資本制社会の下では、「健全な」文化芸術運動は不可能

次のサンソンの聴取率スゲーだろうな。って言ってたら、今はラジコがあるから大したことにはならんすよ、って言われたわ。

しかし達郎がどんな言い訳をするのか、ここまで公にされた後では事実関係の隠蔽・歪曲はできないだろう。

とすると、吉本主義者お得意の正当化芸かぁ、多分お見事なヤツ来るぜ。

業界が健全化されたところで、業界は業界。

資本制社会の下では、「健全な」文化芸術運動は不可能ということを認識し、再出発するしかない。

封建遺制を撲滅して、「自由・公平・公明」な資本制社会の契約関係を基礎にしたエンタテイメント産業が樹立したところで、血の池地獄が釜茹で湯地獄に変わるだけ。

人類の未来を賭けて我々が志向すべきはそこではない。

奇しくも「同時代音楽」の創刊号がネズミエリアから発掘された。今読んでも全てactualだしムチャクチャ参考になる。

数年前、知人若者の毛糸帽子系のサブカル馬鹿(加速主義者)が「同時代音楽、クールっすね。ラストにブントのアレが出てるのが意味不明っすけど」などとホザイてたんで、「アレがあるから全てが輝くんで、アレがなかったらオメーらの好きな毛糸ポストモダンサブカル雑誌と変わんなくなるぜ。意味なし」と徹夜で議論したのを思い出した。

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