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始まりの日、新たな啓示

四条鴨川に掛かった天使の梯子が、人生初の啓示の始まりでした。

すべてはここから、始まった。お目通し下さり光栄です、願いが叶う店・西陣の拝み屋です。本日12/17(土)15時~17時オンラインのみご予約受付中。明日12/18(日)定休日、12/19(月)ご希望の方はお問い合わせ下さい。ご予約・お問い合わせはこちらから。

お問い合わせが増えてきましたので、コロナ陽性者の利用についてまとめました。

週間スケジュールは2週間ずつ公開中。
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本日は、西陣の拝み屋始まりの日。7年前の今日、この写真の場所で、人生初の天啓を受け、京都上洛を決めました。当時その話を聞いていた神奈川の方たちは全員「はぁ?!」といった反応笑。中には「絶対できない」「いまに尻尾巻いて逃げてくる」と言った人も居たくらい、超不可能と思われていたいまの生活。行くことが決まってから「本当にやるのね」と、何人の人に言われたか、です。どんだけ信用ないよ笑。そのえみこは今年で京都に来て5回目の年末を迎えております。誠に有り難きこと、支えて下さったすべての方に感謝です。心より御礼申し上げます。

そんな12/17と言う日は、記録魔のえみこが記録しなかった位破壊力のある日でした。それ故に、起こったすべてを記録しない代わりにこの一枚の写真を当時撮ったようです。空に広がる天使の梯子、この梯子が出ている間脳内で「四条に住んで四条で働け」という漠然としたメッセージが浮かんでいまして。その言葉通り万里小路に半年暮らし、新京極と麩屋町で働いて過ごした2019年の末まで。ミッションをコンプリートしたかのごとくその翌年、人生はもう一段先の今の生活へとシフトしました。その間も、この12/17という日は特別な日であり続けたのです。

このBlogをお読み下さっている方に先行でお伝えすると、えみこは新たな啓示を受け、来年から学校を開設します。とはいえ、何が変わるわけではなく、講座としてやっていたものを「学校」という括りに整備していくことになります。この整備には恐らく令和丸々掛かるでしょう。一つの節が、臼井甕男先生が超えられなかった60の壁を越せるか否か。臼井先生は61のお誕生日が来る前にお亡くなりになりました。活動時期は4年半と言われているので、丁度同じくらいの年に臼井靈気療法を世に伝えはじめ、そして亡くなったことになります。臼井靈氣が生誕100年を迎えた今年、その継承を新しい形で受け継ごうとする後進が生まれていくことは、なんらおかしなことじゃ無いと思っています。でも、新たな学校で継承するのは臼井靈氣ではない。林忠治郎氏と高田はわよ女史両氏によって判らなくされてしまった臼井靈氣の秘伝。俗称「失われた半分」の伝承を復活させようと思っています。

臼井靈氣には西洋レイキにはない秘伝があります。えみこがその存在を知ったのは最初に所属していた門下を実質破門されてからすぐのこと。独自にレイキを研究できる立場になり、「れいき」には「レイキ」と「霊氣」そして「靈氣」があることを知ります。当時のえみこが使っていたのは「霊氣」と「レイキ」、そのどちらにも失われた半分はなく、師範もそのことを口にはしませんでした。独立して自由研究ができるようになった途端、「靈氣」に関する情報が集まりだし、やがて失われた半分の事実を知ることになります。「失われた半分」とは、なんであるか。気づけばこの12年は、その研究に明け暮れたような気がします。講座でもお伝えしていますが、臼井靈氣はいまでも本家が存在しておりそこは紹介がないと所属ができません。故にえみこはあくまで亜種です。ただ、光明があるとするなら所属していた組織がこの源流の人から伝授を受けた、と謳っていたこと。その光明を頼りに研究してたどり着いたものが「奇蹟の起こし方」というもの。

臼井靈氣は科学である。これは100年も前に臼井甕男先生が名言していたことです。いつか科学が我々に追いつく、と。であるなら、奇蹟という現象も再現性が高い、と仮説を立て立証していたことになる。この仮説に当てはめると、なぜ臼井靈氣が途中から審査制を敷いていたか明確に判るのです。奇蹟と呪詛は紙一重、が故に万人に教えていいものではない。数日前に書いた異能者の話、あの辺りから既にイントロだったことになる。(イントロだけでは判りませんでした、申し訳ない)この12年、きっとずっと試されていた。失われた半分を回収するスキルをわたしが持っているのかどうか。そしてそれを世に呈し、後続する人たちが実際に使いこなせていくかどうか。19年の終わり頃から「靈氣やっていてよかった」という声を生徒さんから聴けるようになりました。それはきっと、最終試験に受かったよ、ということだったのかもしれない。

脳が認識していないことは、ないことと同じです。ないから、伝えられない。伝えられないから、広がらない。それでは宝の持ち腐れになってしまう。臼井甕男という人が命を賭けて見つけたであろう「失われた半分」、この100年を機に、もう一度それをわたしが世に呈したいと思っている。笑いたければ笑えばいい、信じたくなければ信じなければいい。どだい信じないのならば、ないことと同じなのだから。何よりも、奇蹟というのは厳密な法によって管理されていて、その法を侵せば命を落としかねない。そして、その人が必死に作ってきた奇蹟の瞬間を、横からさらっていく泥棒がどれほどこの世に存在していることか。さらわれた奇蹟の先がどうなるかも、いまのわたしは語れるだけの経験を得た。後は、これらを世に呈して行くのみ。

臼井靈氣とともに20年生きてきて。靈氣の世界で知りたいことの大半は見せて貰えたと思っているけれど。残念ながら一番知りたいことはまだ知ることができずにいるのです。それは「なぜ臼井甕男はあのような亡くなり方をしたのか」ということ。これに関しては、いまなお追求を諦めておらず。その糸口が京都にあることまで突き止めています、だからわたしはこの街を離れるわけにはいかない。死してなお、この街の土に還り、地の底からこの真相を探り続けることを堅く心に誓っているわけでして。ご縁のある坂本龍馬暗殺の真相も諸説ありますが、同じように臼井甕男という人の亡くなり方も諸説あるのではないかと思っているのです。その「真実」を確かめるまでは、そりゃ死んでも死に切れないってもんでして。なぜか。もし、いまえみこが立てている仮説が正しいなら、白日の下の晒されるべき人間がいるのです。その人間が、堂々と明るい場所を歩いていることが、歴史的勝者の書いた物語として生きていることが、到底受け入れられないから。

ある故人がえみこに教えてくれました、「Goodloser」という言葉を。直訳すると「潔き敗者」、しかし、この直訳にえみこはこう意義を唱えたい。
「勝つまでやりましょう、最終勝ちゃいいんです。負けを認めるなんざ、 大和魂に傷をつけるじゃないですか」
負けるが勝ち、という言葉がありますが、あれはえみこ式なら「一旦退避」と訳します。同時にこう続く。
「体制を立て直し、チャンスを待て。生きてさえいたら、必ず挽回のチャンスは来る」。
そう、生きてさえいたら。仮にこの躯体が枯れ果ててても、遺伝子が残ればその中で、血脈で勝負するチャンスは継承されていく。臼井靈氣の遺伝子を継承したえみこ、だからこそ、諦めてなんてやらない。

勝つまでやる、そんだけ。

安堂ロイドに教わったこと、あれからもう何年かな。AI時代に向けた訓練があそこから始まっているとしたら。臼井靈氣の奇蹟、ガチで凄いんすけど、本当に。



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