なぜ霊媒師が命の教室を始めたか

龍神靈氣読本は、毎週月曜更新です。本日は成人の日、新成人の皆様おめでとうございます。同時に新成人の親御様、お疲れ様でした。わたしも9年前に長女、6年前に長男を成人させたので、ご苦労は幾ばくかと思います。特に娘のときはシンママ歴3年目、死ぬ思いでした笑。いま思えばすべて借物の成人式でしたが、写真を残せたことがよかったな、と。前撮りもできず、バタバタな当日でしたけど。離婚後元夫がお子さんに何もしてくれない方!数年前からご準備を!わたしはそうしました、そうしたらなんとかなります!

みんな!たくましく生きて幸せになろう!

余談はさておき。本日のテーマは、2020年からはじめたこちらについて。

令和は「一億総命の大切さ知る化計画」がミッションです。1/6、新宿でのけぞるような事件があり。

なんなん⁈て、なるやつ。なんかね、東日本があったとき、人生初の命乞いを神様にしたわけです、生きて子どものとこに帰りたかった。あの衝撃が大き過ぎて、一気に価値観パーン!て、すっ飛びました。関東にいた貴方は被災なんて言うなと随分言われてきたけど、生きるか死ぬかの経験をしたことは、後にも先にもあのレベルではないし。命の危機を比較すること自体がナンセンスだといまは思います、当時は理解できず、随分傷つきましたが。

震災後お世話になっている防災団体は命を守れる子どもを育てるカリキュラムの啓発をしています。学んだ子たちは命の捉え方が変わる、と、信じているわけですが。長く母子支援していると思うわけです、「親が知らないと教えられないよなー」。もう20年物書きをしていますが、18年くらい前に「人を殺しちゃいけないのは、なんで?」と訊いた小学生が出てきて、本当に驚いたんだけど。多分、今の世はあれより荒んでしまったんでしょうね。頭を抱えていても現実が変わらないことを、この18年で学んだから変わる可能性がある方に足を向けました。それが、このプログラムです。

ここには案外衝撃的で勉強になる話が詰まっていました。次の10年どう使うかで、その先の未来は変わるとわたしは信じているわけで。それはなんら靈氣で伝えてきたことと矛盾がないと信じているのです。ひとつ言えるのは、サルにも靈氣は使えますが、サルでは靈氣術者にはなれない、ということ。そして、人とサルの差がこの共感性にあるのだそうです。伝統式靈氣は共感力の高い術者がよい術者となりますから、サル化した人類では無理だと思います。誰でも靈氣が使えたのは、人間が人だったころの話。サル化した人にできるのは靈氣を受けることだけ。

わたしがこの業界に入ったころ、鬼を人に戻す方法的話を師からされました。幾つかの条件をクリアしたら人に戻るチャンスがあることが16年目にわかりました。他にも諸々ありますが、まあそれは割愛するとして、その過程の中で靈氣の在り方も変わるべきやと思ったのです。

物事は30年で社会を作り80年で文化になるのだとか。臼井式靈氣はあと2年で100年、もう立派に文化でしょう。その伝承の根っこには「命は尊い」という認識がなければ無理です。そこを作る段階から、まずはやる。遅まきながら、ね。霊媒師は命と魂の専門家、だからわたしがやるのだと思ったわけで。

貴方は、貴方の命は大切ですか。成人の日に、ぜひ今一度振り返ってみてくださいね。








日本に数えるほどしかいない故人の通訳。イタコでも口寄せでもなく三者面談風にお筆書きという自動書記を使い故人と遺された人をつなぎ明日を照らす活動をしています。サポートくださると嬉しいです。よろしくお願いいたします。