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寺活

いやな感じの夢をみて目が覚めた。
なぜか母がまだ生きていて、「でも、まだ死ぬかどうなんてわからないじゃないか!」
(口調…笑プペルみたからかしら)
って言った瞬間、母はもういないんだったって気付いた夢。
ぜつぼうすぎるめざめ笑

おまけに大切な本が、溶けていた。
ダリの「記憶の固執」の時計みたいで、ヒヤッとした。よかった夢で。


昨日のはなし。
図書館で借りた子どもクッキングの本から、さんたが「ぷるぷるプリン」を選んだので、つくりかたと材料を一緒に確認して、たまごと牛乳と生クリームの3つを買いにいくことにした。
車のなかでもさんたは本を見ているけれど、「今から買いにいく3つの材料なんだっけ」と聞いても、砂糖!とか、ばなな!とか別のものを答える笑

暗記は得意なはずなので、多分本のいろいろな刺激にひっぱられてるんだろう。

昔から、買い物にでかけるとすぐいなくなるタイプだった。10分の買い物が1時間を超えたりするから、さんたのいない時間にばたばた済ませることが多かったけれど、ある日ふと思いついて、さんたに買い物をお願いするようにしてから、買い物がスムーズになった。

今回も、「まずは、何買うんだっけー?」「よし、じゃあたまごから探そうー」と頼もしかった。

手先があまり器用でないので、砂糖をぴったり量ったり、牛乳をカップぴったりに注ぐのも、よい集中の練習になっているよう。
以前より上手になっていた。苦手意識って、経験値が足りてないだけというのがほとんどだと、大人になってあらためて思う。フタしてたら苦手なまんま。何回も繰り返しやったら大概できるようにはなるもんだ。
(自分に言い聞かせている)




午後から、お寺に行った。
とても大切な法要があって、さんたも魅入っていた。家でも、法要のまねをしてなかなか細かいところまでよく見ているし、何より読経を覚えていくのがはやい。一日に最低でも2回はお経をみずから唱えている。前世はお坊さんなのか…
子どもを見ていると、素直ってこういうことなんだと思う。目から耳から肌からスポンジのように染み込んで、丸呑みしちゃう。

今日も、濁り詰まりがすーっととけて、軽くなる。縛り上げているのはいつも自分。
お寺はいつも行くまでの距離に腰が重くなるけれど、行くだけで気持ちが柔らかく軽くなる。まさにマイパワースポット。はじめて行った時、こんな場所があるんだなぁと幸せなきもちになった。ありがたい。



デザートにアイスクリームをディッシャーで、まあるくよそって、あまった生クリームと佐藤錦をのせて、トッポを飾ろうと思っていたけれど、手巻き寿司だけでお腹いっぱいになった。さんたは何度いっても、いくらの入った器を抱えて流し込もうとする。

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