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丸山薫を読む

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2024年4月の記事一覧

宇宙飛行士が、いい

八木憲爾『涙した神たち ――丸山薫とその周辺』(東京新聞出版局、1999。帯に「丸山薫生誕百…

めし

角川書店の『丸山薫全集4』(「小説 エッセイ 評論」の巻。1977)の文章「弁当めし」(113~…

豪快!

角川書店の『丸山薫全集5』(1977)、付録「月報Ⅴ」の、河盛好蔵「思い出すことなど」(3~4…

金属

角川書店の『丸山薫全集3』(1976)、付録「月報Ⅲ」の、丸山三四子「流転」(月報の連載「薫…

「作家の自伝」第47巻『萩原朔太郎』(國生雅子編、日本図書センター、1997)。文章の1つが「…

ハイカラ

中公文庫の『日本の詩歌』第13巻「山村暮鳥 福士幸次郎 千家元麿 百田宗治 佐藤惣之助」(…

(おそろしい)

東京創元社(「東京」の字が、小さく書かれている)の『全詩集大成 現代日本詩人全集』は、1990年代、私が通った高校の図書室に(全巻が?)あったと思うのだが、どうだったのだろう。しっかり、本の題名をノートなどに記録していれば(もし書いていても、ノートが、どこかに行ってしまっていたかもしれないが)、そこに確実に、あったと言えるのだが。しかし、(高校の図書室では、紙の箱が、なかったと思うのだが、)この全集の1冊が、今、ここにあって(古本だった)、(箱から出した本の)青い表紙(装幀は

鳥と蛙

嶋岡晨『詩のたのしさ』(講談社現代新書、1977)。58ページ、「丸山薫〔ルビ まるやまかおる…

銀色のような、少し灰色のようでもある青

思潮社の現代詩文庫『藤田晴央詩集』(2024)の表紙には、銀色のような、少し灰色のようでもあ…

元気

岩波文庫の三好達治『詩を読む人のために』(1991)の、「数人の詩人について」の1人「丸山薫…

北川冬彦がスケートを

角川書店の『丸山薫全集5』(1977、全5巻の最後)の付録「月報Ⅴ」に、北川冬彦の文章「詩人丸…

丸山薫を知る

「新潮日本文学アルバム」の1冊『萩原朔太郎』(新潮社、1984。写真が多い本)に、時々、丸山…

液体――

篠原資明『心にひびく短詩の世界』(講談社現代新書、1996)は、詩人たちの短い詩についての本…

渋い

旺文社文庫の村野四郎編『三好達治詩集』(1969)。詩「浅春偶語」(95~97ページ)、そして下に鑑賞の文。「偶語」は注があって「さし向かいの話。」この詩の最初に、三好達治は「丸山薫君はわが二十余年来の詩友なり、」そして鑑賞に「渋い友情をこめているところを味わうべきである。」この旺文社文庫には丸山薫の文「私の三好達治像」(237~240ページ)がある