Voicyがnoteとコラボします!
今日はめちゃくちゃ嬉しい発表ができました!
まだ4年目のベンチャー企業としては、一歩一歩サービスが広がっていくのはとても嬉しいのですが、それだけじゃなく、いつもよく好きで使ってて、サービスを作る上でも勉強させてもらってるnoteさんと連携。
いやぁ、めちゃくちゃ嬉しいです。わくわくしています。 何ができるようになったかというと、Voicyの放送のURLをnoteに貼ると、noteの上で直接再生できるようになりました。
前までは、こういうイメージでしたが、
それが、これからはこうなります。
この音声は、リリースにあたりnoteの代表の加藤さんと対談させていただいたものです。
今回の提携を皮切りにしたVoicyの挑戦は、コンテンツの未来はもっともっと楽しくすると確信しています。
対談の中でも話していますが、音声コンテンツはまだまだその検索性の低さや、「すぐ面白さがわかる」ことに苦手要素があり、一方で、しっかり聞き出すとものすごく深いエンゲージを獲得できるという特性を持っています。
パーソナリティの方が文字と音声をうまく使って、より多くのファンを獲得したり、あるいはリスナーの方が自分の好きなチャンネルを紹介したり、そこにさらに価値を載せたりして、新たな創作の輪が広がることを僕自身としても楽しみにしています。
「声」と「文字」のコラボは絶対に面白い
音声と文字のコラボで、どんな世界が広がっていくのでしょうか?
「文字」と「声」は、どちらも「発信者の顔が見えない」という特性を持っています。
僕は見えないことにも面白さがあると思います。実際の映像がないからこそ、「こういう表情かな」「どういう人かな」と想像が膨らむのです。短歌や俳句、あるいは枯山水のように、削ぎ落とす表現を好んできた日本人にはマッチするのではないか、と思っています。
文字にも声にも、姿や映像が見えないなりに、相手にそれをイメージさせる要素があります。
文字では、それは比喩やメタファーであり、表現の厚みや感情を打ち出していきます。
一方で、声においては、声色、間、吐息、あるいは周辺音まで含めて、その人の感情やリアルさを立ち上げていきます。
この属性の違いを持った声と文字のコラボってきっと何か新しいものを生みます。文字では、極端に言えば、「“リアル”ではない表現」を使ってイメージを立ち上げ、声は“「リアルにものすごく近いところ”」を使ってイメージを立ち上げます。
例えば、同じ人が「初恋の想い出」をテーマに、文字で書くのと、声で録音するのとでは全然違うイメージがされるかもしれません。
文字では甘酸っぱさや切なさが修飾され、声では恥ずかしさや嬉しさ、今思い出したからこその後悔、などが付加されてくるかもしれません。それらを総合すると、「この人の初恋ってこんな感じだったのかな」と想像が文字だけ・音だけ以上にさらに膨らむ―といった表現の幅が生まれたら、それはまた面白いコンテンツだなと思います。
コンテンツを、自分の想像力も働かせながら楽しむことの没入感って、リアルとはまた違った面白みがあると思います。
でも、まだまだ実験段階
noteにおいて、さらにはコンテンツの世界において、音声がどんな面白さをもたらしてくれるかは、まだまだ実験段階です。
先日、新R25とも提携を発表しました。こちらは、企業が自社のコンテンツで音声を使ってできることを増やす仕掛けのひとつです。
今回のnoteとの提携は、個人のクリエイターの皆さまが、新たな発信方法を作る仕掛けのひとつです。自ら声で発信していなくても、誰かの声の発信をもとに、インスピレーションを得て、新たな創作が生まれるという、noteとVoicyの輪が広がることを願っています。
ひょっとすると、UIすら、音声の時代には変わっていくかも知れません。音声の時代の「ワクワク」をこれからも追求していきます。
パーソナリティさんだけじゃなくリスナーさんにもどんどんnoteにVoicyのスキな放送を貼って紹介してほしいです。
そして、ここからVoicyは更に音声コンテンツを面白くして、多くの場所から発信できるようにして、社会に新しい情報のインフラを作ります。一緒に働くメンバーをほんとにほんとに募集しています。
これからのVoicyに、引き続きご期待ください!
サポートも嬉しいですが、スキやシェア、パーソナリティさんへコメントなどVoicyの応援もらえたら嬉しいです!