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感謝④

感謝③のつづきです。

チームとしての方向性に疑問を感じ、改善の必要性を感じた私は、すこしずでも方向修正を図ろうと動きました。

当時週2か週1の練習しかなかったためコミュニケーションには限界があります。本当であれば練習に加えて練習試合を組み、【野球の技量・雰囲気・取り組む姿勢】などを実際に見て感じてもらい、練習でもコミュニケーションを添えて方向修正するのが1番説得力もあり浸透しやすいのですが、当時コロナウイルスの影響で対外試合が禁止でもあったため「1番の教材」となる練習試合ができない状況でした。

これに関してはできないのであれば仕方ありません。それ以外の方法でなにかはたらきかけない限り進まないのです。

今の時代であればLINEで発信なのかとも思いましたが、直接的すぎる。意見に対する集団への即効性はありますが、鋭すぎてしまう。受け取る側のことを考えるとLINEは私にはハードルが高すぎました。

それならなにか呼びかけというよりかは、「自分の空気」の中で「考え」や「ヒント」を発信してみたらどうなのか。ブログならいい意味でも、悪い意味でも「独り言」になるのです。相手が見てくれて、それを受けてどう感じるかどうか。自分の考えを強要をせずにただ提示することで賛成や反対というよりかは「気質」を作りたかったというのが狙いです。(見てたかは本当にわからん。)

また私自身「野球をする・勝ちたい野球部」をを望んでおり、話し合ったことで多くの選手も求めていることは一緒であったために思い切ってできたことでした。

2021年8月1日
ブログ(note)はじめてみた。|小川 大輝 Ogawa Daiki→これが初投稿。

そして次の投稿では「学生コーチ」になりたかった理由も投稿しました。
学生コーチになりました。|小川 大輝 Ogawa Daiki (note.com)

「学生コーチ」の投稿はこの時の「大学野球」「大学軟式野球」に対する希望と憧れ。自分が法政大学軟式で野球がしたかったけど入れなかったこと。日大に入って、学生コーチになぜなったのか。どんなチームを作りたいのか。すべてがこの時なりの言葉で詰まっていたはずです。

そんな感じでこのnoteをはじめから「出会い」もありました。

もともと大学軟式野球の関係者としてフォローさせていただいた法政大学軟式野球部Y沢さん(当時学生監督)とその直前に練習試合のやりとりをさせていただいてたこともあったのですが、たまたまこのnoteを見てなのか、ご厚意で練習を見学・お手伝いさせていただくことになったのです。

法政大学は六大学で確固たる強さをもった素晴らしいチームでした。もちろん野球の技能そして頭脳も高い、でも1番は同じ「学生主体」のチームとして「組織」が確立され、野球に対しての「主体性の高さ」「探求心」がとても高い、理想のチームだったのです。(だから浪人時代も志望したのですが。)

当時、大学軟式野球部に「学生コーチ」として入ってきた私は、今までの経験と書籍などでの研究はしていましたが、いつか限界がくると悩んでいました。自分はレギュラーとしてスーパープレイヤーでもなかったため見本を見せられる・経験をすべて語れるまででもなく、ただただなにものでもないのです。とにかく誰かからチームから「学ぶこと」を欲していました。

この8月前半という全日本選抜大会が半月後に控えた中で実際に第一線で指揮をとってらっしゃる方からお話を聞けるということ、その練習を見せていただくというのは最高の「学び」の機会です。とても緊張はしましたが、迷うわけなく練習にお邪魔させていただきました。

調布飛田給の暑い日に、数時間もお話をさせたいただいたのが懐かしい。

結果、それが大学生のチーム作りにおいてあの日に聞いたことすべてが土台になりました。

野球から言えば練習メニューの組み方・選手起用の仕方・采配、チーム作りの面では「組織として」のチーム作り。「組織力」。そのはじめとしての役職配置・リーダ配置。「自由」と「厳しさ」のバランスなどなど。

※あまり書いてもおもしろくありません。ここまでにしておきます。

最後は「自分の代になってからは遅い。今このような立場でやれているのだから、遠慮しないでどんどんやってみてほしい。それがいい結果に行ってもいかなくても自分のためにも今後のチームのためにもなるのだから。」と背中までも押してもらいました。

Yさんとの出会い。教え。この言葉があったかこそ、3年間折れずに走り抜けてきられたと思っています。

Yさんは僕が監督に就任した時も、ずっと気にかけてくださりこまめに連絡もくださりました。春リーグ戦を優勝したときはもちろん報告させていただき、遅い時間でもあったのに電話したいと言って直接「おめでとう!」と言ってくださったことは昨日のように覚えています。

感謝してもしきれない存在。大学でも「師匠」はできるのだな。

本当にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。

また同じステージで会えたら。。

感謝⑤へ続く。



























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