臼井靈氣のあるべき姿

龍神靈氣読本は毎週月曜更新します。
今週もなんやかんやでもう水曜ですけどね……。

9月末から脳のデトックスモニターを募っていました。
脳の新しいプログラムを開発しようって始めたのが2019年、いろいろ紆余曲折あって一度頓挫して（正確にはできたけど、ほとんどニーズがなくて）。
その後、ひょんなことから脳のデトックスの開発に着手して、いつものように自分の身体で人体実験（笑）。
今回は共同開発者のまきちゃんにも受けて頂き、安全性をチェック。
そして、効果性を確かめるために有償モニターの受付を始めました。
どうして有償モニターにしたか。脳のことは、これまで以上に自己責任だと思ったからなのです。

わたし自身、これまでに脳に関するセッションを受けたこと数回。
そのどれも全く納得いっていません、しかも、そのうちのひとつは何をされたか判らない状態。
その後自分の人生がどんどんおかしな方へ舵を切った実感があるから、セッションの形を借りて脳に何かされたと思うけど、何をされたか判らないから解除法が判らない。
そんなジレンマの中、気づけば10年近い時間が経っていました。
この臼井靈氣の範疇で行われた施療の名を借りた（多分）病の処方。
その解除は自分の中のひとつのテーマでした。
有償モニター募集後、とんとんと13名の方にお申込みいただき、有難いことに毎日誰かの脳をデトックスする10月を迎えていました。
モニター枠は残り2枠あるのですが、正規版をリリースしても大丈夫だな、と思う臨床事例が集まった感のある新月に合わせ、正規版をリリースしました。
本当に脳の破壊力に驚くばかりのモニター施療でした。

そもそも潜在意識に対する靈氣的施療って、臼井靈氣ではレベル２、奥伝でお伝えします。
ただし、臼井靈氣の技法はいわゆる入れ込み、脳に新しい認識を入れ込んでいくものでした。
しかし、脳科学がある程度確立した現代では、潜在意識の修正はある程度科学的に方法論が明確になっています。
では、どうしてそれが活かせないのか。
考えた結果「古い情報に囚われて、アップロードさせないからではないか」という仮説にたどり着きます。
それを元に生み出したのが今回の脳のデトックス、最終的には臼井靈氣同様にセルフでこれができるよう方法論をお伝えしていきたいです。
そのプログラムは、まだもう少し先になってからの予定。
でも、多くの人が自由にいろいろなことを手にできるようになる一つのツールになるのではないか、と考えています。

脳のことって、正直怖いんですよ。
誰に見せるのかとかとても重要、トレースしたら盗めますからね。
色々な意味で情報（データ）というものの価値や位置づけが変わっていくんだと強く感じざるを得ない現代。
その中で自分の脳をコントロールしたり管理するスキルって、絶対必要になってくるのだと思うんです。
きっとそれが100年前に臼井先生がおやりになりたかったことなのではないかと。
同時に臼井靈氣のあるべき姿なのではないかと思ったりもするのです。

来年2022年は臼井靈氣生誕100年です。
業界に入って20年弱、ずっとここを目指してプロ活動してきた気がする。
そんな時期に合わせるようにリリースしたこの脳のデトックスプログラム。
臼井靈氣があるべき姿に戻るためのひとつの方法として、広く世に伝えていけたらいいな。
いまはそんな風に思っています。

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