見出し画像

ちゃんと道を踏み外す大事さ〜オガールベース10周年〜

中小企業庁のデータによると、日本の企業の生存率は以下の通りです。
創業から1年目: 約85%
創業から5年目: 約50%
創業から10年目: 約30%
業種業態によって、この数値にはバラツキが出てきますが、とても厳しい数値ですね。。。
私が起業家(そんな偉そうな肩書など必要ないですが笑)になって、15年くらいですかね。
最初に作った会社は、個人企業のCRA合同会社です。この会社は改名して今は「オガールディベロップメンツ合同会社」として沖縄にも支店を持って、主に不動産事業と不動産に関するコンサルタントを手掛けています。と言っても宅建業者ではないので人の財産を預かったり仲介するような仕事はしていません。基本的に自己投資物件を管理運営しています。定款は「何でも屋」。なんでも仕事にできる便利な個人会社です。ちなみに、noteの売上もこの会社の売上にしているので、noteを書くための出張旅費などもこちらから経費として支出しているのです。こういう会社、一つあると便利ですよ!
その後、2008年に盛岡の友人達とMORIOKA3rings合同会社を立ち上げました。これは、盛岡市内の遊休化していた商業ビルを現代版家守事業で再生していくという会社です。これ、当たりましたね笑。ググればそれなりに出てくるんじゃないですかね。私にとっては、これが最初のまちづくり会社かもしれません。
一緒にやったのがJCの仲間だったのですが、今では殆ど会っていません笑
皆、それぞれの道で活躍していると思います!
この3RINGSでの経験が大きく影響を与えたのが、オガールなんですよ。この時期は起業ラッシュ、他にも紫波町の火葬場を事業化する株式会社故郷の山という会社もつくりました。すでに、事業が終わったので解散しています。
この道筋、多くの人が知らないことかも知れません。この時36歳かな。オガールも36歳で初めていますが、それよりも先に盛岡の町でまちづくり、不動産活用などの経験をしていたのが大きかった。そして、少額でも銀行から融資をもらっていた経験も大きかったです。
そして、オガール紫波株式会社を設立し、オガールプラザ株式会社、オガールベース株式会社と立て続けに起業していくことになりました。
3RINGSと故郷の山の2社は、役割を終えて、剰余金を分配して解散していますが、他はかろうじて生き残っていますね。。ほんとかろうじて笑

そして、気がついたら、オガールベースが開業して10周年を迎えていました。。。いやぁ、大変な10年でしたし、これからの10年はもっと大変になっていくと思います。まずは、生存率30%に残りましたので、祝杯を上げようと思います笑

そして、10年前のスタッフは誰一人残っていません笑。残っているのは私一人です爆。これから、起業していきたいと思っている人は、これが現実です。結局は胆力に勝る相方はいないのです。

そして、オガールベーカリー株式会社も立ち上げましたが、大コケ。。。債務超過6千万円です。。。銀行の借入金はありませんが、債務はありますので、、、いろいろと悩みどころですが、着地点は定めました。

ということで、この10年間、コロナはあり、オリンピックはあり、そして創業スタッフは全員辞めていき、はたまた、投資した人間に裏切られることもありと色々とありましたが、10周年を迎えることができました。ありがとうございました!

ということで、生存率30%に残るために、私なりに行き着いた考え方が「正しく道を踏み外す」ということです。
人口が減少している地域、不動産価値が下落している地域での新規ビジネスは、正しく道を踏み外すことが大事なんだということ。今日はコレについてまとめてみます!

ここから先は

1,833字
この記事のみ ¥ 1,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?