経て、だんだんと心を通わせてゆきます。
 
特に清霞さんは、元々真面目過ぎる性格ゆえに自分は容易に償いきれぬ罪を犯した大罪人だから、自分で自分を罰する意味でも、ことさらに孤高を保ってきたのだというのがよくわかりました。

そんな清霞さんだからこそ、たとえ名家のご令嬢でも自分と価値観が異なるタイプはすんなり追い出せても、明らかに困窮状態で崖っぷちにいる美世さんを見捨てるようなことは、さすがに気がとがめてしまって出来なかったんですね。


 好みにぴたりとハマる‥実にキワドイ自己犠牲的男子

占星術では女性にとっての理想の夫を太陽星座、理想の恋人を火星星座が示します。
私の場合、太陽・火星共に魚座♓なので、どうしたってドМ系男に惹かれてしまうのです。それも単なるM男だと変態ですから病む寸前、自虐と紙一重の‥実にキワドイ自己犠牲的男子が良いのです。
 
清霞さんは、本当に真面目過ぎるせいで、アスラン同様いい感じの自己処罰系贖罪男子なんですね。ラノベ界隈では超絶イケメン男子がうじゃうじゃいますけど、清霞さんは「ノンケで総受けタイプで、なおかつけっして軟弱でない戦うデンジャラス系美男子」という私の好みにピッタリはまる希少な御方だと思います。(* ̄▽ ̄*)萌え~
 
とにもかくにも、とってもサドり甲斐・いじり甲斐のある、やたら不器用で恋愛スキルなさすぎキャラな旦那様と、おしん系日本国民最強愛されキャラのヒロインの二人ということを改めて認識したうえで、今後もこの作品を応援してゆきたいと思っております。(*^.^*)

O型も牡羊座も、共に馬鹿正直で赤裸々に語る傾向大なもので、最新刊の8巻の感想も好き勝手に思ったままに書いております。
それもこれも作品とキャラクターへの愛あればこそです。p(^-^)q


 今後のストーリィで気になる要素‥それは“●制度” 

それと今後のストーリィで気になる要素の一つが、“妾制度の有無”でしょうか? 明治くらいまで、跡継ぎを気にする名家や豪商の間では公然と容認されてたらしいのですけど‥。

清霞さん本人に浮気するつもりはまったくなくとも、時代背景的にそんなのが当たり前だとしたら・・・。

正妻がいようとお構いなしに、妾でもいいからって清霞さんに積極的に擦り寄ってくる女がいるとしたら・・・そのあたりが気になるところですかね?

※アニメスタッフ並びにグッズ関係者への要望

“清霞さんの裸体サービス” ・・某作品にて美貌の皇弟殿下が惜しげもなく頻繁に裸体を披露されていたので、清霞さんもここらでぜひ脱がせてほしいと切に希望です!(/∇\)キャ 
陽光の下、諸肌脱ぎで木刀を振る姿とか、片肌脱ぎで弓矢を引く姿みたいなのでいいんです。「わた婚」の世界観を壊さない範疇で、できればやっていただきたいです♪<(_ _*)>ぺコリ


◆この記事を読んで少しでも感じるものがおありでしたら、どうかいいねを押していただけると幸いです♪

この記事が参加している募集

最後までお読みいただき、ありがとうございました♪ わずかでもサポートしていただければ大変助かります。それを励みに今後とも精進してまいります。<(_ _)>