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詐欺紛い営業が多い話

今日あった話。

水道工事は想定よりはるか彼方に早く終わり、しかし、当日のご来店は見込めないまま、店舗で事務処理をこなしていました。

そんな昼下がり。

元気な女性の声「こんにちはー、××××です!検査員さんが来なくなったのでー」

カタカナ4文字らしき社名らしいものが絶妙に聞き取れない。さらに、訳が分からない話が始まったので。

「待ってください。どちらの方ですか?社名がハッキリ聞き取れませんでした。そして、検査員さんとは何のことですか?なんのお話ですか?」と聞き直し。

そして、女性の後ろは女性と同じ作業服のような服装の男性が1人。

私は社名が聞き取れなかったので、再度尋ねました。
女性も男性も社名を名乗り直しません。
首から名刺?社員証のようなものを下げていますが、それを見せて名乗り直すのが普通でしょう。

それをしません。

ははーん?

で、話を聞いたところ「メーターが変わり、電波でデータを収集できるようになったので検査員さんが来なくなります。そのため、人件費が浮いて業務用の電気代が大幅に安くなるんです!」とのこと。

ほーん?

「…うち、業務用の回線を引いていなくて、家庭用電源でやっているんで対象外なので関係ないです」と断ったら

「お店をやっていれば対象になりますよ!」

…おかしくね?

「なんでそんなことが?あなたは東京電力の方ですか?それとも新電力の会社の営業ですか?」

そもそも社名をまだ名乗っていない。

「東京電力ではないです」それは本当なのでろう。

「では、なんの会社ですか?なぜ東京電力の契約を受け持っているんですか?東京電力さんから正式に委託されているのですか?なにか証明できますか?」と問うたところ
「うちは東京電力でも新電力の会社でもありません」と、言い切ったのは後方にいる男性社員。

・・・

その先のあんたらが何者かを答えない。

でも、男性の声で調子を取り戻したのか、戸惑っていたような女性は声を明るく続ける。

「で、今は請求書の名前が個人だと思うんですけど、ここに店舗名を追記して欲しいんです。そうすれば、個人では適応しない業務用の大幅値下げが適応されるんです!」

「追記?」

「はい」

「…追記?」

「申込書を書けばすぐです!」

「…保留で良いですか?」

「わかりました」了解の声を出したのは男性で、女性で目で「行くぞ」というような視線を送る。
それに女性もついていこうとしたので「連絡先の名刺か何かください」と声をかけたら女性は「わかりました。すぐに控えを持ってきます」と去っていきました。

なんの控えだよ。と内心ツッコミとと、詐欺紛いの訪問だったんだろうなぁ…。

営業してもうすぐ5年。
勉強代と泣いた金額もある中で、もう、詐欺紛いと正規の違いは判りますよ。

そもそも。
家庭用電源でやっているのに「個人では適応できない割引の対象にしてあげます!」って犯罪助長じゃないかしらね。

次の機会ではそこを突いてみようとおもう今日この頃です。

ちなみに2人が去ってから1時間近く経ちます。
┐(´∀`)┌ヤレヤレ

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